ライドアラウンド in south いばらきは、茨城県南部の土浦市、潮来市、かすみがうら市、行方市を自転車で巡りながら地域の魅力を発見できる位置情報アクティビティイベントです。2025年10月3日から2026年1月13日まで開催されており、日本で2番目に大きな湖「霞ヶ浦」を囲む4つのエリアをプレイフィールドとして、スマートフォンアプリを使ってスポットを巡りポイントを獲得できます。ナショナルサイクルルートに指定された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を中心に、起伏の少ない走りやすいコースが整備されているため、初心者から上級者まで幅広いサイクリストがポタリングを楽しめる環境が整っています。この記事では、イベントの詳細情報から各エリアの観光スポット、グルメ情報、レンタサイクル情報まで、霞ヶ浦周辺でサイクリングやポタリングを楽しむために必要な情報を詳しくお伝えします。

ライドアラウンド in south いばらきとは
ライドアラウンド in south いばらきは、茨城県南エリアで開催されているサイクリングイベントで、2025年10月3日から2026年1月13日までの期間で実施されています。このイベントは、土浦市、潮来市、かすみがうら市、行方市の4つの自治体が連携して開催する位置情報アクティビティで、自転車で街を巡りながら地域のディープな魅力を発見できる人気の企画となっています。
イベントの仕組みと楽しみ方
参加者はスマートフォンアプリ「TraVelo(トラベロ)」をダウンロードし、ユーザー登録とイベントへのエントリーを済ませるだけで、無料で参加できます。マップ上に表示されるスポットを自転車で巡り、各スポットでチェックインすることでポイントが貯まっていく仕組みです。獲得したポイントは通貨(コイン)として商品と交換することも可能で、ゲーム感覚で地域を巡る楽しさがあります。
このイベントの魅力は、ただ自転車で走るだけでなく、ディープな歴史や文化に触れられる点にあります。地元の商店や生産者との交流を通じて、通常の観光では出会えない「地域の奥行」を体験できます。まさに街をテーマパークのように遊べるのが大きな特徴です。
スペシャル1Dayイベントの開催実績
イベント5周年を記念して、2025年にはスペシャル1Dayイベントが2回実施されました。1回目は10月11日に開催され、64.8kmのコースでサイクルーズ乗船付きの内容でした。2回目は10月25日に開催され、58.5kmのヒルクライム要素があるコースが設定されました。これらの特別イベントでは、通常のライドアラウンドとは異なる特別な体験が提供されました。
賞品と特典について
4つあるMAPのうちいずれか1MAPを制覇した方の中から抽選で4名に、10,000円相当のお肉など豪華特産品がプレゼントされます。地域の特産品を獲得できるチャンスがあるため、すべてのスポットを回るモチベーションにもつながります。
つくば霞ヶ浦りんりんロードの魅力
つくば霞ヶ浦りんりんロードは、旧筑波鉄道の廃線敷と霞ヶ浦を周回する湖岸道路を合わせた全長約180kmのサイクリングコースです。2019年11月7日に国土交通省により第1次ナショナルサイクルルートに指定されました。「ビワイチ(琵琶湖一周)」や「しまなみ海道サイクリングロード」とともに、日本を代表するサイクルルートとして認定されています。
超ド平坦が最大の特徴
このコースの最大の特徴は「超ド平坦」であることです。140kmを走っても獲得標高は約300メートル程度しかなく、これはサイクリングコースとしては非常に珍しいことです。もともと鉄道の線路が敷かれていたところが道路になっているため、傾斜が少なく非常に走りやすくなっています。ルートを示す矢印がしっかりと整備されているため、道に迷う心配もなく安心して進むことができます。
起伏がほとんどないことから、初心者から上級者まで幅広いサイクリストが楽しめます。体力に自信のない方や、ポタリングでゆっくり景色を楽しみたい方にとって、理想的な環境が整っています。
霞ヶ浦一周「かすいち」コース
霞ヶ浦(西浦)を一周すると走行距離は約140kmです。高低差はほとんどなく、ずっと平坦な道が続きます。コースの北東部にある霞ヶ浦大橋を使うと、約33km短い91.5kmのショートカットコースで霞ヶ浦を一周することができます。
かすみがうら市が設定したオリジナルコースには、距離の異なる「かすいち」「かすいちmiddle」「かすいちmini」の3つが用意されています。「かすいちmini」は約65kmで、霞ヶ浦の魅力を手軽に楽しめます。西浦の北部を1周しつつ、内陸部のアップダウンを走るコースもあり、距離は短くても景色の変化に富み、立ち寄りスポットや食事処も満載です。
走行時の注意点とおすすめの方向
かすいちのコースは遮る物のない堤防上を走るため、風の影響を受けやすいという特徴があります。風の強い日は体力の消耗が激しくなるため、天候のチェックは欠かせません。補給のためのコンビニや飲食店はおおよそ10kmごとにありますが、多くはコースから離れているため、事前に補給ポイントを確認しておくことをおすすめします。
走行方向は左回りがおすすめです。一般道に出る場所で右回りだと道路を渡る必要があること、また左回りだとコースの後半で霞ヶ浦大橋でショートカットするかどうか選べるという利点があります。
土浦市のサイクリング環境と観光スポット
土浦市は霞ヶ浦周辺サイクリングの玄関口として、充実した施設が整備されています。東京から電車で最短49分というアクセスの良さも魅力です。
プレイアトレ土浦について
JR土浦駅ビルが生まれ変わって誕生したプレイアトレ土浦は、日本最大級の体験型サイクリングリゾートです。駅直結という好アクセスな立地にあり、つくば霞ケ浦りんりんロードのサイクリングを楽しむためのベースキャンプとして機能しています。
1階とB1階に位置する「りんりんスクエア土浦」は、茨城県が設置しアトレが運営を担う官民連携の施設です。駐輪場やコインロッカー、シャワールームなど、快適なサイクリングに欠かせないサービスを完備しています。イタリアの老舗自転車メーカーBianchiとコラボしたサイクルスタンド完備のサイクルカフェがあり、輪行講座やパンク修理講座などのワークショップも定期的に開催されています。
レンタサイクルと宿泊施設
SHIMANO製の電動アシスト機能を備えた自転車「E-bike」をレンタルでき、ロードバイクやクロスバイクも用意されています。ヘルメットやグローブのレンタルもあるため、初心者でも手ぶらで気軽にサイクリングを始められます。
2階と3階には「1時間早く駅に来たくなる日本一の駅の待合室」をテーマにしたレストランゾーンがあります。カフェやレストラン、中華など様々な料理が味わえ、キッズスペースなどお子様連れのための設備も整っています。
最上階にはサイクリスト向けの宿泊施設「星野リゾート BEB5土浦」があります。ゲストルームへの自転車持ち込みもOKで、愛車と一緒に宿泊できる珍しいホテルです。
りんりんポート土浦
りんりんポート土浦は、休憩スペース、サイクリスト向けのメンテナンススペースやシャワー室、約100台の駐車場等を備えた施設です。土浦駅から徒歩約10分の場所にあり、無料駐車場を備えたサイクリングの拠点施設として多くのサイクリストがここを起点に走り始めています。
亀城公園と土浦まちかど蔵
土浦の象徴でもある亀城公園は室町時代に築かれた土浦城址です。城塁が水に浮かぶ亀のように見えたことに由来するとされる土浦城の別名「亀城」から名付けられました。櫓門は城郭建築の遺構としては関東唯一のもので、県指定の文化財となっています。園内には芝生広場やブランコ等の遊具もあり、市民の憩いの場として親しまれています。明治32年に旧土浦藩の子爵土屋正直が土浦城本丸および紅葉馬場(約2.1ha)を公園用地として土浦町に寄贈しました。
土浦まちかど蔵「大徳」・「野村」は、江戸時代より土浦の商業の中心地として栄えた中城通りに位置します。旧水戸街道の宿場町として発展したこの界隈には、県指定の文化財や、寺社仏閣などの江戸情緒を残す建物が集積しています。まちかど蔵「大徳」は、江戸時代末期からの商家・呉服商「大徳」の見世蔵、袖蔵、元蔵、向蔵を改装したもので、観光案内所やおみやげ販売コーナーがあります。「土浦まちかど蔵 野村」の一角にはカフェがあり、明治25年に建造されたレンガ造りの蔵で、レトロな気分を味わいながらくつろぐことができます。
土浦市へのアクセス
JR常磐線特急「ときわ」「ひたち」を利用すると、東京駅から土浦駅まで約50分、上野駅から土浦駅まで約43分で到着します。常磐線サイクルトレインを利用すれば、上野駅から土浦駅間で自転車をそのまま列車に持ち込むことができます。輪行袋に入れる必要がないため、手軽にサイクリングを始められる点が大きな魅力です。
潮来市のサイクリング環境と観光スポット
潮来市は霞ヶ浦、北浦、北利根川に囲まれた水郷の町です。堤防沿いはサイクリングロードとして整備されており、アップダウンも少なく、女性や子供、年配の方まで走りやすい環境が整っています。
水郷潮来あやめ園の魅力
水郷潮来あやめ園には、多種のアヤメや花菖蒲が植えられ、初夏に見頃を迎えます。約500種100万株の色とりどりのあやめ(花菖蒲)が咲き誇り、5月下旬から6月下旬には「水郷潮来あやめまつり大会」が開催されます。花嫁さんが昔ながらの手こぎのろ舟で嫁ぐ「嫁入り舟」や、船頭さんが手こぎで操る「ろ舟遊覧」など、水郷の風情を感じられる風景や行事を楽しむことができます。
潮来水の郷ライドコース
おすすめのサイクリングコース「潮来水の郷ライド」は、距離28km、獲得標高104m、走行時間約2時間05分のコースです。水郷のまちとして名をはせる潮来エリアで、あやめ園や遊覧船など、季節に応じた親水スポットを巡るライドが楽しめます。コースには水郷潮来観光協会、道の駅いたこ、水郷トンボ公園、水郷北斎公園、蔵cafe氷菓ふわり、水郷潮来あやめ園、津軽河岸あと広場などが含まれています。
潮来市のレンタサイクル
JR鹿島線潮来駅の目の前にある水郷潮来観光協会でレンタサイクルが利用可能です。利用時間は9時30分から16時30分まで。シティサイクル10台とEバイク3台が用意されています。茨城県営の広域レンタサイクルの拠点にもなっており、乗り捨ても可能です。
かすみがうら市のサイクリング環境と観光スポット
かすみがうら市は霞ヶ浦の北西岸に位置し、豊かな自然と歴史的な観光資源に恵まれたエリアです。
歩崎公園の見どころ
歩崎公園は水郷筑波国定公園の中でも有数の景勝地です。展望台から望む三叉沖の眺めは、茨城百景や茨城の自然100選のひとつに数えられています。公園内には、畔の駅コハン(かすみがうら市交流センター)をはじめ、歴史博物館や水族館、あゆみ庵、民家園などがあり、観光帆引き船も操業されています。水族館脇には、霞ヶ浦に浮かぶ帆引き船がある風景や湖面風景の鑑賞、自然観察するための複合デッキがあります。
かすみがうら市交流センター
歩崎公園にある市民交流施設で、かすみがうらライドクエスト(サイクリング・各種イベント開催)、かすみキッチン(レストラン)、かすみマルシェ(販売店)の3施設が入っています。霞ヶ浦で捕れたレンコンやワカサギ等の料理を食べることができます。つくば霞ヶ浦りんりんロードの霞ヶ浦・北浦方面のコース沿いにあり、たくさんの自転車置き場があります。土浦市から霞ヶ浦大橋までの間で休憩できる場所はここだけのため、サイクリング中の食事休憩やお土産探しに最適です。
観光帆引き船について
霞ヶ浦の風物詩である帆引き船を使った漁法は、かすみがうら市(旧・佐賀村)に生まれた折本良平氏によって明治13年に考案されました。霞ヶ浦で初めて昭和46年に観光帆引き船として復活し、7月下旬から11月下旬までの毎週日曜日に操業しています。帆引き船は凧の原理を応用し、巨大な帆を張り、風の力を受けて船を横流しすることで水中の網を引く漁法で、シラウオやワカサギの漁に使われました。平成30年には「霞ヶ浦の帆引き網漁の技術」が国選択無形民俗文化財に選定されました。歩崎公園から歩いて1〜2分の歩崎桟橋が乗船場所で、帆引き船を見るための随伴船に乗船できます。乗船は2日前までの予約制です。
かすみがうら市水族館と歴史博物館
かすみがうら市水族館は、霞ヶ浦の淡水魚を中心に約100種類・1000匹を展示する地域密着型の水族館です。2024年のリニューアルで展示室が一新され、パノラマ水槽やタッチプールなど体験型の展示が充実しています。
歴史博物館は日本の城郭をイメージした景観が楽しめる博物館です。三重櫓の展示館では、地元の舟大工製作の帆引舟(2/3縮尺)や漁具、郷土の歴史資料等を展示しています。4階には360度霞ヶ浦・霞ヶ浦大橋・筑波山などを見渡せる展望台があり、天気の良い日には富士山も見ることができます。
かすみがうら市のレンタサイクル
かすみがうら市交流センターでは、1時間500円から気軽にレンタサイクルができます。クロスバイクや電動自転車、子供用のクロスバイクもレンタル可能で、誰でも気軽にサイクリングを楽しめます。15分200円で利用できるシャワー室も完備しています。
行方市のサイクリング環境と観光スポット
行方市は霞ヶ浦(西浦)と北浦の2つの湖に挟まれた地域で、豊かな農産物と独自の観光資源が魅力です。
霞ヶ浦ふれあいランド
霞ヶ浦大橋を見渡すことができる場所に位置しています。水について学べる水の科学館、高さ60メートルの場所から360度の絶景を楽しめる虹の塔、玉のミュージアム、夏の時期は水遊びもできる親水公園など、水にちなんだ施設が集まっています。普通自転車に加え、電動アシスト付きのE-バイクや二人乗りタンデム自転車の貸し出しも行っています。
道の駅たまつくり
霞ヶ浦大橋のたもとにある道の駅で、新鮮な地元の野菜や特産品、霞ヶ浦産の魚介類などが手に入ります。展望台からの霞ヶ浦の眺めも見どころの一つです。
らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ
「日本の農業をステキにしよう!」を合言葉に、廃校になった小学校をまるごとリフォームして誕生した、農業と食の体験型テーマパークです。行方市はさつまいもの日本有数の産地として知られています。2015年の秋に廃校となった小学校の校舎をリニューアルして建てられました。
施設内には、やきいもの歴史や魅力を楽しく学べる「やきいもファクトリーミュージアム」や、さつまいも収穫などの「季節の農業体験」、工場直売のおいもスイーツが並ぶ「ファーマーズマルシェ」などがあります。スイートポテト作りの体験教室も開かれており、自分だけの農園も持てます。地元野菜を使ったレストラン、ザリガニ釣りができる施設など、家族連れでもカップルでも一日楽しめます。
行方市観光物産館こいこい
アメリカナマズを使ったご当地バーガー「なめパックン」が注目の逸品です。霞ヶ浦で養殖されているアメリカナマズを使った珍しいハンバーガーで、地元ならではの味を楽しめます。霞ヶ浦の特産品を活かしたユニークなグルメが楽しめるスポットです。
行方市のサイクリングルート
2つの湖に挟まれた行方市の西岸に位置する霞ヶ浦では、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が整備されています。霞ケ浦のサイクリングコースを小美玉から潮来へ向かうルートでは、対岸には富士山や筑波山、牛久の大仏や東京スカイツリーも望めます。霞ケ浦に沈むダイナミックな夕日も必見です。
広域レンタサイクルと交通アクセス
霞ヶ浦周辺では、複数の自治体が連携した広域レンタサイクル事業が展開されており、サイクリストにとって非常に便利な環境が整っています。
茨城県広域レンタサイクル事業について
茨城県の広域レンタサイクル事業では、土浦市、つくば市、桜川市、阿見町、石岡市、かすみがうら市、行方市、潮来市、神栖市の9市町が連携し、全11ヶ所の施設で自転車の貸出を行っています。2日間以上連続で借りることができ、借りた施設以外に返却することも可能です。この柔軟なシステムにより、片道だけサイクリングを楽しんで別の場所で返却するといった使い方もできます。
主なレンタサイクル拠点
土浦駅東口サイクルステーション、かすみがうら市交流センター、霞ケ浦ふれあいランド(虹の塔)、水郷潮来観光協会などが主な拠点となっています。霞ケ浦ふれあいランドでは普通自転車に加え、電動アシスト付きのE-バイクや二人乗りタンデム自転車の貸し出しも行っています。
常磐線サイクルトレインの活用
常磐線サイクルトレインを利用すると、上野駅から土浦駅間で自転車をそのまま列車に持ち込むことができます。輪行袋に入れる必要がないため、手軽にサイクリングを始められます。東京方面からのアクセスが非常に便利で、自分の愛車で霞ヶ浦周辺を走りたいサイクリストにとって大きなメリットとなっています。
霞ヶ浦周辺のグルメ情報
サイクリングの楽しみの一つが、地元ならではのグルメを味わうことです。霞ヶ浦周辺には、湖の幸を活かした料理や特産品を使ったメニューが豊富にあります。
湖の幸を堪能できる場所
霞ヶ浦周辺では、新鮮なワカサギやレンコンなどの湖の幸を楽しめます。かすみがうら交流センター2階にある地産地消レストラン「かすみキッチン」では、市産の食材を使った様々な料理を楽しめます。ワカサギやシラウオ、川エビなど普段なかなか味わうことができない「湖の幸」を堪能できます。
ご当地バーガーとお土産
行方市観光物産館「こいこい」では、アメリカナマズを使ったご当地バーガー「なめパックン」が人気です。霞ヶ浦で養殖されているアメリカナマズを使った珍しいハンバーガーで、サイクリングの途中に立ち寄って味わいたい一品です。
土浦市はレンコンの生産量が日本一で、レンコンを使った様々な料理やお土産品があります。茨城県霞ヶ浦の名物グルメの中でも人気のあるれんこんサブレーは、土浦駅側に店を構える中村屋で購入できます。
さつまいもスイーツ
行方市のらぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジでは、工場直売のおいもスイーツが並ぶ「ファーマーズマルシェ」で新鮮なさつまいもを使ったスイーツを購入できます。行方市は日本有数のさつまいも産地であり、様々なさつまいも関連のお菓子や料理が楽しめます。
霞ヶ浦周辺の絶景スポット
霞ヶ浦周辺には、サイクリングの途中で立ち寄りたい絶景スポットが数多くあります。
天王崎公園
公園の下に自転車を止めて頂上へ登りきると、何も遮ることのない霞ヶ浦の大パノラマが広がります。気象条件が合えば太陽から光が伸びる不思議な写真を撮ることもできる、人気の撮影スポットです。
富士見塚古墳公園
全長80m、5世紀から6世紀に造られたとされる3つの古墳が並ぶ歴史公園です。この古墳は登ることができ、周囲がドーンと抜けて霞ヶ浦が一望できます。石段から登った墳丘からの霞ヶ浦と筑波山の眺望は格別で、歴史と絶景を同時に楽しめるスポットです。
富田湖岸線
霞ヶ浦と桜の間をサイクリングできるのが富田湖岸線です。春には桜並木が美しく、ベンチなども設置されているため、ゆっくり景色を見て休憩をしながら写真を撮ったり、食事をとることができます。
霞ヶ浦大橋周辺
霞ヶ浦大橋を見渡せる霞ヶ浦ふれあいランドや観光物産館こいこい周辺は、絶景撮影スポットとして人気があります。霞ケ浦に沈むダイナミックな夕日は必見で、多くのカメラマンやサイクリストが訪れます。
2025年から2026年の最新イベント・キャンペーン情報
霞ヶ浦周辺では、複数のサイクリング関連イベントやキャンペーンが開催されています。
現在開催中のイベント
ライドアラウンド in south いばらきは、2025年10月3日から2026年1月13日まで開催されています。土浦市、潮来市、かすみがうら市、行方市の4エリアを巡る位置情報アクティビティイベントです。
ナショナルサイクルルートスタンプラリーは、2025年4月18日から2026年3月8日まで実施されています。ナショナルサイクルルートを巡りながらスタンプを集めるイベントです。
サイクリングいばらきライドキャンペーンは、2025年11月14日から2026年3月1日まで開催されています。茨城県内のサイクリングを楽しむためのキャンペーンで、様々な特典があります。
つくば霞ヶ浦りんりんロード×旧草嶺環状線自転車道 W走破キャンペーンは、2025年5月24日から12月31日まで実施されています。つくば霞ヶ浦りんりんロードと台湾の旧草嶺環状線自転車道の両方のルートのWEB完走証を集めると、先着100名様にオリジナル完走証ケースがプレゼントされます。国際的な交流を促進するユニークなキャンペーンです。
ベストシーズンと服装のアドバイス
霞ヶ浦周辺でポタリングを楽しむ際の、おすすめの季節と服装について解説します。
おすすめの季節
霞ヶ浦のベストシーズンは、春から初夏(3月から6月)と秋(9月から11月)です。春は湖畔の桜やチューリップが満開となり、ポカポカ陽気の中で散策やサイクリングが楽しめます。5月下旬から6月下旬は潮来市の水郷潮来あやめまつりが開催され、約500種100万株の色とりどりのあやめを楽しめます。
秋は涼しく走りやすい気候です。7月下旬から11月下旬にはかすみがうら市で観光帆引き船が操業されています。2025年10月から2026年1月にかけては「ライドアラウンド in south いばらき」が開催されているため、この期間に訪れるのもおすすめです。
服装と持ち物のアドバイス
サイクリングの際は、動きやすい服装と、ヘルメットの着用をおすすめします。プレイアトレ土浦などではヘルメットやグローブのレンタルもあるため、手ぶらで訪れても問題ありません。
霞ヶ浦周辺は遮るものが少なく風の影響を受けやすいため、防風対策ができるウィンドブレーカーなどを持参すると安心です。また、日差しが強い季節はサングラスや日焼け止めも必要です。
初心者向けサイクリングガイド
初めて霞ヶ浦周辺でサイクリングを楽しむ方向けに、おすすめのコースやスタート地点の選び方を解説します。
初心者におすすめのコース
初心者には「かすいちmini」がおすすめです。約65kmで霞ヶ浦の魅力を手軽に楽しめます。また、霞ヶ浦大橋を使うショートカットコースであれば約90kmの距離で霞ヶ浦を一周できます。
さらに短いコースを希望する場合は、潮来水の郷ライドがおすすめです。距離28km、獲得標高104mと比較的短いコースで、初心者でも無理なく楽しめます。
スタート地点の選び方
土浦駅から徒歩約10分の「りんりんポート土浦」は無料駐車場を備えたサイクリングの拠点施設で、ここを起点に走り始める人が多いです。JR常磐線高浜駅の近くやJR鹿島線潮来駅にも茨城県営の乗り捨て可能なレンタサイクルがあるので、そこからスタートするのもおすすめです。
休憩ポイントの確認
土浦市から霞ヶ浦大橋までの間で休憩できる施設はかすみがうら市交流センターのみです。事前に休憩ポイントを確認しておくことが大切です。コンビニや飲食店はおおよそ10kmごとにありますが、コースから離れている場合もあるため注意が必要です。補給食や飲み物は多めに持参することをおすすめします。
霞ヶ浦の自然と歴史的背景
霞ヶ浦は日本で2番目に大きな湖として知られ、水郷筑波国定公園に指定されている豊かな自然環境を有しています。
水郷筑波国定公園について
霞ヶ浦などの水郷地域や、筑波山地域などの豊かな自然や風景が水郷筑波国定公園として指定されています。鹿島神宮に代表される歴史的・文化的資産など、様々な地域の魅力を楽しむことができます。サイクリングをしながら、こうした自然や歴史に触れられるのが霞ヶ浦周辺の大きな魅力です。
帆引き船の歴史
霞ヶ浦の風物詩である帆引き船は、明治13年に折本良平氏によって考案されました。凧の原理を応用し、巨大な帆を張って風の力を受けて船を横流しすることで水中の網を引く独特の漁法です。シラウオやワカサギの漁に使われ、昭和46年に観光帆引き船として復活しました。平成30年には「霞ヶ浦の帆引き網漁の技術」が国選択無形民俗文化財に選定され、日本の伝統的な漁業文化として高く評価されています。
旧筑波鉄道の歴史
つくば霞ヶ浦りんりんロードは、もともと筑波鉄道という鉄道路線の廃線敷を活用しています。鉄道の線路が敷かれていた場所が道路になっているため、傾斜が少なく非常に走りやすいのが特徴です。こうした歴史的な背景を知りながらサイクリングすると、より一層楽しめます。
まとめ
ライドアラウンド in south いばらきは、茨城県南部の土浦市、潮来市、かすみがうら市、行方市を自転車で巡りながら地域の魅力を発見できる素晴らしいイベントです。2025年10月3日から2026年1月13日まで開催されており、スマートフォンアプリを使って各スポットを巡りポイントを獲得する位置情報アクティビティとして、多くのサイクリストに楽しまれています。
ナショナルサイクルルートに指定されている「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を中心に、起伏の少ない走りやすいコースが整備されており、初心者から上級者まで幅広い層がポタリングを楽しめます。各エリアには歴史的な観光スポット、美しい自然景観、地元ならではのグルメなど、魅力的なコンテンツが満載です。
プレイアトレ土浦をはじめとする充実したサイクリング施設、広域レンタサイクルシステム、常磐線サイクルトレインなど、サイクリストをサポートする環境も整っています。東京から電車で最短49分というアクセスの良さも魅力です。
2025年から2026年にかけては、ライドアラウンド in south いばらきのほかにも、ナショナルサイクルルートスタンプラリーやサイクリングいばらきライドキャンペーンなど、様々なイベントやキャンペーンが開催されています。この機会に霞ヶ浦周辺のポタリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。自転車で巡ることで、車では見逃してしまうような地域の魅力を発見できるはずです。









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