新温泉町・七釜温泉発!日本海絶景Eバイクポタリングコース完全ガイド

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新温泉町の七釜温泉を拠点に、日本海の絶景を巡るEバイクポタリングコースが注目を集めています。新温泉町は兵庫県の最北西端に位置し、ユネスコ世界ジオパークに認定された山陰海岸の雄大な景観と源泉かけ流しの温泉、そして松葉ガニや但馬ビーフといった極上グルメを一度に楽しめる町です。電動アシスト付きのEバイクを使ったポタリングコースでは、体力に自信がない方でも海岸線のアップダウンを気軽にクリアでき、七坂八峠展望台からの日本海パノラマや浜坂サンビーチの白い砂浜、北前船の歴史が息づく諸寄港など、数々の絶景スポットを約3時間で巡ることができます。

この記事では、七釜温泉発のEバイクポタリングコースの詳細やコース沿いの日本海絶景スポット、温泉やグルメ情報、アクセス方法まで、新温泉町でのEバイクポタリングを検討している方に向けて詳しくご紹介します。

目次

新温泉町とは?温泉と日本海絶景が魅力の兵庫県最北西端の町

新温泉町は兵庫県美方郡に位置し、西は鳥取県に接し、北は日本海に面した近畿地方の最北西端にあたる町です。海岸線は山陰海岸国立公園に指定されているほか、「但馬御火浦(たじまみほのうら)」の名称で国の名勝および天然記念物にも指定されており、自然豊かな地域として知られています。内陸部は1000メートル級の山々に囲まれ、海と山の両方の恵みを享受できる環境が整っています。京都市からは車で約3時間、鳥取砂丘からは車でわずか約30分というアクセスの良さも魅力のひとつです。

新温泉町の最大の特徴は、町名にもなっている「温泉」にあります。町内には湯村温泉、浜坂温泉、七釜温泉という3つの異なる泉質の温泉が存在し、温泉のはしごが楽しめる全国的にも珍しい町として人気を集めています。湯村温泉は炭酸水素塩泉、浜坂温泉は塩化物泉、七釜温泉は硫酸塩泉と、それぞれ泉質が異なるため、一度の旅行で3種類の温泉を堪能できるという贅沢な体験が待っています。

七釜温泉の魅力 ― 源泉かけ流しの名湯とEバイクポタリングの拠点

七釜温泉は、昭和30年(1955年)に井戸を掘っていた際に偶然発見された温泉です。その後、昭和36年(1961年)に本格的な源泉の掘削が行われ、地下238メートルの深さから46.5度の温泉が湧き出しました。以来、素朴な湯治場として地元の人々に愛されてきた歴史があります。

泉質はナトリウムやカルシウムを含んだ硫酸塩泉で、「こたついらずの温泉」という愛称で親しまれています。入浴後も体がぽかぽかと温まり続けるのが特徴で、冷えが気になる方に特に喜ばれている温泉です。

「七釜(しちかま)」という地名の由来には複数の説があります。かつて入り江だったこの地の海岸で塩をたいた釜が七つあったとする「塩釜説」、点在する墳墓が釜のように見えたことから名付けられたという「古墳説」、水の沸く所を「カマ(釜)」と呼ぶことに由来する「湧水地説」など、いずれも土地の歴史と自然が深く結びついた興味深いものです。

七釜温泉を代表する施設が、日帰り温泉「ゆ~らく館」です。平成17年(2005年)7月にオープンしたこの施設では、約53度の源泉を100パーセントかけ流しで楽しむことができます。「七釜」の名前に由来する大釜風呂をはじめ、石風呂、桧風呂、露天風呂など、バラエティに富んだ湯船が用意されています。営業時間は9時から22時で、一般受付は21時15分に終了します。定休日は第一水曜日と第三水曜日ですが、祝日の場合は営業しています。料金は大人(中学生以上)700円、子供(3歳以上)400円で、所在地は兵庫県美方郡新温泉町七釜524です。

このゆ~らく館がEバイクポタリングの拠点としても活用されています。ポタリングで心地よい汗を流した後に源泉かけ流しの温泉に浸かるという贅沢な体験は、七釜温泉ならではの楽しみ方です。

Eバイクポタリングとは?初心者でも楽しめる新しい自転車旅のスタイル

ポタリングとは和製英語で、距離も速度も気にせず、散歩するようにのんびりと自転車で走ることを指します。「ポタ」や「ゆるポタ」とも呼ばれ、歩くよりも遠くまで楽に速く行けるのが特徴です。気分次第で距離を伸ばしたり方向転換したりと、自由に行動できるのが最大の魅力となっています。

そのポタリングに、Eバイク(電動アシスト付きスポーツ自転車)を組み合わせることで、さらに楽しみの幅が広がります。Eバイクとは、ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクなどのスポーツタイプの自転車に、電動アシスト用の専用ドライブユニットを搭載したものです。

Eバイクの最大のメリットは、体力差をカバーしてくれる点にあります。初心者や女性、シニア世代など体力に不安がある方でも、まるで後ろから誰かが押してくれるような感覚でパワフルにアシストしてくれるため、安心してサイクリングを楽しむことができます。交差点などでのゼロ発進がスムーズで、時速20キロ程度まではスムーズに加速できるほか、今まで登ることが難しかったような急坂も楽々クリアできます。初心者でも斜度30パーセント程度の急坂を登り切ることが可能とされています。

坂道が容易にクリアできると気持ちに余裕が生まれ、坂道を気にしない自由な散策が可能になります。新温泉町のように海岸線沿いにアップダウンが続くコースでは、この恩恵は特に大きいと言えます。また、Eバイクはカップルや家族連れにも最適で、体力に差があるメンバー同士でもアシスト機能がその差を埋めてくれるため、全員が同じペースで走ることができます。

七釜温泉発Eバイクポタリングコースの全貌と料金・予約情報

七釜温泉のゆ~らく館では、地元ガイド付きのEバイクポタリングプランが用意されています。このプランは七釜温泉の旅館宿泊者限定で、実施時期は4月から10月までです。料金は各宿泊プラン料金に追加で1名6,000円(税込)となっており、Eバイクのレンタル、ガイド料、ヘルメット、リュックの無料貸出が含まれています。実施時間は、チェックイン後の15時30分から18時30分、またはチェックアウト後の9時30分から12時30分のいずれかを選ぶことができ、時期によって前後する場合もあるため事前に相談することも可能です。

主要なコースは2つ用意されています。

日本海海岸線コース(約24キロメートル・約3時間)

ユネスコ世界ジオパークに認定された雄大な日本海の海岸線を走るメインコースです。浜坂サンビーチ、諸寄海岸、居組海岸という3つの美しい海岸を巡ることができます。浜坂サンビーチは山陰海岸国立公園内にある美しい海水浴場で、澄んだ海と白い砂浜が広がっています。諸寄海岸は風待ちの港として知られた歴史ある海岸で、穏やかな入り江の景観が美しいスポットです。居組海岸はかつて北前船の寄港地として栄えた港で、独特の地形を見ることができます。

コースのハイライトは七坂八峠展望台からの眺望です。居組港や東浜の絶景を一望でき、日本海に沈む美しい夕日を眺めることもできます。さらに、あじわら小径という川沿いの屋敷群を散策する散歩道も含まれており、海の景観だけでなく町の歴史的な風情も楽しめる構成となっています。

浜坂・諸寄コース(約14キロメートル・約2時間)

美しい海岸線を気軽に満喫できる比較的コンパクトなコースです。体力に自信がない方や短い時間で楽しみたい方におすすめです。

2つのコースの主な違いは以下の通りです。

項目日本海海岸線コース浜坂・諸寄コース
距離約24キロメートル約14キロメートル
所要時間約180分(約3時間)約120分(約2時間)
特徴七坂八峠展望台を含む本格コース気軽に海岸線を楽しめるコース

どちらのコースも地元を知り尽くしたガイドが同行するため、地図やガイドブックには載っていない穴場スポットや地域の歴史・文化についての解説を聞きながら走ることができます。単なるサイクリングではなく、新温泉町の魅力を深く知ることができる体験型のプログラムです。

ポタリングコース沿いの日本海絶景スポット

七坂八峠展望台 ― 日本海のパノラマを一望できる絶景ポイント

鳥取県と兵庫県の県境に位置する七坂八峠(ななさかやとうげ)は、古くから交通の要所であり難所でもあった峠道です。兵庫県新温泉町の町道七坂八峠線沿いにある展望台からは、居組港や東浜の絶景を見渡すことができます。展望台には駐車場のほか、ベンチとカメラ台を設置した展望スペースがあり、かつて北前船の寄港地であった居組港や不動山など、居組海岸の全景を一望できます。数台分の無料駐車場も完備されています。

この展望台に至る道路は、180度の半回転カーブが複数回続く独特のワインディングロードとなっています。高速道路の開通以降はスルーされやすくなり、人が少ない穴場スポットとなっています。Eバイクであれば、このワインディングロードの急な上り坂も電動アシストの力で難なくクリアでき、展望台からの絶景を気軽に楽しむことができます。居組駅出口から徒歩約11分、車で居組インターチェンジから3分の場所にあります。山陰海岸ジオパークのトレイルコースとしても設定されており、全長5.8キロメートル、目安歩行時間130分、高低差約115メートルのハイキングコースとしても楽しめます。

但馬御火浦 ― 国の名勝・天然記念物の壮大な岩礁海岸

但馬御火浦は、1934年(昭和9年)に国の名勝および天然記念物に指定された、香美町と新温泉町にまたがる約8キロメートルの岩礁海岸です。「御火浦」という地名は漁火に由来するとされています。日本海の荒波によって彫刻された断崖絶壁、海食洞、柱状節理、岩脈、そして岩礁が連続する壮大な景観は、まさに自然の芸術品です。中でも世界最大級の洞門「釣鐘洞門」は特に著名で、訪れる人を圧倒する迫力を持っています。

この一帯ではかつてこの地で起きた火山活動の痕跡や海食地形を観察することができます。地層の露出した海岸線では、日本海形成の成り立ちがわかる地層が順次観察でき、地学的にも非常に貴重なエリアです。主な見どころとしては、高さ60メートル、周囲約1キロメートルの大島があり、無数に発達した柱状節理の景観が圧巻です。三尾湾は花こう岩の小島や岩壁が美しい景観を作り出し、海藻や魚介類が豊かな海域公園となっています。獅子ノ口は、日本海拡大初期に噴出した溶岩が複数枚重なり、その間の部分が赤色に酸化してさらに侵食され空洞になっている様子が獅子の口を思わせることから名付けられた奇岩です。

海岸沿いの道路からもこれらの景観を見ることができますが、遊覧船や海上タクシーに乗って海から眺めるのがおすすめです。Eバイクポタリングと組み合わせて、陸と海の両方から絶景を楽しむプランも可能です。

浜坂県民サンビーチ ― 白い砂浜と澄んだ日本海

山陰海岸国立公園(世界ジオパーク認定)の中にあり、美しい景色と澄んだ海が自慢の海水浴場です。白い砂浜が広がり、夏には多くの海水浴客で賑わいます。浜坂海岸は三列の砂浜帯からなり、直線的で比較的広々とした海岸を防砂林・防風林の松林が包んでいます。ポタリングの途中で立ち寄り、波の音を聞きながらひと休みするのに最適なスポットです。春や秋のオフシーズンには人も少なく、海を眺めてリフレッシュするのにぴったりです。

山陰海岸ジオパーク ― Eバイクで巡る2500万年の地球の歴史

新温泉町の海岸線は、山陰海岸ジオパークの一部として、ユネスコ世界ジオパークに認定されています。山陰海岸ジオパークとは、山陰海岸国立公園を中核とし、約2500万年前の日本海形成から現在に至るまでの多様な地質や地形が存在するエリアのことです。

新温泉町・浜坂エリアのジオサイトは、「久斗川渓谷周辺」「但馬御火浦周辺」「浜坂周辺」「浜坂西海岸周辺」の4つのエリアに分かれています。それぞれに固有の地質学的な見どころがあり、Eバイクで巡ることで効率よく複数のジオサイトを訪れることができます。浜坂周辺では、日本海からの荒波と季節風によって砂が岸田川の河口部付近に堆積して砂丘が形成され、その上に街が成立した過程を知ることができます。また、浜坂温泉郷は昭和33年に掘抜井戸の掘削中に発見された七釜温泉をきっかけに、次々と温泉が発見された比較的新しい温泉群であり、地下の地質構造と温泉の関係を学ぶこともできます。浜坂礫岩層もジオサイトのひとつとして紹介されており、この地域の地質学的な歴史を物語る貴重な露頭が観察できます。

山陰海岸ジオパーク館は、これらの地質学的な魅力を学ぶための施設です。館内には山陰海岸の地層をわかりやすく解説した模型をはじめ、玄武岩、安山岩、凝灰岩など多種多様な岩石が展示されています。JR山陰本線浜坂駅から徒歩約20分(約1.3キロメートル)の場所にあり、入館料は無料です。ポタリングの途中に立ち寄れば、走りながら見てきた岩石や地形の成り立ちをより深く理解できます。

Eバイクポタリングで山陰海岸ジオパークを巡ることの最大の魅力は、車では通り過ぎてしまうような小さな入り江や岩場にも気軽に立ち寄れる点です。自転車のスピード感は、歩くには遠すぎ、車では速すぎる場所をちょうど良いペースで巡ることを可能にしてくれます。地元ガイドの解説を聞きながら、2500万年の地球の歴史を感じる旅は、ほかでは味わえない特別な体験です。

諸寄港と北前船の歴史 ― Eバイクポタリングで巡る日本遺産の港町

Eバイクポタリングコースで立ち寄る諸寄(もろよせ)は、狭い入り口から内部に広がる天然の良港で、江戸時代から北前船の寄港地として栄えた歴史ある港町です。2018年(平成30年)5月には、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」に追加認定されました。

北前船とは、江戸時代から明治時代にかけて大阪から北海道を日本海回りで往来した商船のことで、「動く総合商社」と例えられるほど多種多様な商品を扱い、各地の人や文化の交流を促しました。諸寄には、中藤田家(網干屋)、東藤田家、道盛家(千原屋)などの有力船主がおり、航海安全と商売繁盛を祈願する為世永(いよなが)神社や廻船問屋の建物など、風待ち港として栄えた時代の痕跡が今も残されています。

北前船は商品とともに各地の文化を運び、諸寄地区をはじめ周辺地域の人々に大きな影響を与えました。この文化的交流の影響もあり、諸寄地区からは明治の歌人・前田純孝や日本画家・谷角日沙春など、多くの文化人や画家が輩出されています。

Eバイクで諸寄の町並みを走ると、かつての繁栄を物語る古い建物や石垣、神社の佇まいに出会うことができます。ガイドの解説を聞きながら、江戸時代の船乗りたちが風待ちをしていた港町の風情を感じるのは、このポタリングならではの体験です。諸寄海水浴場は遠浅の海で透明度が高く、エメラルドグリーンの海が広がっています。「枕草子」などの和歌にも登場する名勝地であり、ポタリングの途中で立ち寄って海岸散策を楽しむのもおすすめです。

新温泉町の季節ごとの楽しみ方とグルメ情報

新温泉町は四季を通じて楽しめる町です。Eバイクポタリングの実施時期は4月から10月ですが、それ以外の季節にも訪れる価値は十分にあります。

春(3月から5月)は穏やかな気候の中でのポタリングに最適な季節です。海岸線を彩る新緑と青い日本海のコントラストが美しく、グルメでは2月から5月にかけて水揚げ量日本一を誇るホタルイカが旬を迎えます。幻想的な青白い光を放つホタルイカは、刺身、酢味噌和え、天ぷらなど様々な調理法で楽しめます。

夏(6月から8月)は海水浴シーズンと重なり、浜坂サンビーチをはじめとする海岸は多くの人で賑わいます。Eバイクポタリングの夕方コースを選べば、七坂八峠展望台から日本海に沈む壮大な夕日を眺めることができます。暑い日でもEバイクなら風を切って走ることで涼しく感じられ、ポタリング後の温泉が格別のご褒美となります。白イカやアゴ(トビウオ)など夏ならではの海の幸も楽しめます。

秋(9月から10月)は気温が下がり始め、ポタリングにとって最も快適な季節です。紅葉と日本海の組み合わせは写真映えも抜群で、10月末のポタリングシーズン終盤には、やがて訪れる松葉ガニシーズンへの期待も高まります。

冬(11月から2月)はEバイクポタリングの休止期間となりますが、新温泉町の冬は食の宝庫です。11月から3月にかけては松葉ガニとセコガニが解禁となり、山陰有数の漁業基地・浜坂港から水揚げされたばかりの新鮮なカニを堪能できます。刺身、焼きガニ、カニすき、ゆでガニなど、松葉ガニのフルコースは格別です。七釜温泉の旅館では料理にこだわった宿も多く、水揚げされたばかりの海の幸を最高の状態で提供しています。

通年で楽しめるグルメとしては、高級ブランド牛の但馬ビーフがあります。但馬牛は神戸ビーフや松阪牛のルーツともされる名牛で、きめ細やかなサシが入った上質な霜降り肉は絶品です。浜坂の地えびやハタハタなど、日本海ならではの海の幸も年間を通じて楽しめます。

海からの絶景体験 ― SUPと海上タクシーでEバイクポタリングをさらに満喫

Eバイクポタリングで陸からの絶景を楽しんだ後は、海からのアクティビティも組み合わせることでより充実した旅になります。新温泉町では、SUP(スタンドアップパドルボード)体験や御火浦海上タクシーなど、海のアクティビティも充実しています。

諸寄海水浴場では、山陰海岸ジオパークの絶景を水上から楽しむSUP体験が用意されています。「ジオsen.s(センテンス)但馬因幡探求クラブ」というガイド団体が運営しており、スタッフは全員新温泉町在住で、現地の自然環境や地質に精通したガイドによるツアーが楽しめます。代表は新温泉町に生まれ育ち、40歳の夏にSUPから見た新温泉町の景色に感動して活動を開始したという方です。地形や地質にとどまらず、磯の生き物や動植物など幅広い解説を受けながら、透明度の高い海で水上散歩を楽しむことができます。

御火浦海上タクシーでは、国の名勝・天然記念物に指定された但馬御火浦のダイナミックな景観を観光船で巡ることができます。陸上からは見ることのできない断崖絶壁や海食洞、世界最大級の釣鐘洞門などを間近に眺める迫力ある体験は、ポタリングとはまた異なる感動を与えてくれます。2泊以上の旅程であれば、1日目にEバイクポタリングで陸からの絶景を楽しみ、2日目にSUPや海上タクシーで海からの絶景を体験するという贅沢なプランが実現できます。

道の駅「山陰海岸ジオパーク 浜坂の郷」― ポタリングの立ち寄りスポット

Eバイクポタリングの途中でぜひ立ち寄りたいのが、道の駅「山陰海岸ジオパーク 浜坂の郷」です。地元の新鮮な農産物や海産物、お土産品が揃うほか、地域の観光情報を入手することもできます。ポタリングの途中で軽食をとったり、地元の特産品を購入したりするのに便利なスポットとなっています。新温泉町の魅力を凝縮したような施設であり、旅の思い出の品を探すにも最適です。

湯村温泉 ― 新温泉町で楽しむもうひとつの名湯

Eバイクポタリングの拠点は七釜温泉ですが、新温泉町を訪れたなら湯村温泉にも足を運びたいところです。嘉祥元年(848年)に慈覚大師によって開湯されたと伝わる歴史ある温泉地で、源泉「荒湯」からは98度の熱湯が毎分470リットルも湧出しています。

荒湯では、湧き出る高温の温泉を利用して卵や野菜を茹でる「荒湯たまご」体験が人気です。温泉街の風情ある街並みを散策しながら、足湯に浸かり、湯けむりに包まれるひとときを過ごすことができます。泉質は炭酸水素塩泉で、七釜温泉の硫酸塩泉とは異なる肌触りを楽しめます。温泉のはしごをして、異なる泉質の違いを体感するのも新温泉町ならではの楽しみ方です。

新温泉町へのアクセスとEバイクポタリングの予約方法

新温泉町へのアクセスは、車の場合、京都市から約3時間、大阪市から約3時間半、鳥取市から約1時間です。鳥取砂丘からは車でわずか約30分と近い距離にあります。公共交通機関を利用する場合は、JR山陰本線の浜坂駅が最寄り駅となり、京都からは特急列車を利用して城崎温泉駅で乗り換えるルートが一般的です。

Eバイクポタリングプランを利用する際は、七釜温泉の旅館への宿泊予約が必要です。実施時期は4月から10月で、実施時間はチェックイン後またはチェックアウト後の約3時間です。料金は1名6,000円(税込)で、レンタルバイク、ガイド料、ヘルメット、リュックの貸出が含まれます。予約や問い合わせは七釜温泉ゆ~らく館で受け付けています。

おすすめの旅行プランとしては、1泊2日の場合、初日の午後にチェックインしてEバイクポタリングの夕方コースを楽しみ、夕日を眺めた後は旅館で新鮮な海の幸を堪能し、七釜温泉で疲れを癒します。2日目はチェックアウト後に午前のコースを楽しむか、湯村温泉や山陰海岸ジオパーク館を訪れるなど、のんびりと観光を満喫するという流れがおすすめです。2泊3日の場合は、初日にEバイクポタリング、2日目に遊覧船や海上タクシーで但馬御火浦を海から眺め、3日目に湯村温泉巡りと道の駅での買い物を楽しむというプランも魅力的です。

Eバイクポタリングを快適に楽しむための準備と心得

Eバイクポタリングをより快適に楽しむために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。

服装については、動きやすいカジュアルな服装で問題ありません。本格的なサイクルウェアは不要です。ただし、海岸線は風が強い日もあるため、ウインドブレーカーなどの防風着があると安心です。日差しが強い日はサングラスや日焼け止めも忘れずに準備しましょう。

持ち物については、ヘルメットとリュックはレンタルに含まれているので、カメラやスマートフォン、飲み物、タオルなどの基本的なものがあれば十分です。途中で休憩スポットもあるため、大量の荷物を持つ必要はありません。

写真撮影については、七坂八峠展望台や各海岸など、フォトジェニックなスポットが多いため、カメラやスマートフォンの充電を十分にしておくことをおすすめします。ガイドがベストな撮影ポイントを教えてくれるので、素晴らしい写真を残すことができます。

安全面については、Eバイクは通常の自転車よりもスピードが出やすいため、特にカーブや下り坂ではスピードの出しすぎに注意が必要です。ガイドの指示に従い、安全にポタリングを楽しみましょう。新温泉町の日本海絶景Eバイクポタリングコースは、雄大な自然と歴史、温泉とグルメが融合した、ほかでは味わえない特別な旅の体験です。Eバイクの電動アシストがあるからこそ、体力や年齢に関係なく、誰もがこの素晴らしい海岸線の魅力を存分に楽しむことができます。

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