霞ヶ浦ポタリングは、初心者でも気軽に楽しめる日本有数のサイクリングスポットです。茨城県の霞ヶ浦を周回する「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、2019年11月にナショナルサイクルルートに指定され、全長約180kmの平坦なコースが整備されています。サイクリングいばらきライドキャンペーンでは、いばらき漫遊ライドやいばらきK1ライド2025といった多彩なイベントが開催されており、初心者向けのビギナーライドコース(40〜50km)も用意されています。都心から電車で約50分、車で約1時間というアクセスの良さに加え、レンタサイクルや常磐線サイクルトレインを利用すれば手ぶらでもサイクリングを楽しむことができます。この記事では、霞ヶ浦でのポタリングを検討している方に向けて、サイクリングいばらきライドキャンペーンの詳細や初心者向けコースの選び方、アクセス方法、おすすめスポットまで詳しくご紹介します。

つくば霞ヶ浦りんりんロードとは
つくば霞ヶ浦りんりんロードとは、旧筑波鉄道の廃線敷と霞ヶ浦を周回する湖岸道路を合わせた全長約180kmのサイクリングコースです。霞ヶ浦は琵琶湖に次いで日本で2番目に大きな湖であり、全国第2位の面積を誇るこの湖と、日本百名山に名を連ねる筑波山をダイレクトにつなぐルートとなっています。14市町村にまたがるこのコースは、2019年11月にビワイチ(琵琶湖一周)やしまなみ海道サイクリングロードとともにナショナルサイクルルートの第一弾として指定されました。
このコースの最大の特徴は、起伏がほとんどなく平坦であることです。関東平野のゆったりと穏やかな平地が中心となっているため、初心者でもロングライドを安心して楽しむことができます。水郷筑波国定公園に指定されている霞ヶ浦などの水郷地域や筑波山地域などの豊かな自然や風景を眺めながら、鹿島神宮に代表される歴史的・文化的資産など、様々な地域の魅力に触れることができます。
アクセス面でも非常に優れています。電車を利用すれば東京駅から約50分、車でも都心から約1時間でサイクリングを楽しめるエリアに到着できます。首都圏から気軽に訪れることができる距離感は、週末のサイクリングスポットとして最適です。
サイクリングいばらきライドキャンペーンの概要
茨城県では、サイクリングを通じた観光振興と地域活性化を目的として、様々なキャンペーンやイベントを開催しています。ここでは、現在実施されている主なキャンペーンについてご紹介します。
いばらき漫遊ライドとは
いばらき漫遊ライドとは、「いばらきモデルルートライドプラン」に設定された3エリア、全9コースの完走を目指す期間型のイベントです。参加者は「TraVelo」アプリを使用してコースMAPで進行方向を確認しながら走行し、途中の「ご当地スポット」にチェックインしたり、完走ミッションをクリアして達成カードを集めたりすることができます。
完走特典として、茨城の特産品が用意されています。常陸牛A5サーロインステーキ、常陸の輝き豚お肉のセット、奥久慈しゃも正肉1羽セット、あんこう鍋セット、筑波ハムこだわりセットなど、魅力的な賞品が各先着6名様に当たります。抽選は毎月月末に実施され、早くたくさん走るほど当選確率がアップするシステムとなっています。
ナショナルサイクルルートスタンプラリーの開催期間
ナショナルサイクルルートスタンプラリーは、2025年4月18日から2026年3月8日まで開催されています。つくば霞ヶ浦りんりんロードを含むナショナルサイクルルートを巡りながら、各地のスタンプを集めることができるイベントです。
ライドアラウンドin south いばらきの詳細
ライドアラウンドin south いばらきは、2025年10月3日から2026年1月13日まで開催されるイベントです。茨城県南部エリアを自転車で巡ることができ、地域の魅力を再発見する機会となっています。
いばらきK1ライド2025の内容
いばらきK1ライド2025は、「LAKEtoLIKE-霞ヶ浦からいばらきを好きになる-」をキーワードに開催されるサイクリングイベントです。ナショナルサイクルルートにも選ばれている「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を舞台に、2025年11月30日(日)に開催されました。霞ヶ浦総合公園体育館前広場がスタートとゴール地点となりました。
このイベントでは、参加者のレベルに応じた複数のコースが設定されています。ロングライド126km(定員1,000名)、ミドルライド94km(定員530名)、ハーフライド57km+サイクルーズ(定員35名)、サイクルーズ+ハーフライド55km(定員35名)、ビギナーライド40から50km(定員100名)といったラインナップです。
ビギナーライドは、初めての方や体力に自信がない方でも気軽に挑戦できるライトなコースとなっています。エイドステーションの予定地点として、美浦村週末カフェ、和田公園、天王崎公園、高須崎公園、大井戸湖岸公園、かすみキッチンなどが設置され、つくば霞ヶ浦りんりんロード沿線の各市町村の特産品が振舞われました。
いばらきK1ライドなどのイベントは競技会ではなく、茨城県を代表する湖「霞ヶ浦」の自然と景観を、思い思いのペースで楽しみながら走るサイクリングイベントです。交通規制は行われないため、交通ルール及び大会規則を守り、安全に走行することが求められます。
初心者向けおすすめコースの選び方
霞ヶ浦でのサイクリングには、初心者から上級者まで楽しめる複数のコースが用意されています。ここでは、各コースの特徴を詳しくご紹介します。
かすいちとは何か
かすいちとは、霞ヶ浦を一周するサイクリングコースで、かすみがうら市オリジナルのルートです。起伏はほとんどなく、初心者から上級者まで幅広いサイクリストが楽しめます。距離の異なる複数のコースが用意されているため、自分の体力や経験に合わせて選ぶことができます。
かすいちフルコース約140kmの特徴
かすいちフルコースは、霞ヶ浦を完全に一周する約140kmのルートです。スピードとスタミナを兼ね備えたライダーであれば4時間程度で完走できますが、ロードバイク初心者や体力に自信がない方には厳しいコースです。初心者の場合は途中で一泊するか、ショートコースを選ぶことをおすすめします。
かすいちmiddleミドルコース約90kmの詳細
かすいちmiddleは、霞ヶ浦大橋を利用するショートライドで、距離は約90kmとなっています。公式の走行時間は約4時間20分、獲得標高207mとされています。発着地点や回る方向を変えたりして、様々な楽しみ方が可能です。
かすいちminiミニコース約65kmのおすすめポイント
かすいちminiは、霞ヶ浦の魅力を手軽に楽しみたい方におすすめのコースです。西浦の北部(高浜入りと呼ばれる)を1周しつつ、内陸部のアップダウンを走る約65kmのルートとなっています。距離は短くても景色の変化に富み、立ち寄りスポットや食事処も満載です。
ベリーショートコース約39kmが初心者に最適な理由
ベリーショートコースは、霞ヶ浦大橋の付近(歩崎公園または道の駅)をスタート・ゴール地点に設定し、霞ヶ浦北部を一周する約39kmのルートです。初心者にとって近過ぎず、遠過ぎず、絶妙な距離となっています。土浦からの距離も片道約20km程度なので、初心者サイクリングに最適です。
つくばりんりんロード約40kmの魅力
つくばりんりんロードは、筑波山を望む旧筑波鉄道廃線敷を活用した約40kmのコースです。車が通らず、元駅舎を活用した休憩所が点在するなど、初心者にも走りやすい環境が整っています。廃線跡を活用しているサイクリングコースなので平坦で非常に走りやすく整備されており、雄大な筑波山や伝統的な街並みの残る「真壁地区」など見どころ満載です。距離も片道約40kmとお手頃で、都心からのアクセスも抜群なのでロードバイク初心者にもおすすめです。
初心者には40から50km程度のコースを自分で設定するのがおすすめです。霞ヶ浦大橋を利用することで、距離を調整することができます。
霞ヶ浦サイクリングコースのメリットと注意点
霞ヶ浦サイクリングコースには、多くのメリットがある一方で、注意すべき点もあります。事前に把握しておくことで、より快適なサイクリングを楽しむことができます。
霞ヶ浦コースの良い点
高低差がなく走りやすいことが最大のメリットです。関東平野の平坦な地形を活かしたコースなので、初心者でも無理なくロングライドに挑戦できます。道が整備されていて綺麗であり、かすいちの標識があるので道に迷う心配もほとんどありません。湖畔周辺にはコンビニがたくさんあって補給に便利です。基本的に自動車の交通量がほとんどないため、初心者にも安全にサイクリングを楽しむことができます。
注意が必要な点と対策
風が強い日は走行が困難になることがあります。霞ヶ浦は風を遮るものがないため、強風の日は事前に天気予報で風速をチェックしてから出発しましょう。補給場所が見つけにくいことがあるのも注意点です。コンビニや飲食店はおおよそ10kmごとにありますが、多くはコースから離れているため、事前に補給ポイントを確認しておくと安心です。途中で離脱できる場所が少ないため、エスケープの判断は早めに行うことが重要です。トイレの間隔が長いこともあるため、しっかりと休憩しながら走りましょう。
霞ヶ浦へのアクセス方法
霞ヶ浦へは、車でも電車でもアクセスしやすい環境が整っています。
車でのアクセス方法
最寄りインターは常磐自動車道「桜土浦IC」または「土浦北IC」です。駐車場は土浦駅周辺に多くあるほか、駅から1kmほどの所にある「りんりんポート土浦」を利用すると便利です。りんりんポート土浦へは、常磐自動車道「桜土浦IC」から約20分で到着できます。つくば霞ヶ浦りんりんロードは首都圏からのアクセスが良く、車でも都心から約1時間でサイクリングを楽しむことができます。
電車でのアクセス方法
JR常磐線を利用すれば、東京駅から特急列車「ひたち」や「ときわ」に乗車すると、土浦駅まで約50分で到着します。霞ヶ浦の最寄り駅は常磐線「土浦駅」の他に「高浜駅」、鹿島線「潮来(いたこ)駅」があります。
常磐線サイクルトレインの利用方法
常磐線サイクルトレインは、常磐線上野駅から土浦駅間の一部の対象列車に、自転車を折りたたんで専用の袋に収納せずにそのまま持ち込むことができるサービスです。2024年6月1日から通年でのサービスとして始まりました。
対象列車は下り列車が上野駅7:02発から土浦駅8:06着、上野駅7:53発から土浦駅9:08着の2本、上り列車が土浦駅17:00発から上野駅18:11着、土浦駅17:28発から上野駅18:33着の2本となっています。
乗降可能駅は「上野駅」と「土浦駅」のみで、途中駅での乗降はできません。利用には事前予約が必要で、利用日の2週間前から予約が可能です。利用料金は無料ですが、乗車する区間の運賃は必要です。14号車と15号車に限り、1車両あたり5台まで、1列車最大10台の自転車が利用可能となっています。
サイクリストのための主要拠点施設
霞ヶ浦周辺には、サイクリストのための充実した施設が整備されています。
りんりんポート土浦の施設案内
りんりんポート土浦は、土浦駅から1kmの位置にある霞ヶ浦周回コース上の施設で、2019年にオープンしました。土浦を走るサイクリストの拠点として、約100台収容可能な無料駐車場があり、トイレや休憩スペース、シャワー室が設置されています。車でサイクリングに来た方にぴったりの施設です。
主な設備として、休憩スペース(無料Wi-Fi環境)、自転車メンテナンススペース、多目的室、シャワー室、トイレ、自動販売機(サイクリスト向け含む)、屋上展望スペース、駐車場(約100台、無料)、自転車駐車場、広場があります。駐車場の利用時間は5:30から18:00までです。霞ヶ浦を見渡せる屋上テラスもあり、市民やサイクリストの憩いの場所となっています。
プレイアトレ土浦の特徴
プレイアトレ土浦は、茨城県土浦市にある駅直結型の施設で、日本最大級のサイクリングリゾートとして知られています。茨城県が設置し、アトレが管理運営を行う官民一体となった施設です。サイクリスト向けのサービスをワンストップで提供し、日常からスポーツ、旅まで多種多様なサイクリングライフを提案しています。所在地は茨城県土浦市有明町1-30、電話番号は029-835-3000(代表)で、年中無休で営業しています。
地下1階と地上1階には「りんりんスクエア土浦」が入っており、駐輪場やコインロッカー、シャワールームなど、快適なサイクリングに欠かせないサービスを完備しています。手ぶらでサイクリングができるレンタサイクル、セキュリティ付きのシャワー、ロッカー、更衣室、サイクルショップ、修理、メンテナンス、洗車サービスコーナー、女性サイクリスト向けパウダールーム、サイクリングコンシェルジュによるコース案内、観光情報の提供などのサービスが利用可能です。
3階から5階には星野リゾートが誘致され、2020年3月にはCYCLING HOTEL「星野リゾート BEB5土浦」が開業しました。ホテル内に自転車の持ち込みが可能で、一部客室では室内にも自転車を持ち込んで宿泊ができ、サイクリストに好評を得ています。
2階から3階にはエリア最大級となる約400坪の「STATION LOBBY」がオープンしています。テーマは「1時間早く駅に来たくなる日本一の駅の待合室」で、サイクリストのためのバイクラックやお子様向けキッズスペースなど、アメニティも完備されています。
レンタサイクルの利用方法と料金
自転車を持っていない方や、手ぶらでサイクリングを楽しみたい方には、レンタサイクルの利用がおすすめです。
広域レンタサイクルのシステム
茨城県とつくば霞ヶ浦りんりんロード沿線9市町の連携により、広域レンタサイクルを実施しています。電車などで手ぶらで訪れ、沿線12ヵ所の施設からどこでも自転車の貸出・返却が可能です。
レンタサイクルの料金体系
料金は1日あたり、クロスバイクが2,000円、ロードバイクが2,500円、eバイク(電動クロスバイク)が3,000円となっています。貸出場所と返却場所が異なる場合は、1台につき1日あたり500円の乗り捨て料金がかかります。
自転車の種類は、初心者向けのライトな自転車から本格的なロードバイクまで取り揃えています。スポーツバイクが初めての方には、フラットなハンドルで無理なく運転できるクロスバイクがおすすめです。貸出場所は土浦市、石岡市、つくば市、潮来市、かすみがうら市、桜川市、行方市などにあり、広域レンタサイクル予約システムからWEB予約が可能です。
休憩所とトイレ施設の情報
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」付近には、様々な場所に休憩所や公衆トイレが設置されており、誰でも気軽に利用することができます。休憩所やトイレは土浦市、つくば市、鹿嶋市、潮来市、稲敷市、かすみがうら市、桜川市、神栖市、行方市、鉾田市、小美玉市、美浦村、阿見町など広範囲に該当施設が50件あります。
旧駅舎を活用した休憩所の魅力
つくばりんりんロードでは、かつての鉄道駅を整備し、トイレや水飲み場、ベンチなどを設置した休憩所として再利用しています。7.3km地点には「藤沢休憩所」があり、トイレやベンチの他、自販機も設置されているので休憩にぴったりの場所になっています。廃線跡ならではの歴史ある雰囲気を感じながら休憩できる点も魅力です。
おすすめ立ち寄りスポット
霞ヶ浦周辺には、サイクリングの途中で立ち寄りたい魅力的なスポットが数多くあります。
道の駅たまつくりの見どころ
道の駅たまつくりは、霞ヶ浦大橋のたもとにある道の駅で、新鮮な地元の野菜や霞ヶ浦産の魚介類などが手に入ります。観光情報センターも併設されており、展望台からの霞ヶ浦の眺めも見どころの一つです。名物の「なめパックン」(ナマズバーガー)は、霞ヶ浦で獲れるナマズのすり身肉を使ったバーガーで人気があります。他にも「こいパックン」「かもパックン」「ぶたパックン」と各種ラインナップがあります。
霞ヶ浦総合公園の特徴
霞ヶ浦総合公園は、公園のシンボルであるオランダ型風車が特徴的で、写真映えもばつぐんの人気観光スポットです。サイクリングの拠点としてもおすすめで、レンタサイクルも利用できます。
天王崎公園でできること
天王崎公園は、霞ヶ浦りんりんロードに接している大きな公園です。屋根付きのベンチもトイレもあるので、天気のいい日の休憩には最適です。景色は霞ヶ浦の対岸に牛久大仏、東京スカイツリー、富士山、筑波山を望むことができます。
大井戸湖岸公園の季節の花々
大井戸湖岸公園は、霞ヶ浦の湖畔沿いにある公園です。春になると、公園と霞ヶ浦の間にある堤防植栽帯には桜や菜の花がキレイに咲き誇ります。秋にはコスモスも楽しめ、四季折々の風景を楽しみながらサイクリングができます。
霞ヶ浦ふれあいランドと観光物産館こいこい
行方市の観光物産館こいこいと霞ヶ浦ふれあいランドは、霞ヶ浦沿いの絶景撮影スポットになっています。霞ヶ浦大橋からの写真はもちろん、ふれあいランドのタワーの上からの写真も絶景です。
あそう温泉白帆の湯で疲れを癒す
あそう温泉白帆の湯は、絶景を楽しみながらお風呂やお食事が楽しめる施設です。1階には土日限定で無料の足湯もあるので、週末にサイクリングに来た方は足の疲れを癒すことができます。
おすすめグルメスポット
サイクリングの楽しみの一つは、地元のグルメを味わうことです。霞ヶ浦周辺には、サイクリストに人気のお店が多数あります。
かすみキッチンの魅力
かすみキッチンは、霞ヶ浦を見渡すカウンター席があり、ドリンクバーも備えたサイクリスト御用達のお店です。休憩しながら美しい景色を楽しむことができます。
松屋製麺所とペンギン
松屋製麺所は、20km地点にある人気のラーメン屋です。ペンギンは30km地点の真壁地区にある洋食屋で人気のお店です。どちらもサイクリストから高い評価を得ています。
霞ヶ浦大橋周辺のグルメ
霞ヶ浦大橋近くには薪の石窯を使ったピザが美味しいお店があり、生姜焼きや石窯焼きポーク味噌ソテーも人気です。デザートには石窯で焼いたプリンもおすすめです。霞ヶ浦湖畔沿いには土日のみ営業のカフェがあり、多くのサイクリストが訪れています。また、南アルプス・八ヶ岳の天然氷と手作りシロップを使ったかき氷カフェもあります。サイクリング後には、えごまを使ったジェラートも格別です。
絶景スポットと撮影ポイント
霞ヶ浦周辺には、サイクリングしながら楽しめる絶景スポットが点在しています。
筑波山フォトスポットの場所
筑波山フォトスポットは、つくば市漆所にある北東に筑波山を望む位置に設けられた公式のフォトスポットです。「小田城跡」から自転車を15から20分ほど走らせた場所にあります。撮影用のエリアが本線の横に路肩として用意されているので、撮影中に人の通行を気にする必要はありません。また、自転車を立てかけられるサイクルラックが設置されているのも安心です。
ダイヤモンド筑波とは
ダイヤモンド筑波とは、筑波山の2つの頂のちょうど真ん中に夕日が沈んでいく光景のことです。この絶景を見られるチャンスは5月中旬から7月中旬の間で年2回だけという貴重なものです。
霞ヶ浦越しの筑波山ビューポイント
つくば霞ヶ浦りんりんロードの魅力である霞ヶ浦と筑波山を丸ごと楽しめるプランでは、霞ヶ浦越しの筑波山が一番のビューポイントとなっています。天気がいい日は湖の向こう側に筑波山や牛久大仏が見えます。
行方市エリアの田園風景スポット
行方市エリアには、とんでもなく長い直線が有名な堤防があります。堤防を降りれば田園風景がとにかくきれいで、写真を撮ると地平線まで田園が広がっているように見えます。果てしなく遠くまで続く一本道はサイクリストにはとっても有名な道です。
季節ごとの楽しみ方
霞ヶ浦サイクリングは、四季を通じて異なる魅力を楽しむことができます。
春の見どころ
霞ヶ浦の湖畔沿いにある大井戸湖岸公園では、公園と霞ヶ浦の間にある堤防植栽帯に桜や菜の花がキレイに咲き誇ります。桜川市エリアは桜の名所が多数点在しており、春のサイクリングスポットとしてぜひ立ち寄りたいエリアです。霞ヶ浦周辺の大きな立ち寄りスポットでは、春にはチューリップなどの春の花々も楽しめます。
夏の過ごし方
夏場は南アルプス・八ヶ岳の天然氷と手作りシロップを使ったかき氷カフェが人気です。ただし、暑さ対策が必要です。日焼け止めクリーム、UVカット機能付きのサングラス、サイクリングキャップ、アームカバーなどを活用して、強い紫外線から肌や目を保護しましょう。
秋のベストシーズン
秋は初心者でも気軽に楽しめる霞ヶ浦の周回ライドで、コスモスなど季節の花々を楽しめます。気温も過ごしやすく、サイクリングのベストシーズンの一つです。
通年で楽しめること
サイクリングを楽しみながら季節の味覚であるぶどう、梨、柿、栗などの果物狩りや軽食など、様々な体験ができます。夕暮れ時には霞ヶ浦に沈んでいく美しい夕焼けも見られます。
初心者向け準備と持ち物ガイド
ポタリングを快適に楽しむためには、適切な準備が必要です。
服装の選び方
ポタリングには、サイクルウェア等の専用の服装は必要なく、おしゃれと快適さを両立した服装を選ぶのがおすすめです。動きやすいカジュアルウェアを選べば良いでしょう。ただし、ペースがゆるいポタリングとは言っても、自転車に乗れば思ったよりも汗をかきますので、汗対策は必須です。吸湿速乾性の高い服装がおすすめです。
安全装備の重要性
気軽なポタリングといえども、安全のための装備は必要です。ヘルメットと、できればグローブも身に着けましょう。公道を走る場合はヘルメットを被ることをおすすめします。急な子供の飛び出しを避けて落車したり、左折する車が前方不注意で突っ込んで来たりする可能性があります。
必要な持ち物
ポタリングでは、身軽な服装で、持ち物も必要最小限でコンパクトにまとめることをおすすめします。服装や持ち物が手軽なほど、走行時に心身ともに疲れづらく、ポタリングを楽しめます。持ち物は「できるだけ少なく、軽く」が鉄則です。
必要最低限の持ち物の代表が水分補給の飲み物です。できればボトルに入れた水分を持参することをおすすめします。日焼け対策も必要で、休憩場所が少ないサイクリングロードでは日焼け止めの塗り直しも思うようにできません。汗にも強いウォータープルーフタイプの日焼け止めは必須です。
サイクリング時の安全とマナー
霞ヶ浦サイクリングを安全に楽しむためには、交通ルールとマナーの遵守が不可欠です。
基本的な交通ルール
左側通行の厳守は最も基本的なルールです。日本では車両も自転車も左側通行であり、サイクリングロードでも車道でも必ず左側を走りましょう。歩行者優先の原則を常に心がけてください。サイクリングロードは歩行者も利用するため、歩行者がいる場合は速度を落とし、安全な距離を保って追い越しましょう。追い越す際は「右から失礼します」などと声かけを行うことで、トラブルを避けられます。並走は避け、狭い道や他の利用者がいる場所では一列で走行することが重要です。仲間同士でのサイクリングでも、安全を最優先に考えましょう。
コース上の注意点
コースは基本的に自転車専用の道路ではないため、農作業車やツーリングバイクなど、一般車両の追い越しや離合には注意を要します。一部の釣りスポットと思しき区間では、路肩への駐車や釣り人の往来が集中する状況もみられます。サイクリングロードは、釣りに来ている人や、地元の方、車も通行する道なので、十分気をつけて走行しましょう。
サイクリングでよく利用されるルートには矢羽根型路面表示が導入されており、サイクリストに自転車の通行位置をわかりやすく示すとともに、車のドライバーに注意喚起することで、自転車通行の安全性と快適性の向上が図られています。
夏季の安全対策
夏場の霞ヶ浦サイクリングでは、熱中症対策が最重要課題となります。虫除けスプレーも湖畔では虫が多い場合があるため、快適性を大幅に向上させます。健康保険証(コピー可)は万が一の事態に備えて常に携行し、現金もある程度用意しておくと安心です。事前に緊急連絡先を控えておき、家族や友人の連絡先、レンタサイクルショップの緊急連絡先、警察(110番)、救急(119番)の連絡先を確認しておきましょう。
かすみがうら市の観光スポット
霞ヶ浦周辺でサイクリングを楽しむなら、かすみがうら市の観光スポットも見逃せません。
歩崎公園の魅力
歩崎公園は霞ヶ浦随一の景勝地として水郷筑波国定公園に指定されています。展望台から望む三叉沖の眺めは定評があり、茨城百景や茨城の自然100選の一つに数えられます。公園内には、歴史博物館、水族館、あゆみ庵(茶室)、民家園などとともに台地に森林公園、湖岸に園地が整備されています。
かすみがうら市歴史博物館の歴史
開館30周年を迎えた郷土資料館が、平成29年1月1日をもって歴史博物館として新たに生まれ変わりました。この博物館は昭和62年の霞ヶ浦大橋の開通に合わせ開館し、地域の歴史と文化を守り続けてきたほか、観光拠点としても市のシンボルとなっています。
民家園で江戸時代を体感
民家園は、かすみがうら市歴史博物館の付属施設で、移築された江戸時代の地元の裕福な農家の母屋や蔵があります。茅葺きの旧福田家住宅と旧福田家板倉(穀物倉庫)は、かすみがうら市指定文化財となっています。
帆引き船の見学
帆引き船展示施設は、かすみがうら市指定有形民俗文化財となっている帆引き船「旧桜井丸」「旧霞ヶ浦丸」と、観光帆引き船であった「旧大米屋丸」の3艘を保管・展示しています。霞ヶ浦の伝統的な漁法である帆引き船の操業を見学することができます。風を受けて湖上を進む帆引き船の姿は壮観で、写真愛好家にも人気のイベントです。
果物狩りを楽しむ
かすみがうら市の果樹園では、一年を通して果物狩りができます。6月から8月にはブルーベリー、8月から10月にかけては梨とぶどう、9月から11月にかけては栗と柿、12月から5月はいちごが楽しめます。サイクリングと果物狩りを組み合わせたプランも人気です。
かすみがうらライドクエストとは
「かすみがうらライドクエスト」は体験をテーマとしたかすみがうら市を巡るサイクリングプログラムです。自転車で観光スポットを巡りながら、昼食や夕食では、フルーツをはじめとする代表的な地域産品を満喫できます。サイクリングを楽しみながら季節の味覚であるぶどう、梨、柿、栗などの果物狩りや軽食など、様々な体験ができます。茨城県内有数の規模を誇る富士見塚古墳の見学など、市内観光も一緒に楽しめます。
まとめ
霞ヶ浦でのポタリングやサイクリングは、初心者でも気軽に楽しめる素晴らしいアクティビティです。ナショナルサイクルルートに指定された「つくば霞ヶ浦りんりんロード」は、全長約180kmの平坦なコースが整備されており、起伏が少なく、美しい景色を楽しみながらサイクリングができます。
サイクリングいばらきライドキャンペーンでは、いばらき漫遊ライドやいばらきK1ライド2025など、様々なイベントが開催されており、初心者でも参加しやすいビギナーライドコースも用意されています。初心者の方には、かすいちmini(約65km)やベリーショートコース(約39km)、つくばりんりんロード(約40km)がおすすめです。
アクセスも良く、都心から約1時間で到着できます。常磐線サイクルトレインを利用すれば、自転車をそのまま持ち込んで土浦駅まで行くことができます。プレイアトレ土浦やりんりんポート土浦などの充実した施設があり、レンタサイクルも利用できるため、手ぶらでもサイクリングを楽しむことができます。
季節ごとに異なる魅力があり、春の桜や菜の花、秋のコスモスなど、四季折々の風景を楽しみながらのポタリングは格別です。地元のグルメや温泉などの立ち寄りスポットも充実しており、サイクリングと観光を組み合わせた旅を楽しむことができます。









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