明野ひまわり畑ポタリングとは、山梨県北杜市明野町の広大なひまわり畑を、自転車でのんびりと巡る夏の楽しみ方です。日照時間日本一の高原に約40万本のひまわりが咲き誇り、南アルプス・八ヶ岳・富士山という日本を代表する山岳風景を背景に、車では決して味わえない開放感ある旅が体験できます。
毎年7月下旬から8月中旬にかけて「北杜市明野サンフラワーフェス」が開催され、約40ヘクタールの圃場が黄金色に染まります。JR韮崎駅から自転車で出発できる手軽さもあり、初心者からベテランサイクリストまで幅広い層に親しまれています。
本記事では、明野ひまわり畑をポタリングで楽しむための具体的なアクセス方法、レンタサイクル情報、おすすめコース、見どころ、周辺の立ち寄りスポット、装備や服装のアドバイスまで、はじめて訪れる方でも安心して計画が立てられる情報を詳しく解説していきます。

明野ひまわり畑とは|北杜市が誇る日本一の絶景スポット
明野ひまわり畑とは、山梨県北杜市明野町に広がる、約40ヘクタールの圃場に約40万本のひまわりが咲く夏の名所のことです。一部資料では約60万本とも紹介されており、いずれにしても山梨県を代表する夏の風物詩となっています。
最大の特徴は、ひまわりの背景に広がる雄大な山岳風景です。南アルプス(甲斐駒ヶ岳・北岳など)、八ヶ岳連峰、茅ヶ岳、そして晴天時には富士山までを望む360度の大パノラマの中に、黄色いひまわりが咲き誇る光景は、訪れる人の息をのむほどの美しさを誇ります。
ひまわり畑は単一のエリアではなく、複数の区画に分かれており、それぞれで開花時期が少しずつ異なるよう工夫されています。これにより、7月下旬から8月下旬まで、長期間にわたってひまわりの絶景を楽しめる設計となっています。
北杜市・明野はどんな場所か|日照時間日本一の高原
山梨県北杜市は、甲府盆地の北西部に位置し、東には八ヶ岳、西には南アルプス(赤石山脈)、南方向には富士山を遠望できる、山々に囲まれた高原の地です。豊かな自然と清らかな水、そして太陽光に恵まれたこの地は、都市部からの移住者にも人気が高まっています。
なかでも明野地区は、北杜市の中でも特に日照時間が長いことで知られています。年間日照時間は約2,600時間を超え、「日照時間日本一」の地域として長年にわたって名を馳せてきました。
この恵まれた太陽光の理由は地形にあります。明野は茅ヶ岳山麓の南西斜面に開けた地形で、周囲の山々が雨雲を遮る一方、太陽光は遮るものがなく一日中降り注ぎます。この条件がひまわりの栽培に最適な環境を作り出しており、毎年夏になると広大なひまわり畑が出現するのです。
標高は約400メートルから800メートル台に広がる高原地帯で、夏でも朝夕は涼しく、日中も都市部に比べてしのぎやすい気候です。蒸し暑い盆地や都心の暑さを逃れ、ひまわり畑を訪れる観光客が後を絶ちません。
北杜市明野サンフラワーフェスとは|開催概要と見どころ
北杜市明野サンフラワーフェスとは、毎年夏に北杜市明野町で開催される、ひまわりをテーマにした地域フェスティバルです。約40ヘクタールの圃場に咲き誇る大規模なひまわり畑を中心に、地域グルメや写真コンテスト、青空市場などが楽しめる複合的なイベントとなっています。
2025年の開催実績
直近の2025年の「北杜市明野サンフラワーフェス2025」は、7月19日(土)から8月17日(日)までの約1か月間にわたって開催されました。開場時間は8時から17時まで、メイン会場は山梨県北杜市明野浅尾5664に置かれていました。
入場料は無料で、誰でも気軽に立ち寄れる設計でした。車での来場には駐車場の協力金として1台1,000円が必要で、二輪車(オートバイ)は500円、バスは5,000円という設定となっていました。自転車での来場者は無料という点は、ポタリングで訪れる人にとって大きな魅力でした。
山岳パノラマと自由散策が魅力
会場の最大の魅力は、何といっても背景に広がる山岳の眺望です。南アルプス、八ヶ岳連峰、茅ヶ岳、晴天時の富士山が織りなす360度の大パノラマの中に、黄色いひまわりが咲き誇る光景は、写真や言葉では伝えきれない感動を呼びます。
ひまわり畑の中に入って自由に散策できる点も、このフェスの大きな魅力です。ひまわりと山々を背景に撮影できるフォトスポットが各所に設けられており、SNS映えする一枚が狙えることから、若い世代にも人気が広がっています。
会場では地域の特産品を販売する「青空市場」も開かれ、北杜市産の野菜や加工品、地元グルメを楽しむことができます。ひまわりをモチーフにしたオリジナルスイーツや、地元産の食材を使った料理も注目を集めています。
ひまわりアートと多彩な体験
ユニークな見どころとして「ひまわりアート」があります。これは、品種や開花時期の異なるひまわりを組み合わせて、畑の中に絵や文字を描く取り組みです。毎年テーマが異なり、過去には富士山や流れ星、音符、にこちゃんマークなど、さまざまなアートが登場してきました。上から見ると絵柄がわかるよう設計されており、ドローンや高台からの撮影に絶好のスポットとなっています。
ポタリングとは何か|サイクリングとの違い
ポタリングとは、英語の「potter」(ぶらぶら歩く、のんびり動き回るの意)に由来する言葉で、目的地を厳密に決めずに、気の向くまま自転車で散策するスタイルを指します。
サイクリングやロードレースのように速さや距離を競うものではなく、のんびりと景色を楽しみながら走るのがポタリングの真髄です。途中でカフェに立ち寄ったり、花畑の前で写真を撮ったり、地元の野菜直売所をのぞいたりと、自由に時間を使えるのが最大の魅力です。
初心者やご年配の方、家族連れでも楽しみやすく、自転車に乗り慣れていない方でも安心して挑戦できます。電動アシスト付き自転車も普及しており、坂道が多い高原地帯でも疲れにくくなっています。
ポタリングに向いている自転車は、ロードバイクよりも乗り降りしやすいクロスバイクや電動アシスト自転車が代表的です。前傾姿勢が適度に取れるクロスバイクは、ママチャリより速く走れながら荷物も積みやすいので、途中での買い物や観光にも便利です。
明野ひまわり畑ポタリングのアクセス|出発地点と移動手段
電車でのアクセス方法
明野ひまわり畑への公共交通でのアクセスは、JR中央本線「韮崎駅」が起点となります。電車でのアクセスは、JR中央本線「韮崎駅」から茅ヶ岳・みずがき田園バスに乗り「ハイジの村クララ館」バス停で下車し、徒歩約5分で会場に到着します。ただしバスの便数が少ないため、あらかじめ時刻表を確認しておく必要があります。
ポタリングを楽しむなら、韮崎駅でレンタサイクルを借りて自転車で明野方面を目指すルートが特にのんびりと楽しめます。バスを待つ時間を移動と発見の時間に変えられる点が、ポタリング最大の利点です。
韮崎駅でのレンタサイクル情報
韮崎駅前の「韮崎市民交流センター ニコリ」1階にある韮崎市地域情報発信センター(観光案内所)では、レンタサイクルを借りることができます。所在地は韮崎市若宮1-2-50、韮崎駅から徒歩約1分とアクセスは抜群です。
営業時間は9時から19時まで。料金は普通自転車が1回200円、電動アシスト付き自転車が1回600円(保証金1,000円)と、非常にリーズナブルな設定です。高原地帯で坂道もある明野への道を走るなら、電動アシスト付き自転車のほうが快適で、特に初心者や体力に不安のある方には強くおすすめします。
なお、レンタサイクルは数量に限りがあります。夏のイベント期間中は早めに借りることが重要です。
車でのアクセス(自転車を持参する場合)
自分の自転車を持参する場合は、中央自動車道「韮崎IC」または「須玉IC」から車で約15分で明野に到着します。会場近くに駐車場が用意されており(協力金1,000円)、そこから自転車を取り出してポタリングをスタートすることもできます。
おすすめポタリングコース|初心者向けと観光重視の2パターン
明野ひまわり畑を中心としたポタリングコースを2つご紹介します。体力や時間に合わせてアレンジしてください。
初心者・のんびりコース(約15〜20km)
結論として、初めての方には韮崎駅から明野ひまわり畑を往復する15〜20kmのコースがおすすめです。韮崎駅を出発して北上し、明野地区のひまわり畑を目指すルートで、途中の農道や高原の景色を楽しみながらのんびりと走ることができます。
電動アシスト付き自転車であれば坂道も楽に上れます。ひまわり畑到着後はたっぷり時間を取り、畑の中を散策したり地元グルメを楽しんだりしましょう。帰りは来た道を戻るか、コースを変えて別の景色を楽しんでも良い選択です。所要時間は休憩込みで3〜4時間程度が目安となります。
定番観光コース(約20〜30km)
明野ひまわり畑に加えて、周辺の観光スポットも巡るコースです。「ハイジの村(山梨県立フラワーセンター)」はひまわり畑のすぐ近くに位置しており、スイスの街並みを模した園内に季節の花が咲き誇ります。バラは初夏に1,200品種・7,000本が咲き、230メートルに及ぶ日本一長いバラの回廊は圧巻の美しさです。
体力と時間に余裕があれば、少し距離を伸ばして八ヶ岳方面へと向かうコースも良いでしょう。ただし坂道が増えるため、電動アシスト自転車かある程度の脚力が必要です。所要時間は4〜5時間程度を見込んでおくと安心です。
ポタリング中の注意点|高原走行で気をつけたいこと
高原地帯での自転車走行は、都市部とは異なる注意点があります。安全に楽しむために以下のポイントを押さえておきましょう。
まず、天候の変化に注意が必要です。明野は晴天率が高い地域ですが、山間部では午後になると突然の夕立やにわか雨が起こることがあります。軽量のレインウェアをバッグに忍ばせておくと安心です。
次に、坂道と高低差への備えです。農村地帯や高原に特有の緩やかな上り下りが続きます。無理のないペースで走りましょう。電動アシスト自転車があれば、かなり負担を軽減できます。
また、熱中症対策も欠かせません。夏の高原は涼しいとはいえ、直射日光が強く気温も上がります。帽子や日焼け止めを使用し、こまめな水分補給を心がけてください。コンビニや自動販売機が少ない地域もあるので、出発前に十分な水分を用意しておきましょう。
農道や一般道では車との共有が多いため、左側走行のマナーを守り、急な飛び出しや無理な追い越しは控えてください。
ひまわり畑の見頃と開花エリア|ベストシーズンはいつか
明野のひまわり畑は単一のエリアではなく、複数の会場・区画に分かれています。各区画で開花時期が少しずつずれているため、イベント期間全体にわたってひまわりを楽しめるよう設計されています。
一般的な開花の目安として、エリア6は7月下旬から、エリア7は8月上旬から、エリア8〜12は8月中旬からが見頃とされています。最も多くのエリアで開花が揃う8月上旬から中旬がベストシーズンといえます。
開花エリアと見頃時期の目安は、表で整理すると以下のようになります。
| エリア | 見頃時期の目安 |
|---|---|
| エリア6 | 7月下旬〜 |
| エリア7 | 8月上旬〜 |
| エリア8〜12 | 8月中旬〜 |
ただし、その年の気温や日照条件によって開花時期は前後します。事前に公式サイトやSNSで最新の開花情報を確認してから訪れることをおすすめします。北杜市の公式インスタグラムアカウント(@hokuto_yamanashi)では、ひまわりの状況がリアルタイムで更新されています。
ひまわりは朝のうちが最も元気よく咲いており、強い日差しを受けて生き生きとしています。午前中の早い時間帯に訪れると、人出も少なく光も美しく、写真撮影にも最適です。
周辺の立ち寄りスポット|ポタリングで巡りたい3か所
ハイジの村(山梨県立フラワーセンター)
明野ひまわり畑のすぐ近くに位置する「ハイジの村」は、アニメ「アルプスの少女ハイジ」をテーマにした施設で、スイスの街並みを模した園内に四季折々の花が咲き誇ります。夏はひまわりとの組み合わせで訪れる人が多く、ポタリングのルートに組み込みやすい立地です。
フラワーパークの入園料は大人820円(2024年時点の目安)で、季節の花々に囲まれた庭園を散策できます。フォトスポットも豊富で、SNS映えする写真が撮れると評判です。
サントリー白州蒸溜所
北杜市の白州地区に位置する「サントリー白州蒸溜所」は、日本を代表するシングルモルトウイスキー「白州」の生産地です。南アルプスの清らかな水と豊かな自然環境の中で醸造されたウイスキーは、「森の蒸溜所」とも呼ばれる清涼感あふれる味わいで知られています。
見学ツアーでは製造工程の見学や試飲体験ができ、アクセスは中央自動車道「小淵沢IC」から車で約15分、またはJR中央本線「小淵沢駅」からタクシーで約10分です。ポタリング後の大人のご褒美として、蒸溜所見学もおすすめです。なお、飲酒運転は絶対に禁止ですので、お酒を楽しむ場合は自転車での走行を終えてから、別の交通手段で帰宅できる計画を立てましょう。
八ヶ岳公園サイクリングロード
「八ヶ岳公園サイクリングロード」は、北杜市清里地区に整備された全長約4キロメートルの専用サイクリングコースです。緑のトンネルの中を走り抜けるルートで、木漏れ日のキラキラした光が美しい人気スポットです。
清里駅から美し森方面へ続くこのコースは、終点に「美し森」という小高い丘があり、八ヶ岳を望む展望が楽しめます。明野から少し距離はありますが、脚に余裕のある方はセットで走ってみるのもおすすめです。
北杜市のグルメ情報|ポタリング中に味わいたい逸品
ポタリングの合間のグルメも旅の大きな楽しみです。北杜市周辺には高原ならではの美味しい食べものが揃っています。
ひまわりソフトクリーム
サンフラワーフェスの会場では、ひまわりをモチーフにしたオリジナルのソフトクリームが販売されます。鮮やかな黄色いクリームの上にひまわりのタネをトッピングした、サンフラワーフェス期間限定の一品で、SNSにアップしたくなるビジュアルです。暑い夏のポタリング中の休憩にぴったりの一品です。
地元野菜と特産品
明野や北杜市周辺は農業が盛んで、新鮮な野菜や果物が豊富に手に入ります。会場内の青空市場では、北杜市産の野菜やジャム、ハーブ製品なども販売されています。自転車の前かごやリュックに入れて持ち帰るのも、ポタリングならではの楽しいお土産になります。
八ヶ岳高原の乳製品とクラフトビール
清里や大泉方面まで足を延ばすと、新鮮なミルクを使ったソフトクリームやチーズ、ヨーグルトなどが楽しめます。高原の牧場で作られた乳製品は、都市部では味わえない鮮度と風味があります。
会場では地元明野のビール醸造所「万珍醸造」のクラフトビールも出店しています。高原の爽やかな風の中でいただく冷えたビールは格別の一杯です。ただし、飲酒後の自転車運転は絶対に禁止です。飲む場合は帰宅手段を確保してからお楽しみください。
ポタリングの装備と服装のアドバイス|快適に楽しむための準備
明野でのポタリングを快適に楽しむために、以下の準備をしておきましょう。
服装の基本
夏の高原は日差しが強いため、紫外線対策が必須です。半袖の速乾性Tシャツや薄手のサイクルジャージ、日差しを遮るキャップやヘルメットを着用しましょう。日焼け止めは忘れずに塗布してください。また、天候の急変に備えて薄手のウインドブレーカーや折り畳み式レインウェアをバッグに入れておくと安心です。
ヘルメットの着用
自転車に乗る際のヘルメット着用は、道路交通法改正により2023年4月から努力義務となっています。万が一の転倒に備えて、必ず着用するようにしましょう。レンタサイクルを借りる際は、ヘルメットも合わせて貸し出しがあるか確認しておくとスムーズです。
荷物の選び方
ポタリングでは荷物を最小限にするのが基本です。リュックサックか自転車の前かご・後ろかごを活用しましょう。必須アイテムは、水分(ペットボトル2本以上)、スマートフォン(マップとカメラ)、財布、日焼け止め、そして軽食です。
カメラの持参
ひまわり畑と山岳の絶景を記念に残したいなら、スマートフォンのカメラだけでなく、コンパクトデジタルカメラや一眼レフカメラを持参するのもおすすめです。広大なひまわり畑を背景に、思い出に残る一枚を撮影しましょう。
ポタリングに最適な時間帯と季節|午前中の早い時間がおすすめ
明野ひまわり畑のポタリングに最も適した時間帯は午前中です。理由はいくつかあります。
まず、ひまわりは朝の太陽光を浴びて元気よく咲いており、写真映えする状態です。午後になるとやや花が傾いたり、しおれて見えることもあります。次に、午前中は観光客が比較的少なく、混雑を避けてゆったりと楽しめます。さらに、高原の朝は涼しく、サイクリングに快適な気温で走ることができます。
時間帯としては、朝8時の開場直後から正午頃までがおすすめです。午後から来場する場合は、16時以降に再び人出が少なくなることもあります。
シーズン的には7月下旬から8月上旬がベストで、多くのエリアで見頃を迎え、山の眺望も夏らしく澄み渡っていることが多い時期です。
ポタリング初心者へのアドバイス|明野が最初の一歩におすすめな理由
ポタリングを「やってみたいけれど不安」と感じている方には、明野ひまわり畑ポタリングが最初の挑戦として最適です。
まず、体力が心配な方には電動アシスト付き自転車を強くおすすめします。韮崎駅のレンタサイクルでも電動アシストが借りられ、坂道でも楽に走れるため、初心者でも安心して長距離を走ることができます。
コースは無理に長くする必要はありません。韮崎駅から明野までの往復20キロ前後でも十分な距離で、休憩込みで半日楽しめます。途中で疲れたら引き返せばよいので、プレッシャーなく気軽に出発できます。
一人でも楽しめますが、家族や友人と複数人で走ると、より楽しい思い出になります。写真を撮り合ったり、地元グルメを分け合ったり、高原の景色を共有する喜びは格別です。
会場で楽しめるイベントと体験|ひまわりだけじゃない多彩な企画
北杜市明野サンフラワーフェスは、ひまわりを観るだけでなく、さまざまなイベントや体験が楽しめる複合的なフェスティバルです。
インスタグラムフォトコンテスト
会期中にはInstagramを活用したフォトコンテストが実施されます。プロ・アマを問わず、市内・市外在住者どなたでも参加できます。ひまわり畑を背景に撮影した写真を指定のハッシュタグ付きで投稿するだけで応募でき、入賞者には北杜市の特産品が贈られます。せっかくポタリングでひまわり畑を訪れるなら、ぜひ一枚を狙ってみましょう。
ひまわり撮影会
フォトグラファーによる「ひまわり撮影会」も開催されます。プロのカメラマンに教わりながら、ひまわりと山岳の景色を組み合わせた写真を撮影する体験は、写真好きにはたまらないイベントです。
青空市場での地域グルメ
会場内には地域の農家や生産者が出店する「青空市場」も開かれます。北杜市産の新鮮野菜や果物、手作りジャム、ハーブ製品、地元特産の加工食品など、地域の恵みが揃います。ポタリングのお土産として、自転車のかごに入る範囲でお気に入りを見つけてみましょう。
八ヶ岳南麓のポタリング文化|サイクリストに優しい地域
北杜市を含む八ヶ岳南麓エリアは、近年サイクリング文化が根付いてきた地域です。ロードバイクやグラベルバイクで訪れるサイクリストが増えており、地元にもサイクリストを歓迎する雰囲気が高まっています。
「八ヶ岳高原ロングライド」という本格的なサイクリングイベントも開催されており、全国からサイクリストが集まります。このイベントは北杜市の雄大な自然の中を走り抜ける内容で、八ヶ岳や南アルプスの絶景を楽しみながら走る醍醐味を体験できます。
山梨バイクシーンのキーパーソンたちが韮崎・北杜エリアを積極的にPRしており、グラベルロードやトレイルなど、多彩な自転車の楽しみ方ができる場所としても注目されています。
ポタリングは本格的なレースやロングライドとは異なり、気の向くままに止まれるのが最大の魅力です。農道沿いに突然現れる絶景ポイント、畑の片隅に咲く野の花、農家の軒先の野菜直売所。こういった偶然の発見を積み重ねることが、ポタリングの真の楽しさといえます。
清里高原・野辺山高原との組み合わせ
北杜市には明野以外にも魅力的なサイクリングエリアがあります。JR最高地点として知られる野辺山高原は、八ヶ岳を間近に仰ぎながら走れる人気のサイクリングコースです。清里高原には整備された専用サイクリングロードがあり、緑のトンネルの中を走る気持ちよさは格別です。
これらのエリアは明野ひまわり畑から少し距離はありますが、複数日にわたって北杜市を訪れ、1日目に明野ひまわり畑、2日目に清里・野辺山を走るというプランも非常に充実した旅になります。
高原は夏でも標高が高いほど涼しく、特に清里(標高約1,000〜1,400メートル)や野辺山(標高約1,345メートル)は都市部より10度前後気温が低いため、夏の避暑サイクリングとしても魅力的な選択肢となります。
明野ポタリングについてよくある疑問
自転車に乗れない子どもはどうするか
明野ひまわり畑自体は自転車なしでも楽しめます。会場内は徒歩で十分に回れますので、子どもが自転車に乗れない場合は、公共交通機関やマイカーで会場まで行き、会場周辺をゆっくり散策するだけでも十分楽しめます。子ども用の補助輪付き自転車やキッズバイクを持参し、会場付近の平坦な道だけ一緒に走るのも良い思い出になります。
雨の日はどうするか
明野は日照時間日本一の地域ですが、夏は午後に突然のにわか雨が降ることもあります。小雨程度なら問題ありませんが、雷を伴う激しい雨の場合は安全のためポタリングを中断し、雨宿りできる施設(ハイジの村や道の駅など)に避難しましょう。事前に天気予報を確認し、雨天時の代替プランも考えておくと安心です。
夏以外にも楽しめるか
ひまわり畑は夏限定ですが、明野や北杜市は四季を通じて美しい景色が楽しめる地域です。春は桜・梅・菜の花、初夏はバラ(ハイジの村)、秋は紅葉、冬は雪化粧した八ヶ岳と澄み渡った青空という具合に、季節ごとに異なる顔を見せます。ポタリングを楽しむシーズンとして、涼しい5月〜6月や紅葉の10月もおすすめです。
電動アシスト自転車でも坂道がきついか
明野エリアは高原地帯のため、緩やかな起伏が続きます。電動アシスト付き自転車であれば、ほとんどの坂道を楽に上ることができます。ただしバッテリーの残量管理は大切です。レンタサイクルを借りる際は、スタッフにバッテリーの持続時間や充電スポットについて確認しておきましょう。
アクセス・基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | 北杜市明野サンフラワーフェス |
| 開催時期 | 毎年7月下旬〜8月中旬頃(年によって異なる) |
| 開催場所 | 山梨県北杜市明野浅尾5664(メイン会場) |
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場協力金 | 車1,000円、二輪500円、自転車無料 |
| 開場時間 | 8時〜17時 |
| 電車アクセス | JR中央本線「韮崎駅」より茅ヶ岳・みずがき田園バス「ハイジの村クララ館」下車・徒歩約5分 |
| 車アクセス | 中央自動車道「韮崎IC」または「須玉IC」より約15分 |
| レンタサイクル拠点 | 韮崎市民交流センター ニコリ1階(韮崎駅徒歩1分) |
| レンタサイクル料金 | 普通自転車200円/電動アシスト600円(保証金1,000円) |
| レンタサイクル営業時間 | 9時〜19時 |
| 公式情報 | 北杜市公式サイト・公式インスタグラム(@hokuto_yamanashi) |
まとめ|明野ひまわり畑ポタリングで夏の絶景を体感する
明野ひまわり畑ポタリングは、日照時間日本一の高原を舞台に、約40万本のひまわりと南アルプス・八ヶ岳・富士山の山岳風景を自転車で巡る、夏ならではの特別な体験です。北杜市明野サンフラワーフェスは毎年7月下旬から8月中旬に開催され、自転車での来場は駐車協力金も無料で、ポタリングと相性の良いイベントとなっています。
JR韮崎駅から徒歩1分の韮崎市民交流センター ニコリでレンタサイクルが借りられ、電動アシスト付き自転車なら高原の坂道も負担なく走れます。初心者向けの15〜20kmコースから、ハイジの村などを含む観光重視の20〜30kmコースまで、体力と時間に応じてアレンジが可能です。
ポタリングの真の魅力は、車では通り過ぎてしまう農道脇のひまわりや、高原の涼しい風、地元の人とのふれあいなど、旅の細部を丁寧に味わえる点にあります。今年の夏は、太陽が降り注ぐ明野の高原へ自転車で出かけ、心に残る一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。









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