札幌ポタリングガイド決定版!おすすめコース・グルメ・季節別情報まとめ

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札幌は自然と都市が見事に調和した街で、サイクリストにとって理想的な環境が整っています。特に「ポタリング」という、景色や雰囲気を楽しみながらのんびり自転車で走るスタイルは、札幌の多彩な魅力を存分に味わうのに最適な方法です。整備された河川敷サイクリングロードや公園内の道、歴史的スポットを巡るルートなど、初心者からベテランまで誰もが楽しめるコースが点在しています。

北海道の爽やかな気候と美しい四季の変化を体感できるポタリングは、観光の新しい形として地元の人だけでなく、国内外からの旅行者にも人気が高まっています。雪が解けた春から紅葉の秋まで、札幌の街並みや自然、そして美味しいグルメを自分のペースで楽しめるポタリングの魅力をご紹介します。

この記事では、初心者にもわかりやすいコース案内から、立ち寄りたいグルメスポット、季節ごとの楽しみ方、準備すべき装備まで、札幌でポタリングを楽しむための完全ガイドをQ&A形式でお届けします。愛車で訪れる方も、レンタサイクルを利用する方も、札幌の新たな一面を発見する旅に出かけましょう。

目次

ポタリングとは?札幌で初心者でも楽しめる魅力

ポタリングとは、競争や運動を目的とするのではなく、景色や雰囲気を楽しみながらのんびりと自転車で走ることを指します。フランス語の「se promener(散歩する)」が語源とも言われ、「自転車散歩」とイメージするとわかりやすいでしょう。速さや距離を競うロードバイクとは異なり、気になる場所で気軽に立ち寄り、写真を撮ったり、カフェでひと休みしたりと、自由なペースで楽しむスタイルです。

札幌がポタリングに適している理由はいくつもあります。まず、都市の規模がちょうど良く、主要な観光スポットが自転車で回れる距離にある点が挙げられます。また、豊平川や創成川などの河川敷に整備されたサイクリングロードや、大通公園、モエレ沼公園など、車を気にせず走れる場所が多いことも魅力です。

初心者にとって特に嬉しいのは、札幌の中心部が比較的平坦で、激しい坂道が少ないことでしょう。体力に自信がなくても、気軽に始められます。さらに、シェアサイクル「ポロクル」の普及により、自転車を持っていなくても手軽にポタリングを楽しめる環境が整っています。

札幌でポタリングを楽しむ最大の魅力は、四季折々の自然と都市の景観をゆっくりと五感で味わえることです。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、そして冬以外の季節を通じて、札幌の街並みや公園、川沿いの風景を自分のペースで巡ることができます。また、立ち寄るカフェやレストランで北海道の新鮮な食材を使った料理やスイーツを堪能できるのも、札幌ポタリングならではの楽しみ方です。

初心者の方は、まず短い距離から始めて、徐々に行動範囲を広げていくことをおすすめします。札幌には初心者向けの平坦なコースから、少し体力のある方向けのコースまで、様々なルートがありますので、自分のペースで挑戦してみてください。

札幌のおすすめポタリングコースはどこ?景色やアクセスで選ぶベスト5

札幌には魅力的なポタリングコースがたくさんありますが、ここでは景色の良さ、アクセスのしやすさ、立ち寄りスポットの充実度などを考慮した、おすすめのコース5選をご紹介します。

1. 豊平川河川敷のんびりリバーサイドコース

特徴: 札幌市中心部を流れる豊平川の河川敷に整備されたサイクリングロードは、初心者に最適なほぼフラットなコースです。川の流れを眺めながら、自分のペースでのんびり走れる点が魅力です。

おすすめポイント:

  • 初心者や家族連れに最適な平坦なコース
  • 四季折々の自然が楽しめる(春の桜、夏の新緑、秋の紅葉)
  • 途中で各橋からの異なる眺めを楽しめる
  • 中島公園など、立ち寄りスポットが充実

アクセス: 大通公園や中島公園付近から河川敷に降りればアクセス可能です。レンタサイクル「ポロクル」のポートも近くにあります。

距離: 自由に調整可能。片道数キロから往復20km程度まで、体力や時間に合わせて楽しめます。

2. モエレ沼公園アートと緑を満喫コース

特徴: 彫刻家イサム・ノグチが設計した芸術的な公園で、公園全体が一つの彫刻作品という独特のコンセプトが魅力です。整備された園内の道を走りながら、アート作品や自然を体感できます。

おすすめポイント:

  • アートと自然が融合した独特の景観
  • ガラスのピラミッド「HIDAMARI」内のカフェやレストラン
  • 緩やかなアップダウンがあり、少し運動したい人にも適している
  • 広々とした空間でのびのび走れる

アクセス: 札幌市東区に位置し、市街地からは少し離れています。自転車で行く場合は、東区役所前から新琴似通を東に進むルートがおすすめ。または公共交通機関と組み合わせるのも良いでしょう。

距離: 公園の外周路は約4kmですが、園内をくまなく巡るとそれ以上の距離になります。

3. 大通公園~創成川沿い都心散策コース

特徴: 札幌の中心部を走る、最もアクセスしやすいコースの一つです。札幌のシンボルである大通公園と、創成川沿いの整備された遊歩道を通り、都会的な景観と水辺の緑が楽しめるルートです。

おすすめポイント:

  • 札幌の中心部にあり、観光スポットと組み合わせやすい
  • カフェやレストランが多く、休憩場所に困らない
  • 大通公園の花壇や創成川公園の水辺など、都会の中のオアシスを感じられる
  • テレビ塔や旧北海道庁赤レンガ庁舎など、札幌らしい景観が楽しめる

アクセス: 札幌駅や大通駅から徒歩ですぐにアクセス可能。「ポロクル」のポートも多数あります。

距離: 短めのコースで、大通公園の端から端までと創成川沿いを合わせても数キロ程度です。他のコースと組み合わせることも可能です。

4. 北海道大学構内知と緑の探訪コース

特徴: 札幌駅のすぐ近くにありながら、緑豊かで落ち着いた雰囲気が漂う北海道大学のキャンパス内を走るコースです。美しい並木道や歴史的な建造物が点在し、アカデミックな空気を感じながらのポタリングが楽しめます。

おすすめポイント:

  • 札幌駅から近く、アクセスが良好
  • クラーク博士像やポプラ並木など、フォトジェニックなスポットが多い
  • 特に秋のイチョウ並木は圧巻の美しさ
  • 大学内の食堂やカフェで一般の人も休憩可能

アクセス: JR札幌駅北口から徒歩5分ほどで北海道大学の正門にアクセスできます。

距離: 構内を巡る距離によって変わりますが、数キロ程度のポタリングに最適です。

5. 円山公園・北海道神宮周辺自然と歴史コース

特徴: 札幌の自然豊かな円山エリアを巡るコースで、緑に囲まれた静かな環境が魅力です。円山公園や北海道神宮など、自然と歴史を感じられるスポットを訪れることができます。

おすすめポイント:

  • 自然が豊かで、リスなどの野生動物に出会えることも
  • 荘厳な雰囲気の北海道神宮で参拝も可能
  • 円山動物園に立ち寄ることもできる
  • 周辺にはおしゃれなカフェや美味しいパン屋が多い

アクセス: 地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩でアクセス可能。または「ポロクル」を利用して大通公園から西に向かうルートもおすすめです。

距離: 円山公園内や周辺道路を含むため、自由に調整可能です。数キロから楽しめます。

これらのコースは自由に組み合わせたり、一部だけを走ったりすることも可能です。初めてのポタリングなら、まずは豊平川河川敷コースや大通公園~創成川沿いコースがおすすめです。慣れてきたら、モエレ沼公園や円山公園エリアなど、少し足を伸ばしたコースにも挑戦してみてください。

札幌ポタリングで立ち寄りたいグルメスポットは?コース別おすすめ店

札幌でのポタリングの楽しみの一つは、途中で立ち寄るグルメスポットです。北海道の新鮮な食材を使った料理や、地元で人気のカフェ、パン屋さんなど、コース別におすすめのグルメスポットをご紹介します。

豊平川河川敷コース周辺のグルメスポット

カフェ ブルー(中島公園内) 中島公園内にある落ち着いた雰囲気のカフェで、窓から公園の緑を眺めながら休憩できます。季節のフルーツを使ったパフェやケーキが人気です。

パン オ トラディシオン(南区藻岩下) 河川敷から少し南に位置するパン屋さんで、ハード系のパンが評判です。特にバゲットは北海道産小麦を使用した香り高い逸品。イートインスペースもあり、焼きたてパンを楽しめます。

豊平館カフェ(中島公園近く) 歴史的建造物「豊平館」内にあるカフェで、重厚な雰囲気の中、札幌の歴史を感じながら一休みできます。オリジナルブレンドコーヒーとチーズケーキがおすすめです。

モエレ沼公園コース周辺のグルメスポット

レストラン「ランファン・キ・レーヴ」(モエレ沼公園内) ガラスのピラミッド「HIDAMARI」内にある本格フレンチレストラン。窓からモエレ沼の景色を一望でき、北海道の食材を活かした季節のコースがリーズナブルに楽しめます。

カフェ ブル(モエレ沼公園内) 同じくガラスのピラミッド内にあるカフェで、テイクアウトメニューも充実。ソフトクリームや軽食を持って、公園内の好きな場所で景色を楽しみながら食べるのもおすすめです。

サツラクミルクの郷(東区丘珠町) モエレ沼公園から約15分ほどの場所にある牧場直営の施設。新鮮な牛乳を使った濃厚なソフトクリームが人気で、牛乳やバターの工場見学もできます。

大通公園~創成川沿いコース周辺のグルメスポット

カフェ・ド・クリエ 札幌大通西2丁目店(大通公園沿い) 大通公園に面したカフェで、大きな窓から公園の四季を眺められます。季節限定のドリンクやスイーツが充実しており、自転車を置くスペースも確保しやすいです。

スープカレー専門店 GARAKU(創成川沿い) 札幌名物スープカレーの人気店。野菜がたっぷり入ったスープカレーは、ポタリングの疲れを癒すのにぴったりです。平日ランチがおすすめです。

パティスリー モンシェール(大通公園近く) 大通公園から少し南に位置する洋菓子店。北海道産の素材を使ったケーキやマカロンが評判で、小さなイートインスペースもあります。

北海道大学構内コース周辺のグルメスポット

クラーク亭(北海道大学クラーク会館内) 大学構内にある食堂で、一般の方も利用可能。リーズナブルな価格でボリュームのある定食やカレーが楽しめます。学生に人気のメニューを体験できるのも魅力です。

エルムの森(北海道大学正門前) 北大の正門前にあるパン屋さん。大学オリジナルの「北大あんぱん」をはじめ、地元産小麦を使用した様々なパンが揃っています。

カフェ・フラテッロ(北18条駅近く) 北大の北側に位置するイタリアンカフェ。ピザやパスタなどのランチメニューが充実しており、ガラス越しに北大のキャンパスを眺められます。

円山公園・北海道神宮周辺コース周辺のグルメスポット

森彦 本店(円山公園駅近く) 札幌を代表する人気コーヒーショップ。築80年以上の古民家を改装した趣のある店内で、丁寧に淹れたコーヒーと自家製スイーツが楽しめます。

カトルフィーユ(円山公園駅近く) 地元で長年愛されているパン屋さん。北海道産小麦を使用した食パンやクロワッサンが人気で、イートインスペースでモーニングやランチも楽しめます。

六花亭 円山店(北海道神宮近く) 北海道を代表する老舗和菓子店。季節限定の和菓子や定番の「マルセイバターサンド」を購入して、神宮の境内や円山公園で休憩するのもおすすめです。

ポタリングの途中で立ち寄るグルメスポットは、コースを計画する楽しみの一つです。天気の良い日は、テイクアウトして公園や河川敷でピクニック気分を味わうのも良いでしょう。どのお店も自転車での来店を考慮し、駐輪スペースがあるか事前に確認しておくことをおすすめします。

札幌でポタリングするときの注意点とは?季節別の準備と服装

札幌でポタリングを楽しむためには、季節ごとの気候の特徴を理解し、適切な準備をすることが大切です。四季折々の魅力がある札幌ですが、気温差や天候の変化も考慮しながら計画しましょう。ここでは季節別の注意点と準備についてご紹介します。

春(4月下旬~6月)のポタリング

気候の特徴:

  • 4月下旬から雪解けが進み、5月からポタリングが本格的に楽しめるようになります
  • 朝晩は冷え込むことがあり、日中との気温差が大きい
  • 5月後半から6月にかけては比較的安定した天候

おすすめの服装:

  • 重ね着スタイルが基本(薄手のダウンやフリースジャケットと、長袖シャツの組み合わせ)
  • 手袋と耳を覆う帽子があると安心
  • 雨対策として折りたたみ傘または軽量のレインウェア

準備と注意点:

  • 日焼け対策は忘れずに(日差しが強くなる時期)
  • 花粉症の方は対策グッズを持参
  • 融雪による路面の濡れや砂利に注意
  • 春は札幌の桜の名所(円山公園、北海道大学など)を巡るコースがおすすめ

夏(7月~8月)のポタリング

気候の特徴:

  • 札幌の夏は比較的過ごしやすく、梅雨がないのも特徴
  • 日中の最高気温は25℃前後で、湿度も低めで快適
  • 午後に俄かに雨が降ることもある

おすすめの服装:

  • 速乾性のある半袖Tシャツやポロシャツ
  • 薄手の長袖を1枚持参(日焼け対策や肌寒い時用)
  • サイクルパンツやストレッチの効いた動きやすいパンツ
  • 通気性の良い帽子

準備と注意点:

  • こまめな水分補給が重要(ボトル2本以上推奨)
  • 日焼け止めは必須(こまめな塗り直しを)
  • 虫除けスプレーを持参(特に河川敷コースなど)
  • 夏は緑が美しいモエレ沼公園や豊平川河川敷コースがおすすめ

秋(9月~10月中旬)のポタリング

気候の特徴:

  • 9月上旬は夏の名残で暖かく、徐々に秋の涼しさに
  • 10月に入ると朝晩は冷え込み、日中との気温差が大きくなる
  • 天候が不安定になる日も増える

おすすめの服装:

  • 重ね着を基本に(長袖シャツの上にベストやジャケット)
  • 薄手のダウンや防風性のあるジャケット
  • 手袋(薄手のもの)
  • 耳を覆える帽子(10月中旬以降)

準備と注意点:

  • 落ち葉で滑る可能性があるので注意
  • 日没が早まるため、ライトを忘れずに
  • 天候の変化に備えてレインウェアを持参
  • 秋は紅葉が美しい北海道大学や円山公園コースがおすすめ

冬(10月下旬~4月上旬)

札幌の冬は積雪により、通常の自転車でのポタリングは難しい時期です。雪解けの時期は年によって異なりますが、例年4月中旬頃までは雪や路面の凍結に注意が必要です。冬季はファットバイクと呼ばれる雪上走行用の自転車を使ったツアーなども開催されています。一般的なポタリングを楽しみたい場合は、4月下旬から10月中旬までの期間がおすすめです。

全シーズン共通の注意点

  1. 交通ルールの遵守
    • 車道を走る場合は左側通行を守る
    • 歩行者優先の意識を持つ
    • 信号や一時停止の遵守
  2. 自転車の整備
    • 出発前にタイヤの空気圧、ブレーキの効き具合をチェック
    • 長距離を走る場合はパンク修理キットの携行を検討
  3. コース計画と安全対策
    • 無理のないスケジュールを組む
    • 携帯電話の充電を確認
    • 緊急連絡先やレンタサイクルの返却時間の確認
  4. レンタサイクル「ポロクル」利用時の注意点
    • 利用可能時間の確認(3月下旬~11月中旬の7:00~22:00)
    • 返却ポートの場所と空き状況の確認
    • 1回の貸出は最長3時間(1日パスを除く)

札幌でのポタリングは、適切な準備と服装で四季折々の魅力を存分に楽しむことができます。特に季節の変わり目には気温差が大きいため、重ね着をして体温調節がしやすい服装を心がけましょう。また、天気予報をこまめにチェックし、急な天候変化にも対応できるよう準備することが大切です。

札幌でポタリングを楽しむなら春夏秋冬いつがベスト?おすすめシーズンガイド

札幌でポタリングを楽しむなら、それぞれの季節に違った魅力があります。ここでは季節ごとの特徴と、各シーズンで特におすすめのコースをご紹介します。

春(4月下旬~6月): 新緑と桜の季節

春の魅力:

  • 雪解けとともに訪れる春の訪れを体感できる
  • 4月下旬から5月上旬にかけては桜の名所が見頃に
  • 観光客が比較的少なく、のんびり走れる
  • 清々しい空気と新緑の美しさが特徴

春におすすめのコース:

  1. 北海道大学構内コース:約1,500本の桜の木があり、満開時は圧巻の美しさです。ポプラ並木の新緑も美しく、キャンパス内をゆったり走るのに最適な季節です。
  2. 円山公園・北海道神宮コース:円山公園の桜は例年4月下旬から5月上旬が見頃。神宮の厳かな雰囲気と桜のコントラストが美しいです。
  3. 豊平川河川敷コース:河川敷の桜並木が美しく、川沿いの清々しい風を感じながら走れます。新緑の美しさも格別です。

春のポタリングの注意点:

  • 気温の変化が大きいので、脱ぎ着しやすい服装を
  • 桜の見頃時期は混雑するため、早朝や平日がおすすめ
  • 路面に残る砂利や融雪剤に注意

夏(7月~8月): 爽やかな北国の夏

夏の魅力:

  • 札幌の夏は湿度が低く、比較的涼しいため自転車に最適
  • 長い日照時間を活かして、朝早くから夕方遅くまで楽しめる
  • 緑が最も豊かで、川や公園での休憩も気持ちいい
  • 屋外のカフェやビアガーデンなど、立ち寄りスポットが充実

夏におすすめのコース:

  1. モエレ沼公園コース:広大な敷地内の緑と水辺の風景が美しく、夏季限定のモエレビーチも楽しめます。噴水や水遊び場も多く、暑い日の散策にぴったりです。
  2. 豊平川河川敷コース:川の流れと涼しい風を感じながら走れます。夏の暑い日でも比較的涼しく、木陰も多いため快適です。
  3. 大通公園~創成川沿いコース:夏季はビアガーデンやイベントが多く開催される大通公園と、水辺の創成川公園を組み合わせたコースで、都会の夏を感じられます。

夏のポタリングの注意点:

  • 日差しが強いため、日焼け対策は必須
  • こまめな水分補給を心がける
  • 夏季は観光客が多いため、人気スポットは混雑することも

秋(9月~10月中旬): 紅葉と実りの季節

秋の魅力:

  • 色とりどりの紅葉が楽しめる(9月下旬~10月中旬)
  • 爽やかな気候で、長距離のポタリングも快適
  • 新鮮な農産物や果物が楽しめる季節
  • 観光シーズンの落ち着きとともに、静かに景色を楽しめる

秋におすすめのコース:

  1. 北海道大学構内コース:イチョウ並木が黄金色に輝く姿は圧巻で、北大の秋の風物詩となっています。赤レンガの建物と紅葉のコントラストも美しいです。
  2. 円山公園・北海道神宮コース:自然豊かな円山公園は紅葉の名所。公園内の遊歩道をゆっくり走りながら、色とりどりの紅葉を楽しめます。
  3. 石山緑地・定山渓方面コース:少し足を伸ばして石山緑地方面へ向かうコースは、本格的な紅葉狩りを楽しみたい方におすすめ。豊平川沿いのサイクリングロードは秋の景色が特に美しく、体力に自信のある方なら定山渓温泉まで足を延ばすのも良いでしょう。

秋のポタリングの注意点:

  • 紅葉シーズンの週末は人気スポットが混雑するため、平日や早朝がおすすめ
  • 朝晩の冷え込みに備えて重ね着スタイルで
  • 日没時間が早まるため、ライトを忘れずに
  • 落ち葉で滑ることがあるので、スピードの出し過ぎに注意

最適なシーズンは?

札幌でポタリングを楽しむのに最も適しているのは9月から10月上旬の秋のシーズンかもしれません。その理由は以下の通りです:

  1. 快適な気候: 暑すぎず寒すぎず、日中の気温は15〜20℃程度で、長時間の自転車走行に最適です。
  2. 美しい景観: 紅葉の始まりとともに、街全体が色づき始め、特に公園や大学構内などは写真スポットが無数にあります。
  3. 観光地の混雑緩和: 夏の観光ピークシーズンを過ぎ、比較的余裕を持って観光スポットを回れます。
  4. 地元の味覚: 北海道の秋は収穫の季節。新鮮な農産物や果物、秋の味覚を楽しめるスポットも多くあります。

とはいえ、それぞれの季節に特有の魅力があり、春の桜、夏の緑、秋の紅葉と、訪れる時期によって全く異なる札幌の表情を楽しむことができます。可能であれば季節を変えて複数回訪れるのがベストですが、初めてのポタリングなら、気候が安定し、景色も美しい5月中旬から6月、または9月から10月上旬がおすすめです。

レンタサイクル「ポロクル」は例年3月下旬から11月中旬まで営業していますが、冬季は積雪のため通常の自転車でのポタリングは難しくなります。冬の札幌を体験したい方は、専用の雪上自転車ツアーなどを検討してみるのも良いでしょう。

札幌のポタリングは、季節ごとの異なる魅力を五感で楽しめる体験です。自分の興味や体力に合わせたコースを選び、北海道の美しい自然と都市の魅力を、ぜひ自転車で満喫してください。

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