三浦半島ポタリングモデルコース完全ガイド|かながわ滞在型サイクルルートプラン

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かながわ滞在型サイクルルートプランは、神奈川県が推進するサイクルツーリズムの取り組みで、三浦半島を含む県内6エリアで宿泊を含めたサイクリングを楽しめるプランです。三浦半島のポタリングモデルコースは、約5キロメートルの城ヶ島満喫コースから約79.5キロメートルの三浦半島一周「ミウイチ」まで、初心者から上級者まで対応した多彩なルートが用意されています。都心から約1時間でアクセスできる三浦半島は、海岸線の絶景、新鮮な海鮮グルメ、歴史的な観光スポットを楽しみながらサイクリングできる人気エリアとなっています。

この記事では、かながわ滞在型サイクルルートプランの概要から、三浦半島でのポタリングを楽しむための具体的なモデルコース、おすすめの観光スポット、グルメ情報、レンタサイクル情報まで、三浦半島サイクリングに必要な情報を網羅的にお伝えします。初めて三浦半島を訪れる方から、ミウイチに挑戦したい経験者まで、それぞれのレベルに合った楽しみ方を見つけていただける内容となっています。

目次

かながわ滞在型サイクルルートプランの概要と特徴

かながわ滞在型サイクルルートプランとは、神奈川県がスポーツを通じた地域活性化に向けて作成した、宿泊を含めてサイクリングを楽しめる広域周遊プランのことです。神奈川県の豊かな自然環境を活かしたサイクルツーリズムの取り組みの一環として展開されており、県内6つのエリアにルートが設定されています。

このプランの大きな特徴は、レベルに応じた多彩なコース設定にあります。レンタサイクルに乗って楽しめる初級者コースから、ロードバイクで本格的に疾走する上級者コースまで、体力や目的に応じて選択できます。三浦半島はその中でも特に人気の高いエリアとして知られています。

滞在型サイクルルートプランの詳細は、神奈川県のホームページ「神奈川のサイクルツーリズム」や、株式会社JTBパブリッシングが運営するウェブサイト「るるぶ+」で確認できます。これらのサイトでは、グルメや観光スポットのほか、トレッキング、パドルスポーツ、キャンプ場などアウトドアスポット情報も多数掲載されています。

さらに、株式会社モンベルと連携した「ジャパンエコトラック」のルートマップシリーズとしても発行されています。ジャパンエコトラックは全国のアウトドアファンに人気の高いルートマップで、サイクリングだけでなくトレッキングやパドルスポーツなど、様々なアウトドアアクティビティと組み合わせて楽しむことが可能です。

三浦半島がサイクリングで人気を集める理由

三浦半島は、神奈川県の南東部に位置し、東京湾と相模湾に囲まれた自然豊かな半島です。変化に富んだ地形が特徴で、海岸線に沿ったコースや程よい高さで眺めのよい丘が連続するコースは、サイクリストたちの間で高い人気を誇っています。

2013年10月、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町の4市1町の市長・町長が「三浦半島サミット」を開催し、「自転車半島宣言」を行いました。この宣言は、フランスのミシュラン社も認めた自然環境や観光資源という三浦半島の魅力を広域で活かしていくための取り組みです。

三浦半島サイクリングの魅力は複数の要素から構成されています。まず挙げられるのが、海岸線を走りながら楽しめる絶景です。東京湾側では横須賀の軍港や観音崎灯台を眺めることができ、相模湾側では富士山を望む葉山の海岸など、走行エリアによって様々な表情を見せてくれます。

新鮮な海鮮グルメも三浦半島の大きな魅力となっています。三崎港周辺では「三崎のまぐろ」をはじめとした絶品の海鮮料理を堪能でき、横須賀では海軍カレーやヨコスカネイビーバーガーなどのご当地グルメも楽しめます。サイクリングで消費したカロリーを美味しい食事で補給できるのは、三浦半島ならではの醍醐味です。

歴史的な観光スポットも充実しています。記念艦三笠や観音崎灯台、ペリー来航の地である久里浜など、日本の近代史に触れることができるスポットが点在しています。サイクリングをしながら歴史散策も楽しめるのが、三浦半島の魅力です。

三浦半島一周「ミウイチ」の完全攻略ガイド

三浦半島一周サイクリングコースは、サイクリストの間で「ミウイチ」と呼ばれ親しまれています。総距離は約79.5キロメートル、獲得標高は707メートルで、平均速度を時速15キロメートルと想定した場合、休憩を含まず約5時間20分程度での走破が目安となります。

このコースは2024年現在、ナショナルサイクルルートの一部にも指定されています。東京・神奈川在住の方なら輪行や車でアクセスしやすく、アップダウン少なめで距離も手ごろながら「半島一周」という達成感が味わえることから、多くのサイクリストに選ばれています。

ミウイチのスタート地点選び

輪行でアクセスする場合、コースの特に東側はJR線と京急線が走っているため、スタート地点とゴール地点の設定に自由が利きます。おすすめのスタート地点をいくつかご紹介します。

京急金沢八景駅は、コースから500メートルほど離れていますが、快特停車駅で駅前も広く、輪行準備がしやすいのでおすすめです。京急汐入駅JR横須賀駅も駅前が広く安全で、特にJR横須賀駅は改札口を出てすぐにスポーツバイク組立場所と空気入れがあるという珍しい駅で、サイクリングのスタート地点として最適です。

京急三崎口駅は駅前に余裕があり、どちら回りにしても下りからスタートになるので楽に走り始められます。JR逗子駅京急逗子葉山駅は、西側から来る場合や反時計回りをする場合に良いスタート・ゴール地点となります。

季節別の周回方向のおすすめ

周回方向については、季節によっておすすめが異なります。

冬はセオリー通り時計回りがおすすめです。湾岸道路や三浦海岸を追い風で走れるため非常に快適で、三浦海岸では海側車線を走れるため景色も存分に楽しめます。

夏はセオリーを無視して反時計回りがおすすめです。ミウイチ前半は逆風で景色も退屈ですが、体力がまだある頃なので意外と走れます。後半は三浦海岸を追い風で走れるため非常に快適にゴールできます。

ミウイチで注意すべきポイント

ミウイチで特に注意が必要なのはトンネルです。コース上には8つのトンネルがあり、中は道が狭く逃げ場がありません。昼間であっても前照灯と尾灯の装備は必須です。

緊急時の対応として、半島の東側には多くの駅があり、トラブル時の離脱が容易です。一方で西側には鉄道が通っていないため、最低限のパンク修理キットなどの携行が推奨されています。

「エイドステーション」では空気入れやパンク修理セットを無料レンタルでき、コンビニ店等との提携により三浦半島各市町の至るところに設置されているため、安心してサイクリングを楽しむことができます。

ショートカットルートの活用

約35キロメートル地点にある「三浦海岸」交差点から城ヶ島方面へ行かずに内陸を通るルートで、距離を約15.4キロメートル短縮できます。まぐろや海鮮丼のお店が多い三浦市街には行けませんが、三崎口駅まで最短で行くことができます。体力に不安がある場合や時間が限られている場合に有効な選択肢です。

初心者でも楽しめるポタリングモデルコース

三浦半島には、初心者でも気軽に楽しめるポタリング(のんびりサイクリング)コースが多数あります。ここでは、代表的なモデルコースの詳細をお伝えします。

三崎港周辺ポタリングコース(約14.6キロメートル)

みうらレンタサイクルのおすすめコースで、ゆっくり走って2時間、散策しながらで3時間程度のコースです。

コースは三崎口駅をスタートし、金田漁港、松輪、剱崎灯台、江奈湾の干潟、毘沙門、岩堂山、宮川公園、宮川大橋を経由して、三崎港(うらりマルシェ)をゴールとします。

このコースでは、海岸線に沿って走りながら、大根畑やキャベツ畑が広がる三浦ならではの風景を楽しめます。丘の上からは真っ青な海や灯台が見え、ゆっくり景色を楽しみながら漕いで大体1時間半ほどで三崎港に到着できます。

城ヶ島満喫ショートコース(約5.1キロメートル)

水仙の名所である県立城ヶ島公園や、島西部から海越しに眺める富士山など、城ヶ島の魅力を満喫できるショートコースです。所要時間はゆっくり走って30分、散策しながらで1時間程度です。

コースは三崎港(うらりマルシェ)から城ヶ島大橋を渡り、県立城ヶ島公園、馬の背洞門、白秋詩碑を経由して城ヶ島灯台をゴールとします。

城ヶ島大橋は高さ23.5メートルもあり、橋の上からは三崎漁港を一望することができます。城ヶ島大橋は有料道路ですが、歩行者や自転車は無料で通行可能です。

観音崎公園コース(約6キロメートル)

うみかぜ公園を出発し観音崎公園までサイクリングするコースは、全長6キロメートル、高低差10メートル程度なのでロードバイクからママチャリまで対応可能で、初心者でも無理のない距離です。

横須賀~久里浜コース(約20キロメートル)

東京湾を望み、異国情緒あふれる街を巡る走行距離約20キロメートルのコースです。

主要スポットは、JR横須賀駅から記念艦「三笠」、よこすかポートマーケット、走水神社、横須賀美術館、観音埼灯台、たたら浜、マイルストーン「黒船」、浦賀の渡し、ペリー公園を経由してJR久里浜駅をゴールとします。

湘南国際村の周辺以外は比較的フラットな道で、初めての方でも走りやすいコースです。

ソレイユの丘・荒崎周遊コース(約17.8キロメートル)

三崎口駅を拠点に、三戸浜から景勝地「黒崎の鼻」付近を経由し横須賀市へ。ソレイユの丘から荒崎を巡り、駅まで戻る一日コースです。所要時間はゆっくり走って2時間、散策しながらで3時間程度です。

コースは三崎口駅をスタートし、三戸浜、黒崎付近、すかなごっそ、ソレイユの丘、荒崎公園を経由して三崎口駅へ戻ります。

三崎口から鎌倉コース(約44.1キロメートル)

三崎口駅から半島西側の海岸沿いを北上し、鎌倉駅をゴールとするコースで、ロードバイク初級者から中級者におすすめです。横須賀の人気レジャー施設「ソレイユの丘」、天神島や立石公園などのビュースポットを巡り、湘南国際村ではヒルクライムにもチャレンジできます。

三浦半島サイクリングで訪れたい観光スポット

三浦半島には、サイクリングの途中で立ち寄りたい魅力的な観光スポットが数多くあります。

城ヶ島

三浦半島の最南端に位置する城ヶ島は、ミシュラン・グリーンガイドジャポンで「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」を意味する2つ星で掲載されています。

城ヶ島公園では、断崖絶壁とともに太平洋が見え、地平線が丸く見える絶景を楽しめます。安房埼灯台は2代目で、特産品の三浦大根をモチーフにデザインされています。1月中旬から2月中旬にかけては、園内各所で約30万株のヤエスイセンが咲き誇り、冬のサイクリングの目的地としてもおすすめです。

馬の背洞門

長い期間をかけて海や風、雨などの侵食によってできたスポットで、岩穴の奥には美しい太平洋が広がっています。特にサンセットの時間がおすすめで、三浦半島に行ったらぜひ目に焼き付けてほしい絶景が広がっています。

猿島

東京湾に浮かぶ唯一の自然島であり、湾内最大の無人島です。東京湾を守る要塞として活躍した島で、積み上げられたレンガ造りの要塞にツタが絡まり苔むした様子は、息をのむほど幻想的です。釣りやバーベキューを楽しむこともできます。

記念艦三笠・三笠公園

日露戦争時に活躍した戦艦「三笠」の記念艦や、司令長官を務めた東郷平八郎の像など、歴史モニュメントが点在しています。艦内には当時の資料のほか、海事に関するさまざまな資料や模型などを展示しており、歴史好きには見逃せないスポットです。

観音崎灯台

日本で初めて建てられた洋式灯台として知られています。現在も稼働中で、灯台の中に入って上まで登ることができます(有料・階段あり)。頂上からは、東京湾と太平洋を見渡す圧巻のパノラマが広がります。

横須賀美術館

三浦半島の東端、風光明媚な観音崎の地に建てられた美術館です。絶景美術館にも選ばれた抜群の眺望が魅力で、日本の近代美術約5000点の中から選んだ作品を展示しています。

観音崎公園

東京湾を一望できる絶景スポットとして知られています。公園内には灯台展示資料室もあり、灯台用レンズなどの貴重な資料が展示されています。ハイキングコースは初心者から上級者まで楽しめる多様なルートが用意されています。

宮川公園

大きな風力発電施設が目印の宮川公園には、「マグロと大根」のマイルストーンがあり、サイクリストを出迎えます。台座のQRコードで周辺の観光情報を閲覧でき、ロードバイク用の自転車ラックやトイレも設置されています。

立石公園

湘南国際村の西側にあたる秋谷の立石公園には、かながわの景勝50選に選ばれた「秋谷の立石」があります。江戸時代の風景画家、安藤広重もこの地を訪れ、ここからの景色を風景画に描いています。公園の植栽と海と太陽のコントラストが美しく、特に夕方の時間帯がおすすめです。

浦賀の渡し

観音崎を越え約7キロメートル走れば、浦賀の渡船場に到着します。東西の横断を船でショートカットでき、自転車と一緒に乗って3分ほどのプチ船旅を満喫できます。

ソレイユの丘

「ソレイユの丘」は南仏プロヴァンスがモチーフの体験型総合公園で、四季の花々や自家製グルメ、手作り体験やバーベキュー、農業体験、動物とのふれあいのほか遊具も充実しています。入場無料で、ファミリーにも人気のスポットです。みうらレンタサイクルのポートも設置されています。

荒崎公園

荒崎公園は三浦半島屈指の景観が楽しめる公園です。相模湾に面した公園の海岸部には、美しい岩場に沿ってハイキングコースが作られています。ダイナミックな岩場と海の景色は、サイクリングの途中で立ち寄る価値のあるスポットです。

8つのマイルストーンを巡るサイクリング

三浦半島観光連絡協議会では、地元事業者の協賛のもと、マイルストーン(記念撮影用モニュメント)を設置しています。マイルストーンは、各設置場所の地域特性を活かしデザインされたブロンズ像が白御影石の台座に設置されたもので、三浦半島に全8か所あります。2016年に設置され、ミウイチの目標として、さらには撮影スポットとして多くのサイクリストに利用されています。

たたら浜「黒船」は、ペリーが黒船で来航したのがこの周辺ということから、それがデザインに採用されています。意匠はかなり精巧で、蒸気機関から噴き出す黒煙までもが表現されています。観音崎付近に設置されており、歴史を感じられるスポットです。

北下浦海岸通り「水仙」は、例年1月から2月にかけて約100万本の水仙が咲くことから、水仙の意匠を用いたマイルストーンが設置されています。野比海岸沿いにあり、冬のサイクリングでは実際の水仙の花も楽しむことができます。

宮川公園「マグロと大根」は、大きな風力発電施設が目印の宮川公園にあります。三浦半島の名産であるマグロと大根をモチーフにしたデザインで、コース上では三浦半島の最南端に近いエリアになります。台座の上部にはQRコードが表示され、スマートフォンなどを利用して周辺の観光情報を閲覧することもできます。

長者ヶ崎「ヨット」は、「長者ヶ崎」交差点と葉山町の看板が見えたところにあり、ヨットをイメージしたデザインです。葉山はヨットの聖地としても知られており、地域の特色をよく表しています。

横須賀ヴェルニー公園「黒船の操舵輪」は、JR横須賀線横須賀駅から徒歩30秒、横須賀港に面したヴェルニー公園に設置されています。横須賀の海軍の歴史を象徴するデザインとなっています。

鎌倉海浜公園「家族とビーチ」は、鎌倉駅から由比ヶ浜方面に設置されています。家族連れで賑わう鎌倉のビーチをイメージしたデザインで、観光客にも人気のスポットです。

湘南国際村「ツツジ」は、湘南国際村に続く坂道を登り切った先にある芝生の展望広場の頂上に設置されています。ヒルクライムの達成感とともに、相模湾の絶景を楽しめます。

荒崎海岸「タカアシガニ」は、荒崎公園内に設置されています。サイクルラックに自転車を止め砂利道を歩く必要があり、坂や岩場を歩くためクリートカバーは必須です。三浦半島屈指の景観が楽しめる荒崎海岸ならではのデザインとなっています。

三浦半島一周コースに湘南国際村と荒崎公園を追加すれば、8か所のマイルストーンすべてを制覇することができます。各マイルストーンに隣接する場所にはサイクルステーションが設置されており、ロードバイク用の自転車ラックや展望デッキ、あずまやなどがあり、休憩施設としても利用できます。

三浦半島の絶品グルメスポット

三浦半島は、新鮮な海鮮グルメやご当地グルメが楽しめるエリアとして知られています。サイクリングの休憩ポイントとして、ぜひ立ち寄りたいグルメスポットをご紹介します。

三崎のまぐろ

神奈川県三浦市にある三崎漁港は、「特定第3種漁港」の指定を受けた13港の一つで、日本有数のマグロ基地として知られています。三崎港周辺には、マグロを中心とした新鮮な海鮮料理を楽しめる店舗が多数あります。

くろば亭は、まぐろの水揚げで全国に名を馳せる三浦三崎港で約50年の歴史を持つお店です。まぐろに精通する料理人がまぐろを骨のズイまで使い切り、200種類以上のメニューを生み出してきました。まぐろのかぶとからとれる「ハチ、ホホ肉、のど肉、眼肉」を丸ごと盛り合わせた刺身盛り合わせが名物です。

まぐろ食堂七兵衛丸は、創業90年を誇る老舗魚屋「魚音」直営店で、天まぐろにこだわり、確かな目利きで選りすぐりのまぐろを仕入れています。日曜日は朝7時から、他の日も朝9時から営業しており、朝ごはんから贅沢なマグロ丼や刺身を堪能できます。

魚市場食堂は市場2階にあり、マグロや地元の新鮮な魚介が味わえます。6時オープンで、刺し身や焼き魚、フライなど豊富なメニューを用意しています。

うらりマルシェ

三崎港にある市場で、魚介を扱う「さかな館」と産直野菜を販売する「やさい館」があります。「とろまん」はマグロのトロを使用している中華まんで、蒸し立てを購入することができます。食べ歩きにも最適なスポットです。

横須賀のご当地グルメ

横須賀では、有名な海軍カレーや、赤身の多い100%牛肉を挟んだビッグなヨコスカネイビーバーガーなどのご当地グルメも人気です。米国海軍発祥の「ネイビーバーガー」のお店が立ち並んでいます。

三崎朝市

漁港でとれた新鮮な海鮮料理を食べることができますが、日曜の5時から8時30分までの間しかやっていないのでご注意ください。早起きして訪れる価値のあるスポットです。

お得なきっぷを活用した三浦半島サイクリング

三浦半島を巡る際に便利でお得なきっぷをご紹介します。

みさきまぐろきっぷ

京急電鉄が発売する「みさきまぐろきっぷ」は、途中下車可能な往復乗車券と京急バスのフリー乗車券に加え、絶品海鮮グルメをいただける「まぐろまんぷく券」と観光施設やカフェなどを利用できる「三浦・三崎おもひで券」がセットになっています。品川駅からは3570円で利用できます。

まぐろまんぷく券用には、全30の加盟店が特別メニューを準備しており、グルメを満喫できます。サイクリングと組み合わせることで、交通費とグルメをお得に楽しめるきっぷです。

三浦半島まるごときっぷ

京急電車とバスの乗車券、選べるお食事券、選べるアクティビティ券の3枚がセットになっています。エリア内なら電車もバスも乗り放題で、グルメは約70店舗から、アクティビティは約50店舗から選べます。三浦半島を幅広く楽しみたい方におすすめのきっぷです。

レンタサイクルで気軽に三浦半島サイクリング

自転車を持っていない方や、輪行せずに気軽にサイクリングを楽しみたい方には、レンタサイクルがおすすめです。

みうらレンタサイクル

電車で三崎口駅に着いたら、レンタサイクルを借りて周遊し、城ヶ島や三崎港で乗り捨てて、渡船やバスで帰るなど、効率良く「三浦めぐり」することができます。

車両は3段ギア付き電動アシスト自転車なので、三浦半島にたくさんある坂道もラクに走れます。「三崎口駅」「三崎港(うらりマルシェ)」「城ヶ島」「三浦海岸駅」「長井(ソレイユの丘)」といった三浦半島観光の拠点で返却可能です。

シェアサイクル(HELLO CYCLING)

横須賀市、葉山町、逗子市、鎌倉市にもいくつものステーションがあり、それぞれに乗り捨てが可能です。観光地を巡るのに最適で、ステーションごとに乗り捨て可能な利便性が魅力です。横須賀市では平成30年2月にシェアサイクルがスタートしました。

葉山・逗子・鎌倉エリアのサイクリングコース

三浦半島の北部に位置する葉山・逗子・鎌倉エリアも、魅力的なサイクリングスポットです。

藤沢~逗子コース(約20キロメートル)

穏やかな海風を感じて自然を満喫できる走行距離約20キロメートルのコースです。藤沢から逗子間の緑あふれる公園をはじめ、江ノ島や富士山の美しい景色、自然豊かな海岸線を巡りながら、風光明媚な景色や自然を満喫できます。

逗子~葉山コース(約23キロメートル)

食の魅力や相模湾の絶景を味わうことができる走行距離約23キロメートルのコースです。逗子と葉山・三浦半島の「食の魅力」やアートなスポット、相模湾沿いの絶景を楽しめます。

主なスポットには、太陽の季節碑、HAYAMA STATION、立石公園、長者ヶ崎、神奈川県立近代美術館葉山、森戸神社などがあります。

湘南国際村

湘南国際村に続く坂道は、三浦半島のなかでも快適なヒルクライムを楽しむことができるルートの一つで、サイクリングのコースとしても人気があります。登り切った先にある芝生の展望広場の頂上では、サイクリングマイルストーン「ツツジ」と、相模湾の絶景が待っています。

宿泊を含めた滞在型サイクリングの楽しみ方

かながわの滞在型サイクルルートプランの特徴は、宿泊を含めてサイクリングを楽しめる点にあります。1日では回りきれない三浦半島の魅力を、2日以上かけてじっくり楽しむことができます。

1泊2日モデルプラン

1日目は、三崎口駅を出発し、三浦半島の西海岸を南下します。城ヶ島周辺で海鮮グルメを楽しみ、三崎港周辺の宿泊施設に宿泊します。

2日目は、三崎港から東海岸を北上します。観音崎や横須賀の観光スポットを巡りながら、横須賀駅または久里浜駅でゴールというプランが人気です。

このように宿泊を挟むことで、無理のないペースでサイクリングを楽しみながら、三浦半島の魅力を存分に味わうことができます。

サイクリング後におすすめの日帰り温泉

三浦半島には、サイクリング後に汗を流せる日帰り入浴施設が複数あります。温泉でリフレッシュして帰路につくのもおすすめです。

マホロバ・マインズ三浦(三浦マホロバ温泉)

三浦海岸にあるホテル「マホロバマインズ」の中にある入浴施設で、日帰りでも利用できます。三浦海岸駅から徒歩約6分の駅近リゾートホテルで、三浦半島では数少ない天然温泉が魅力です。地下1500メートルから湧き出る上質な温泉は、体を芯から温めてくれ美肌にも良いとされています。

本館の温泉専用エレベーターで3階と4階に行くことができ、時間帯で男女入れ替わりになります。3階には露天風呂があり、塩味の強いお湯が特徴です。京急の三浦海岸駅から無料のバスも出ています。

ホテル京急 油壺 観潮荘

三浦半島の南端、小網代湾を望む施設で、海辺ならではの静けさとオーシャンビューが魅力的です。近隣の海水を汲み上げ沸かした「海水風呂」があり、ミネラルたっぷりの海水は「美肌効果」と「保温効果」があります。

日帰り入浴は11時から22時(最終受付21時30分)で利用可能。京急久里浜線三崎口駅から京急バス油壺行きで15分、終点下車徒歩5分です。

観音崎京急ホテル SPASSO(スパッソ)

横須賀市の「観音崎京急ホテル」内にあるスパ施設で、オーシャンビューの露天風呂が楽しめます。都心から1時間ほどの三浦半島に位置し、アジアンチックな雰囲気はまるで海外リゾートのようです。

京急横須賀線「馬堀海岸駅」からバスで約10分(無料シャトルあり)。営業時間は10時から23時です。東海岸側を走るサイクリングコースの途中や帰りに立ち寄るのに便利な立地です。

野比温泉

横須賀市の山あいにたたずむ温泉で、泉質はこの辺りでは大変珍しいナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉です。太古の植物成分を含んだモール泉で、お湯はツルツルぬるぬるな肌触りの「美肌の湯」です。

京急YRP野比駅から徒歩約15分。営業時間は11時から21時、毎週水曜日定休です。ミウイチの東海岸を走るルート上にあり、サイクリング後に立ち寄りやすい場所にあります。

かながわサイクリング・デジタルスタンプラリーへの参加方法

滞在型サイクルルートプランの6ルートを使ったコースで「かながわサイクリング・デジタルスタンプラリー」が開催されています。

開催期間は令和7年10月23日から令和8年2月28日までで、それぞれのルートにチェックポイントを4か所設定しています。専用アプリ(COCOAR)をダウンロードすることで参加でき、完走したコースの数に応じて、抽選でクロスバイクやペア宿泊券、地元の特産品などがプレゼントされます。

三浦半島サイクリングの準備と注意点

ベストシーズンの選び方

三浦半島は季節や天候によって異なる景色を楽しめるため、何度も訪れたくなるコースです。

は桜もきれいで、天気にも恵まれれば最高のサイクリングが楽しめます。ただし、花粉が多いという点に注意が必要です。

秋(9月から11月)も人気のシーズンで、気候が安定しており、サイクリングに最適な季節です。

服装と持ち物

季節に応じた適切な服装を選びましょう。夏は涼しく速乾性のある素材、冬は防寒対策が重要です。本格的なサドルを使用する場合は、お尻パッドが必要になることもあります。

ライトは必須です。トンネルや日没時の安全のために、前後のライトを装備しましょう。特にミウイチでは8つのトンネルを通過するため、昼間であっても必ず装備してください。

「エイドステーション」では空気入れやパンク修理セットを無料レンタルでき、三浦半島各市町の至るところに設置されているため、最低限の携行品で安心してサイクリングを楽しむことができます。

安全上の注意事項

トンネル内は道が狭く逃げ場がないため、特に注意が必要です。前後のライトを必ず点灯し、車両との距離に気をつけて走行してください。

緊急時は、半島の東側には多くの駅があるため離脱が容易ですが、西側には鉄道が通っていないため、最低限のパンク修理キットなどの携行が推奨されています。

三浦半島サイクリングで得られる体験

神奈川県の三浦半島は、都心から気軽にアクセスできるサイクリングの聖地です。「かながわの滞在型サイクルルートプラン」を活用すれば、初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせたサイクリングを楽しむことができます。

海岸線を走りながら眺める絶景、新鮮な海鮮グルメ、歴史的な観光スポット、そして「自転車半島宣言」に基づく充実したサイクリング環境。三浦半島には、サイクリストを魅了する要素が詰まっています。

8つのマイルストーンを巡る達成感、三崎港で味わう新鮮なマグロ、観音崎灯台から望む東京湾のパノラマ、サイクリング後の温泉でのリフレッシュ。三浦半島でのポタリングは、サイクリングの楽しさだけでなく、五感で楽しめる体験が待っています。

初心者の方はレンタサイクルを利用した短距離コースから始め、慣れてきたら三浦半島一周「ミウイチ」に挑戦してみてはいかがでしょうか。四季折々の風景と、温かい地元の人々のおもてなしが、きっと素晴らしい思い出を作ってくれることでしょう。

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