稲城ぽたり日和とは、東京都稲城市が発行するサイクリングマップで、多摩川沿いのサイクリングコースや里山散策、カフェポタリングなど、自転車で楽しめる4つのコースを紹介しています。「ぽたり」とはポタリングを意味し、競技のように速度を競うのではなく、景色を楽しみながらゆったりと自転車を漕ぐスタイルのことです。稲城市は「自転車のまち」として知られ、多摩川サイクリングロードや南多摩尾根幹線道路(尾根幹)といったサイクリストの聖地を有し、さらに里山の自然やサイクリスト向けカフェが充実していることから、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめるポタリングスポットとなっています。この記事では、稲城ぽたり日和で紹介されている各コースの魅力や、多摩川サイクリングの楽しみ方、里山散策のおすすめスポット、人気のカフェ情報まで、稲城でのポタリングを満喫するための情報を詳しくお伝えします。

稲城ぽたり日和とは何か
稲城市サイクリングマップ「稲城ぽたり日和」は、2024年9月に新しくリニューアルされました。このマップは稲城市の魅力を自転車で楽しむための総合ガイドとして、市内外のサイクリストから高い支持を得ています。「ぽたり」という名称には、「のびのびとした」「ゆるゆるな」自転車アクティビティというイメージが込められており、レースのように速度を追求するのではなく、風景や立ち寄りスポットを楽しみながらゆったりと走るポタリングの魅力を表現しています。
稲城ぽたり日和では全4つのコースが紹介されています。多摩川ぽたりコースは約10km、所要時間1時間のコースで、多摩川サイクリングコースと大丸用水など水路沿いを回り、豊かな水の流れや景色を感じることができます。カフェ・スイーツ満喫コースは約11km、所要時間1時間のコースで、市内のカフェやスイーツのお店を巡る内容となっています。三沢川さくら回廊コースは約8km、所要時間50分のコースで、上谷戸の里山風景と三沢川の移りゆく季節を感じられます。多摩丘陵コースは約15km、所要時間1時間30分のコースで、サイクリストの聖地でもある南多摩尾根幹線道路を中心に、多摩丘陵の程よいアップダウンを楽しむ内容です。これらのコースは初心者から上級者まで幅広いサイクリストが楽しめるよう設計されており、稲城市公式ウェブサイトからPDF版をダウンロードすることも可能です。
多摩川サイクリングコースの魅力と特徴
多摩川サイクリングコースは、稲城市が誇るサイクリングの名所です。多摩川は山梨県の笠取山を源流とし、東京都と神奈川県の県境を流れて東京湾に注ぐ一級河川で、上流と河口ではまったく異なる景色が楽しめるため、景色を眺めながらゆったり走りたい方にぴったりのコースとなっています。
稲城市の多摩川サイクリングコースは、昭和45年に健康維持増進や住民相互のコミュニケーションの場を設けるため整備が開始されました。平成30年3月には多摩川原橋周辺の整備工事が完了し、是政橋から川崎市との境までの約4kmの区間が通行できるようになりました。現在、稲城市から川崎市幸区の国道1号線多摩川大橋までの約24kmの区間が連続して舗装整備されており、安全に通行することができます。
是政橋は多摩川サイクリングロードのコース内にある全長約400mの大きな橋で、府中市と稲城市を結んでいます。平成23年に改修工事が完了し、上下線合わせて4車線ある車道の隣にはゆったりと広い歩道が確保されているため、散歩やサイクリング、ジョギングコースとして人気を集めています。多摩川サイクリングコースの幅員は約2.5mと狭いため、歩行者も自転車も左側通行がルールとなっています。歩行者と自転車の専用道路のため、自動車やバイクは通行できません。
多摩川サイクリングロードは「たまリバー50キロ」とも呼ばれ、全長はおおよそ50kmで、羽田から羽村までをつなぐ道となっています。全体的にきれいに舗装されており、サイクリングに慣れていない初心者の方にもおすすめです。通称「多摩サイ」の愛称で親しまれています。東京都側は道幅が広く段差も少ないですが、人通りはやや多めです。川崎側は少し道に段差が多い印象がありますが、比較的ランナーやウォーカーが少なく、サイクリストに人気があります。特に右岸(川崎側)のルートは、多摩川大橋から是政橋まで約23kmをノンストップで走ることができるロングコースとして知られています。川崎市の「かわさき多摩川ふれあいロード」と接続しているため、長距離のサイクリングも楽しめます。
多摩川沿いには桜の名所もあります。是政橋から稲城北緑地公園まで約240本のソメイヨシノが約1.7kmにわたって植えられており、春には美しい桜並木の下をサイクリングすることができます。
南多摩尾根幹線(尾根幹)はサイクリストの聖地
南多摩尾根幹線、通称「尾根幹」は、東京都の調布市から町田市までを結ぶ約15kmの道路で、首都圏のロードレースの聖地とも呼ばれています。週末ともなると東京近郊在住のサイクリストたちが集まり、都内の自転車練習コースのような存在となっています。
尾根幹の正式名称は「南多摩尾根幹線」で、稲城市矢野口付近から町田市小山付近までのコースです。丘陵地帯の尾根を伝うように走る幹線道路で、信号は多いものの路肩は広く、適度なアップダウンが続くため、様々なレベルのサイクリストに親しまれています。人気の理由としては、都会にしてはある程度走りやすいこと、信号が少なめで道幅が広いため快適に走れること、適度な距離(約12km)とアップダウンがあることが挙げられます。直線道路で緩やかにアップダウンを繰り返すコースプロファイルがトレーニングルートに最適で、ここを起点に様々な方面へサイクリングを楽しむことができます。晴れた日には富士山を望むこともできる絶景ポイントもあります。
尾根幹の一部は、2020年東京オリンピックの自転車ロードレースのコースにもなりました。武蔵野の森公園をスタートし、府中の大國魂神社の境内を抜け、多摩川にかかる是政橋を渡り、その後南多摩尾根幹線道路を経て、道志みちへと入っていくルートでした。多摩市内は、稲城市から南多摩尾根幹線道路を通過し、聖ヶ丘学園通り、ひじり坂、馬引沢北通りなどを経て八王子市へ向かうコースで、その距離は都内最長の11.8kmでした。UCI(国際自転車競技連合)から景観を高く評価されたルートでもあります。世界各国の代表選手が駆け抜けた当時の雄姿を思い浮かべながら走ってみるのも、尾根幹を楽しむ醍醐味の一つです。
2025年7月13日には、東京2020大会オリンピック自転車競技ロードレースで使用されたコースで「THE ROAD RACE TOKYO TAMA 2025」が多摩地域で開催されました。このようにオリンピックのレガシーを活かしたイベントが継続的に行われており、尾根幹エリアはサイクリストにとって特別な場所となっています。
稲城の里山散策で自然を満喫
稲城市は、都会の中に残されたオアシスのような里山が楽しめるエリアです。住宅地に梨畑が混在する独特の魅力があり、古き良き日本の風景を感じることができます。
上谷戸親水公園(かさやとしんすいこうえん)は、上谷川沿いに遊歩道が設置され、上流部には「上谷戸緑地体験学習館」や水車も建てられています。平成19年には国土交通大臣から「てづくり郷土賞」を受賞した、里山自然を利用した秀逸な公園です。近辺には棚田や古民家も数多く残っており、古き良き日本を感じさせてくれます。上谷(かさやと)は上谷戸とも呼ばれ、鶴川街道にかかる「弁財天橋」の下を流れる上谷川沿いの谷地です。現在でも水田、畑、旧家が多く、里山を感じさせるエリアとなっています。
坂浜平尾地区は緑豊かな多摩丘陵に位置し、古くから人々の生活に密着してきた里山や雑木林、歴史ある神社仏閣も多く残っています。三沢川さくら回廊コースでは、この上谷戸の里山風景と三沢川の移りゆく季節を感じることができます。
いなぎめぐみの里山は、京王相模原線「稲城駅」から徒歩15分、稲城市百村にあります。じゃがいも収穫体験、タケノコ掘り、窯焼きピザ体験、ハーブの寄せ植え体験など、様々な里山体験イベントが開催されています。遊子の里山は、里山に触れ合うことのできる施設で、炭焼きや工作、山歩きなどを楽しめます。保育園児たちが親子で里山を楽しむイベントなども開かれており、神社の上からは都心方向がとてもきれいに見えます。稲城駅からありがた山と天神山を目指すコースもあり、多摩100山に含まれる2座を歩くことができます。帰りは三沢川沿いを歩いて稲城駅へ戻るルートが人気です。
稲城中央公園には総合グラウンドや総合体育館があり、公園内には武蔵野の自然林が残されています。その中の散策路は市民の散歩や健康づくりに利用されています。約1kmにわたりアカシアの木が生い茂るアカシア林では、多くの方が散歩を楽しんでいます。木の高さは約20mあり、ゴールデンウィーク頃に白色の蝶型花を咲かせます。
三沢川の桜と季節の風景を楽しむ
東京都稲城市を流れる三沢川は、桜の名所として知られています。川沿いには1.7kmにわたって、ソメイヨシノや山桜など約320本の桜が植えられ、桜のトンネルのような景色が広がります。この桜のトンネルは「三沢川さくら回廊」と名づけられています。三沢川両岸は遊歩道が整備されていて、とても快適に歩くことができます。シーズンには赤い提灯が飾られますが、近所の人が犬の散歩をする程度で混雑することのない穴場スポットとなっています。桜に包まれたような気分で過ごせるため、天気の良い日に川沿いを散歩すると最高の体験ができます。
アクセスは、京王相模原線稲城駅下車徒歩約5分、京王よみうりランド駅下車徒歩約5分と、どちらの駅からも便利です。毎年春には「三沢川 桜・梨の花まつり」が開催されています。第15回となる2025年のまつりは3月22日と23日に開催されました。ライトアップは2025年3月22日から3月31日まで、午後6時から9時まで市役所前の三沢川沿い(馬橋から本郷橋間)で行われました。三沢川さくら回廊コース(約8km、50分)は、上谷戸の里山風景と三沢川の移りゆく季節を感じるコースとして、稲城ぽたり日和でも紹介されています。桜のシーズンだけでなく、四季折々の風景を楽しめるのがこのコースの魅力です。
稲城のカフェポタリングでおすすめの店
稲城市には、サイクリストに人気のカフェが数多くあります。ポタリングの途中で立ち寄り、美味しいコーヒーやスイーツを楽しむのも、稲城サイクリングの醍醐味です。
CROSS COFFEE(クロスコーヒー)は、東京稲城の矢野口にあるこだわりのスペシャルティコーヒーを提供する「日本一サイクリストが集まる喫茶店」として知られています。住所は東京都稲城市矢野口227-1 グランツドルフ1Fで、JR南武線矢野口駅南口より徒歩3分です。営業時間は平日7:00から17:00で、月曜日と火曜日が定休日です。FREE WI-FI、コンセント、テイクアウト、ベビーカーもOKとなっています。矢野口交差点は、サイクリングの集合場所や目的地として最適なロケーションで、週末はロードバイクやMTB、小径車など、サイクリングをする人が多くみられます。2017年8月にオープンすると、瞬く間に人気店となりました。ウエアブランドのチャンピオンシステムジャパンが運営するカフェです。
セカンドメニューとしてベルギー産バリーカルボー社のチョコレートを使用したチョコレートドリンクや、フランス風のバゲットサンドを提供しています。モーニングの定番である分厚いはちみつバタートーストも人気です。店内までバイクを持ち込めるサイクリストに優しいカフェで、ドリップコーヒーは浅煎り、深煎りを選べます。CROSS COFFEEは、2018年から多摩川の河川敷で稲城シクロクロスという自転車競技を年2回開催しており、地域の自転車文化の発展にも貢献しています。
ZEBRA Coffee & Croissant 稲城中央公園店は、稲城中央公園内のくじら橋を望む一角にあります。東京2020オリンピック自転車ロードレースのレガシーとして設置されたサイクルカフェで、2021年6月30日にオープンしました。所在地は稲城市長峰一丁目1番地で、営業時間は8:30から19:00です。店舗前にはロードバイクやクロスバイクを駐輪できるサイクルスタンドが設置され、店内には有料のシャワー室や更衣スペースもあります。尾根幹線沿いにあるクロワッサンが美味しいお店で、パンや自家焙煎の珈琲もあります。メニューはクロワッサン、パンオショコラ、クロワッサンサンドイッチ、焼き菓子(ゼブラクッキーほか)、クロワッサンプリンなどがあります。テラス席も多くあり、サイクリストが集まる場所になっています。緑豊かな公園の景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
その他にも稲城市には魅力的なカフェがあります。green world cafe(グリーンワールドカフェ)、自家焙煎ウリカフェ、niconico cafe(ニコニコカフェ)、and EATS 矢野口駅前店、こめのこcafe、Gallery & Cafe Cloud Nine(クラウドナイン)などが人気です。隠れ家カフェ ローズ亭は、上谷戸親水公園の景色を楽しみながらゆっくりお茶することができる穴場スポットです。野鳥の会の方たちや地元の人たちからも愛されています。稲城長沼駅にはカフェスタンド「kura-stand(クラスタンド)」があり、チリコンカンのトルティーヤや豆乳バナナスムージーなどが楽しめます。カフェ・スイーツ満喫コース(約11km、1時間)は、市内のカフェやスイーツのお店を巡るコースとして、稲城ぽたり日和でも紹介されています。
稲城の特産品である梨とぶどうの魅力
稲城市は梨とぶどうの名産地としても知られています。ポタリングの途中で、旬のフルーツを味わうのも稲城サイクリングの楽しみ方の一つです。稲城市のブランド「稲城梨」と「高尾ぶどう」は、地元で大切に生産されています。特に「稲城」梨は、東京都の稲城市を中心に府中市や川崎市の一部のみで生産されている品種で、大半が贈答用として予約を中心に出荷されてしまうため、スーパー等の市場には並ぶことがない「幻の梨」とも言われています。
上原園は「稲城」と「高尾ぶどう」のフルーツ狩りができる人気の梨園です。梨のもぎとり受付は10:00から15:00です。梨狩りをする際の入園料は無料で、もぎとった梨やぶどうの重さの料金を支払って持ち帰るシステムです。稲城ICより車で2分と近いので、東京で自然を味わいたい方にはおすすめです。取れたての果物の産地直送も可能です。人気のシャインマスカットもあります。川清園は江戸時代から16代続く老舗梨農園で、約300年前の江戸・元禄時代から続く歴史ある梨農園です。梨だけではなく、梅やボイセンベリー、柿やぶどうなどのフルーツも収穫しています。松乃園は稲城の梨を販売しており、「稲城」品種は8月中旬から9月上旬が収穫時期です。
稲城市の梨の人気は高く、直売所によって扱う品種も違うので「売り切れたので終了」「今日はお休み」の貼り紙もよく見かけます。できるだけ事前に情報を調べて、特に週末は早めの時間に訪れるのがおすすめです。稲城駅前の観光案内所「いなぎ発信基地ペアテラス」では、地図やパンフレット配布、梨の最新情報を手に入れることができます。稲城市のホームページ内にある「いなぎ農産物直売所マップ」では、稲城の梨の農園や直売所の場所が分かるマップが公開されています。稲城市の梨生産組合公式サイト「もぎたての稲城の梨」では、現在販売中の梨農園の情報も掲載されています。
稲城長沼駅とガンダムモニュメントの見どころ
稲城市はガンダムをデザインしたメカニックデザイナー・大河原邦男氏の出身地であり、「メカニカルシティ」として注目を集めています。ポタリングの途中でロボットモニュメントを巡るのも、稲城ならではの楽しみ方です。
JR南武線・稲城長沼駅から徒歩1分の好立地にある「いなぎ発信基地ペアテラス」は、稲城市の観光拠点です。ペアテラスの正面には高さ約3.6mの「ガンダム&シャア専用ザク」のモニュメントが設置されています。「メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクト」は、大河原邦男氏のデザインを感じさせる作品を稲城市内に設置することや、メカデザイナーズサミット等のイベントを開催することで、子どもや家族に魅力的な街づくりを行うことを目的としています。1983年放送の「装甲騎兵ボトムズ」のスコープドッグは全高約3.8メートルで、劇中と同じサイズ感となっています。夜にはライトアップもされます。
市内には複数のロボットモニュメントやデザインマンホールがあり、巡回スポットとして人気です。稲城長沼駅周辺にはガンダム&シャア専用ザクモニュメント、ガンダムデザインマンホール、スコープドッグ等身大モニュメントがあります。稲城中央公園にはオネカン戦士稲城ペダリオンモニュメントが設置されています。京王相模原線若葉台駅にはスコープドッグデザインマンホール、JR南武線南多摩駅にはヤッターワンモニュメント、JR南武線矢野口駅にはマグナムエースデザインマンホールがあります。これらのスポットを巡る際は、シェアサイクルの利用がおすすめです。
いなぎ発信基地ペアテラスは、2016年4月23日に開業しました。営業時間は10:00から19:00で、休業日は年末年始(12/29から1/3)です。施設では、Wi-Fiスポット、おみやげ販売、バリアフリー対応、飲食店案内、レンタサイクルなどのサービスが利用できます。名称は平成27年8月に募集され、60件の応募の中から「いなぎ発信基地」が選定されました。カフェテラスと稲城市の特産品である梨の英語「ペア(Pear)」をかけ合わせ、「ペアテラス」という愛称が決定しました。ペアテラス内では梨はもちろん地元のお菓子や稲城ゆかりのグッズも購入でき、姉妹都市の北海道「大空町」や友好都市の福島県「相馬市」、長野県「野沢温泉村」の特産品も取り揃えています。
初心者向けサイクリングのコツとおすすめコース
多摩川サイクリングロードは初心者に最適なコースですが、いくつかのコツを押さえておくとより快適にサイクリングを楽しむことができます。
コース選びについては、初心者の方でも無理なく走れるモデルコースとして、二子玉川から是政橋区間までの片道約14km+2kmのコースがおすすめです。多摩川サイクリングエリア(稲城から稲田堤、中野島)も初心者向けのおすすめスポットとして紹介されています。走行ルールについては、多摩川サイクリングコースの幅員は約2.5mと狭いため、歩行者も自転車も左側通行がルールです。歩行者の近くでは徐行し、安全に配慮しましょう。東京都側(左岸)は、道幅が広く段差も少ないのが特徴で、サイクリング初心者の方でも安心して走ることができます。一方、川崎側は少し道に段差が多い印象がありますが、比較的ランナーやウォーカーが少なく、サイクリストに人気があります。
立ち寄りスポットも計画に入れておくと良いでしょう。稲城天然温泉はサイクリングのゴール地点におすすめのスポットで、営業時間は9:00から25:00(土・日・祝日は7:00から)です。サイクリングで疲れた体を温泉で癒すことができます。レンタサイクルも利用可能です。いなぎ発信基地ペアテラスではレンタサイクルのサービスがあり、自分の自転車を持っていない方でも気軽にポタリングを楽しむことができます。
服装については、動きやすい服装であれば特別なサイクリングウェアがなくても大丈夫です。ただし、長距離を走る場合はパッド入りのサイクルパンツがあると快適です。また、日差し対策として帽子やサングラス、日焼け止めもあると良いでしょう。水分補給も忘れずに。コース上にはカフェやコンビニもありますが、ボトルを持参しておくと安心です。特に夏場は熱中症対策として、こまめな水分補給を心がけましょう。
稲城の年間イベントと見どころ情報
稲城市では年間を通じて様々なイベントが開催されています。ポタリングと合わせてイベントを楽しむのもおすすめです。
春(3月から5月) には三沢川 桜・梨の花まつりが3月下旬に開催されます。三沢川沿いの桜のライトアップも行われ、夜桜を楽しむことができます。梨の花も同時期に見頃を迎え、白い花が畑を彩ります。
夏(6月から8月) は梨とぶどうの収穫シーズンです。「稲城」梨は8月中旬から9月上旬が収穫時期で、直売所やもぎとり体験ができる農園が賑わいます。
秋(9月から11月) には稲城フェスティバルが毎年10月に開催されます。2025年は10月5日に第43回稲城フェスティバル(Tama Hills-Inagi Festival 2025)が開催されました。米軍多摩サービス補助施設で行われ、屋外ステージでの市民バンド等の演奏の他、米軍多摩レクリエーションセンターが提供するハンバーガーやホットドッグ、ステーキ等のアメリカンフード、エア遊具等の子ども向けアトラクションがあり、様々な世代が楽しめる日米親善のイベントです。
冬(12月から2月) のサイクリングは澄んだ空気の中で景色を楽しむことができます。尾根幹から見える富士山は、特に冬の晴れた日が絶景です。稲城中央公園のアカシア林の散策もおすすめです。
よみうりランドとその周辺の楽しみ方
稲城市を代表する観光スポットといえば、よみうりランドを忘れてはなりません。東京都稲城市と神奈川県川崎市多摩区にまたがる場所にある遊園地で、1964年に読売ランドとして開園し、1968年より現名称となりました。住所は東京都稲城市矢野口4015-1です。
電車でのアクセスは、京王よみうりランド駅下車後、ゴンドラ「スカイシャトル」で5分から10分、もしくは小田急バスで5分です。矢野口駅から京王よみうりランド駅まで徒歩約10分で到達するため、南武線利用でのアクセスも可能です。ポタリングの途中で立ち寄ることもできます。様々なアトラクションのほか、夏はプール、冬はイルミネーションなど、子供から大人まで一年中楽しめます。園内にはバンデッドやクレージーヒュー・ストン、バンジージャンプなどの人気アトラクションが勢揃いしています。2024年3月には開園60周年を迎え、同年10月24日に新観覧車「Sky-Go-LAND」がオープンしました。
隣接するフラワーパーク「HANA・BIYORI」では、日本最大級となる300鉢を超えるフラワーシャンデリアを楽しめます。2024年3月に誕生した「よみうりランド眺望温泉 花景の湯」では、サイクリングで疲れた体を癒すことができます。
稲城でのポタリングを楽しむためのまとめ
稲城市は、多摩川サイクリングコース、里山の自然、カフェ文化、そして特産品の梨やぶどうなど、多彩な魅力を持つ街です。「稲城ぽたり日和」を片手に、のんびりとポタリングを楽しむことで、この街の魅力を存分に味わうことができます。
全4コース(多摩川ぽたりコース、カフェ・スイーツ満喫コース、三沢川さくら回廊コース、多摩丘陵コース)は、それぞれ異なる稲城の顔を見せてくれます。初心者から上級者まで、自分のレベルや目的に合わせてコースを選ぶことができます。尾根幹は東京オリンピックのコースにもなった「聖地」として、多くのサイクリストが集まります。CROSS COFFEEやZEBRA Coffeeなど、サイクリストウェルカムなカフェも充実しており、ポタリングの休憩スポットとして最適です。稲城長沼駅のガンダムモニュメントや、市内各所に設置されたロボットモニュメントを巡るのも、他の街にはない稲城ならではの楽しみ方です。
春は三沢川の桜、夏は梨とぶどうの収穫、秋は稲城フェスティバル、冬は富士山の絶景と、四季折々の魅力があります。「自転車のまち稲城」で、あなただけのポタリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。稲城ぽたり日和が、きっと素敵なサイクリング体験へと導いてくれることでしょう。









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