絶景と美食を自転車で巡る!軽井沢ポタリングの楽しみ方完全マップ

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緑豊かな自然と洗練された街並みが共存する軽井沢は、ポタリング(気軽に楽しむサイクリング)の聖地として多くの人々に愛されています。標高約1,000mに位置するこの高原リゾート地では、夏でも涼しい気候の中、爽やかな風を感じながら自転車で巡る旅は格別です。街中から森の中まで、様々な景色を楽しめるサイクリングコースが点在し、観光名所や絶景ポイントもたくさん。初心者から経験者まで、誰もが自分のペースで楽しめるのが軽井沢ポタリングの魅力です。市街地には充実したレンタサイクルのサービスも整っているため、手ぶらで訪れても気軽に始められます。今回は、そんな軽井沢でのポタリングの魅力と楽しみ方をQ&A形式でご紹介します。豊かな自然に囲まれた高原の避暑地で、サイクリングを通じて心も体もリフレッシュする旅に出かけてみませんか?

目次

軽井沢でポタリングを楽しむなら?初心者向けのおすすめコースは?

軽井沢初心者にとって最適なのは、軽井沢駅を起点とした周遊コースです。まず、自転車初心者にも優しいのが「軽井沢王道!旧軽井沢銀座&雲場池コース」。このコースは約5kmと比較的短めながら、軽井沢の魅力がぎゅっと詰まっています。

軽井沢駅からスタートして、まずは矢ケ崎公園へ向かいましょう。駅から約500mほどのアクセス抜群の場所にあり、季節によって桜や紅葉が美しく、カモが泳ぐ池でのどかな時間を過ごせます。次に向かうのは雲場池。軽井沢の観光コースの定番と言われる雲場池は、清らかな水面に周囲の木々が映り込む神秘的な景観が魅力です。遊歩道は徒歩で約20分、のんびり一周できる距離感も心地よいでしょう。

その後、旧軽井沢銀座通りへと向かいます。ここでは自転車を降りて、歴史あるショップやカフェを散策するのがおすすめ。オシャレな軽井沢の街並みをゆっくり楽しんだ後は、日本聖公会軽井沢ショー記念礼拝堂へ。1895年に設立された軽井沢最古の教会で、木のぬくもりを感じる建築は必見です。

さらに欲張りたい方は、軽井沢聖パウロカトリック教会も訪れてみましょう。傾斜のある三角屋根が特徴的なこの教会は、「ここで式を挙げると多くの人から祝福される」と言われています。

最後に御膳水(ごぜんすい)を訪れて、コースを締めくくるのも良いでしょう。雲場池の水源となっているこの湧き水は、江戸時代から水質の良さで知られ、諸大名や宮家の御膳に使用されていたという歴史があります。

このコースは、アップダウンも少なく、所要時間は休憩を含めて2〜3時間程度。初めての軽井沢訪問や自転車に慣れていない方でも無理なく楽しめるでしょう。また、各スポット間の距離が近いため、疲れたら少し休憩してまた走るという余裕のあるペース配分も可能です。

軽井沢ポタリングで必ず立ち寄りたい絶景スポットとは?

軽井沢でポタリングを楽しむなら、ぜひ立ち寄りたい絶景スポットがいくつかあります。その中でも特におすすめなのが、旧碓氷峠見晴台です。軽井沢町と群馬県の境に位置するこの場所は、標高約1,200mの高台から浅間山や妙義連峰、晴れた日には南アルプスや八ヶ岳まで一望できる絶景ポイント。条件がそろえば、雲海が広がる幻想的な風景も楽しめます。

見晴台までのサイクリングは本格的な上り坂があるため、体力に自信がある方や電動アシスト自転車を利用する方におすすめです。約8kmの道のりは少々きついかもしれませんが、到着したときの達成感と絶景は格別です。見晴台入口には「みすずや」という茶屋があり、名物の「碓氷峠の力餅」で一息つくこともできます。

また、軽井沢の美しい自然を堪能するなら、塩沢湖も外せません。軽井沢タリアセン内にあるこの湖は、周囲の山々や緑を映し出す鏡のような水面が魅力です。湖畔でボートを楽しむこともでき、家族連れにも人気のスポットとなっています。

自然と芸術を融合させた景観を楽しみたいなら、星野エリアのハルニレテラスがおすすめ。小川のほとりに建つ木製のデッキが特徴的なこのエリアには、おしゃれなショップやレストランが並び、四季折々の自然を眺めながらショッピングや食事を楽しめます。

歴史的な雰囲気と美しい風景を一度に楽しむなら、熊野皇大神社まで足を延ばすのも良いでしょう。この神社の特徴は、本宮の中心が長野県と群馬県の県境になっていること。樹齢1,000年と言われる御神木「しなの木」や、石の風車など見どころも豊富です。

軽井沢の美しい別荘地を眺めながらのポタリングも魅力的です。三笠通りのカラマツ並木はとくに有名で、軽井沢らしい落ち着いた景観を楽しめます。季節によって表情を変える街路樹の下を走るサイクリングは、心も体も癒される体験となるでしょう。

これらの絶景スポットを訪れる際は、交通量の多い道もあるため、安全に十分配慮してポタリングを楽しんでください。また、撮影スポットとしても人気の場所が多いので、カメラを持参するのもおすすめです。

軽井沢のレンタサイクル情報やポタリングの注意点は?

軽井沢でのポタリングを計画する際、まず便利なのがレンタサイクルのサービスです。軽井沢駅周辺には複数のレンタサイクルショップがあり、様々なタイプの自転車を借りることができます。例えば、軽井沢ライドタウン(KARUIZAWA RideTown)は駅から徒歩約7分の場所にあり、ミニベロやロードバイク、クロスバイク、電動アシスト自転車など、全12車種の自転車が揃っています。

レンタサイクルの料金は自転車の種類や利用時間によって異なりますが、一般的に大人用自転車1台で1時間500円程度が相場です。電動アシスト付きの自転車は若干割高になりますが、軽井沢の丘陵地を巡るなら、特に初心者には電動アシスト自転車がおすすめです。利用の際は、身分証明書の提示が必要な場合が多いので、準備しておきましょう。

多くのレンタサイクルショップでは、無料の軽井沢サイクリングマップを提供しています。このマップには主要なサイクリングコースや観光スポット、休憩ポイントなどが記載されており、ポタリング計画に大変役立ちます。また、軽井沢観光協会のホームページからダウンロードすることも可能です。

軽井沢でポタリングを楽しむ際の注意点としては、まず季節と天候への配慮が重要です。春から秋がポタリングのベストシーズンですが、標高が高いため朝晩は冷え込むことがあります。特に4月や10月は気温差が大きいので、脱ぎ着しやすい服装で出かけましょう。また、夏でも突然のにわか雨があるため、レインウェアを持参するか、レンタサイクルショップで借りられるか確認しておくとよいでしょう。

交通面では、一部の観光地では交通量が多い道路もあります。特に旧軽井沢銀座通りは歩行者も多いため、混雑時は自転車を降りて手押しすることも検討してください。また、軽井沢は別荘地が多く、住宅街を通ることもあるため、騒音に配慮し、マナーを守ることも大切です。

サイクリング中の荷物管理も考慮すべきポイントです。多くのレンタサイクルショップでは無料のレンタルバッグやカゴを提供していますが、貴重品は身につけておくのが安心です。また、スマートフォンのバッテリー切れに備えて、モバイルバッテリーの携行も検討してください。

最後に、レンタサイクルショップによっては駐車場サービスを提供しているところもあります。車で訪れる場合は事前に確認し、予約しておくと便利です。また、手荷物のお預かりサービスも行っているショップが多いので、身軽にポタリングを楽しみたい方は利用を検討してみてください。

軽井沢ポタリングでおすすめの休憩カフェや食事処は?

軽井沢でのポタリングの楽しみの一つは、サイクリングの合間に立ち寄る素敵なカフェや食事処での休憩タイムです。特に人気が高いのが、HARIO CAFE 軽井沢安東美術館店。藤田嗣治の作品を常設展示する美術館内にあるこのカフェでは、コーヒー器具メーカーとして知られるHARIO直営ならではの丁寧に淹れられたドリップコーヒーやサイフォンコーヒーを楽しめます。ケーキセットもあり、アートと共に優雅なひとときを過ごすにはぴったりのスポットです。

旧軽井沢と新軽井沢を結ぶ軽井沢本通りの中間に位置するナチュラル・カフェイーナも人気の休憩スポット。特にオープン以来の人気メニュー「スーパーアサイーボウル」は、有機アサイーをベースに季節の地元産フルーツがたっぷり楽しめる一品です。朝早くからオープンしているため、朝食からサイクリングをスタートしたい方にもおすすめです。

自然に囲まれた静かな環境で休憩したいなら、星野エリアのハルニレテラスがおすすめです。小川のほとりに建つ木製のデッキには、SAWAMURA(ベーカリー&レストラン)や村民食堂(和食レストラン)など様々なジャンルの飲食店が並んでいます。特にSAWAMURAは人気のベーカリーで、焼きたてのパンやスイーツを楽しめます。

軽井沢の新鮮な食材を味わいたいなら、軽井沢発地市庭への立ち寄りもおすすめ。地元の野菜や果物、特産品が豊富に揃う直売所で、隣接するフードコートでは地元の食材を使った様々な料理が楽しめます。サイクリングで訪れやすい場所にあり、地元の味を体験できる貴重なスポットです。

歴史と伝統を感じられる休憩スポットとしては、旧軽井沢銀座通り周辺のカフェやレストランが挙げられます。この通りは軽井沢のメインストリートとして知られ、老舗の洋食店から新しいスタイルのカフェまで様々な飲食店が軒を連ねています。特に、ミカド珈琲 軽井沢旧道店は老舗喫茶店として知られ、名物のモカソフトクリームは一度は試してみたい一品です。

また、景色を楽しみながらの休憩なら、雲場池周辺もおすすめ。池を眺めながらのんびりとピクニック気分を味わえます。市販のお弁当やサンドイッチを持参して、自然の中での食事を楽しむのも軽井沢ポタリングならではの贅沢です。

ファミリーで訪れるなら、軽井沢タリアセン内のレストランやカフェも検討してみてください。施設内には複数の飲食店があり、子供から大人まで楽しめるメニューが揃っています。アクティビティも充実しているため、食事と共に様々な体験を楽しめるスポットです。

休憩の際の注意点として、観光シーズンは人気店が混雑することがあります。時間に余裕を持ってポタリングコースを計画するか、オフピーク時を狙って訪れるとよいでしょう。また、屋外での食事を計画する場合は、天候のチェックも忘れずに。軽井沢の爽やかな自然の中でいただく食事は、サイクリングの疲れを癒し、さらなる活力を与えてくれることでしょう。

四季折々の軽井沢ポタリング!ベストシーズンやシーズン別の楽しみ方は?

軽井沢は四季折々の表情を見せる魅力的な場所であり、ポタリングを楽しむなら春から秋にかけて(4月下旬〜11月上旬)がベストシーズンです。各季節ならではの景色や魅力を楽しむコツをご紹介します。

春(4月下旬〜5月) の軽井沢は、新緑が芽吹き始め、花々が咲き誇る生命力あふれる季節です。この時期におすすめなのが矢ケ崎公園での桜の観賞。公園内の桜が美しく咲き誇り、ポタリングの休憩スポットとして最適です。気温はまだ涼しいので、防寒対策をしっかりと行ってから出発しましょう。また、GW期間中は観光客が多く訪れるため、早朝や平日のポタリングがおすすめです。

初夏(6月〜7月上旬) は、軽井沢ポタリングの絶好のシーズン。気温は過ごしやすく、高原の爽やかな風を感じながらのサイクリングは格別です。この時期は雲場池周辺の緑が特に美しく、水面に映る木々の眺めは心を癒してくれます。また、6月は観光客も比較的少ないため、ゆったりとした軽井沢の街並みを楽しめるでしょう。

夏(7月中旬〜8月) は避暑地として知られる軽井沢の最盛期。標高約1,000mに位置するため、都心部に比べて気温が低く、涼しい高原の風を感じながらのポタリングが楽しめます。この時期は観光客が多く、特に週末は混雑するため、早朝の出発や平日の訪問がおすすめです。暑い日でも森の中は涼しいので、白糸の滝や千ヶ滝などの林間コースを選ぶと快適です。また、突然のスコールに備えて、レインウェアの携行も忘れずに。

秋(9月〜11月上旬) の軽井沢は、紅葉の美しさで訪れる人々を魅了します。特に10月中旬から下旬にかけての雲場池周辺の紅葉は絶景です。モミジやカラマツが色づき、水面に映る姿は息をのむ美しさです。また、旧軽井沢銀座通りから少し離れた静かな別荘地エリアも、落ち葉を踏みしめながらのポタリングが楽しめるスポットです。秋は昼夜の寒暖差が大きいため、脱ぎ着しやすい服装で出かけるのがコツです。

冬(11月中旬〜4月上旬) は積雪により自転車での観光は難しくなりますが、12月上旬や3月下旬など、雪の少ない日を選んで訪れれば、冬景色の軽井沢を楽しむこともできます。ただし、凍結した道路も多いため、経験者向けと言えるでしょう。

季節を問わず軽井沢ポタリングを楽しむためのコツとして、時間帯の選択も重要です。特に朝の時間帯(7時〜10時) は観光客が少なく、清々しい空気の中でのサイクリングが楽しめます。旧軽井沢銀座通りも空いているため、ゆったりと街並みを楽しめるでしょう。

また、季節によって持ち物も変わります。春と秋は気温変化が大きいため脱ぎ着しやすい服装を、夏は日焼け対策雨具を、どの季節も水分補給のための飲み物を忘れずに携行しましょう。

軽井沢のポタリングは、その時々の季節の表情を存分に楽しめるのが最大の魅力です。四季折々の景色の中で、自分だけのお気に入りのシーズンとコースを見つけてみてください。何度訪れても新たな発見があり、リピーターを増やし続ける軽井沢の魅力をサイクリングで堪能してみませんか?

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