荒川サイクリングロードの北区・足立区エリアは、都心からアクセスしやすく、魅力的なカフェが点在するポタリングカフェ巡りに最適なスポットです。通称「荒サイ」と呼ばれるこのサイクリングコースは、信号がほとんどない平坦な河川敷を走るため、初心者でも安心してポタリングを楽しむことができます。本記事では、北区の岩淵水門周辺にある1110 CAFE/BAKERYや栗原コーヒー、足立区のキッチンとれたてやBRUCKE coffeeなど、荒川サイクリングロード沿いのおすすめカフェとポタリングコースの情報を詳しくお届けします。コースの特徴や季節ごとの楽しみ方、自転車の選び方や走行マナーまで、荒川サイクリングロードでのポタリングカフェ巡りを存分に楽しむための情報を網羅しています。

荒川サイクリングロードとは?北区・足立区エリアの特徴
荒川サイクリングロードは、東京都から埼玉県にかけて荒川沿いに整備された全長約80キロメートルから90キロメートルに及ぶサイクリングコースです。河口の葛西臨海公園から埼玉県の武蔵丘陵森林公園まで続くこのコースは、通称「荒サイ」と呼ばれ、関東屈指の人気サイクリングスポットとして初心者からベテランまで幅広い層に愛されています。
このコースの最大の魅力は、信号がほとんどなく、舗装された道が続くことです。車の通行がない河川敷を走るため交通事故のリスクが低く、安心してサイクリングを楽しむことができます。両岸に走行路が整備されているため、右岸(東京側)と左岸(埼玉側)でそれぞれ異なる景色を楽しめることも特徴の一つです。都心部では高層ビル群や東京スカイツリーを望みながら走ることができ、郊外に向かうにつれて田園風景や桜並木など、自然豊かな景色が広がっていきます。
なお、荒川下流河川事務所によると、荒川サイクリングロードの正式名称は「緊急用河川敷道路」です。災害時に緊急車両が通行するための道路であり、自転車専用道路ではありません。歩行者やランナーも多く利用しているため、走行時は常に周囲への配慮が求められます。
道幅の広い区間は葛西橋から羽根倉橋までの約35キロメートルで、この区間は特に走りやすく多くのサイクリストで賑わっています。初心者の方には舗装状態が良く道幅も広い右岸ルートがおすすめです。特に北区・足立区エリアは都心からのアクセスが良好で、JR赤羽駅や日暮里・舎人ライナーの各駅から気軽に訪れることができるため、ポタリングを始めるのに最適なエリアとなっています。
ポタリングとカフェ巡りを組み合わせた楽しみ方
ポタリングとは、目的地を特に定めず、自転車で散歩するようにゆったりと走ることを意味します。「のんびり過ごす」「ブラブラする」という英語の「Putter」から派生した和製英語で、省略して「ポタ」とも呼ばれています。サイクリングの一種ですが、距離や時間に決まった制限がなく競技的な要素もないため、リラックスして心地よい速度で気の向くままに走ることが基本のスタイルです。
ポタリングとサイクリングの違いは、目的の持ち方にあります。ポタリングは気の向いたまま散歩するように自転車を楽しむスタイルであるのに対し、サイクリングはゴールとなる目的地を目指して走るスタイルを指すことが多いです。自転車の種類も問わず、ロードバイク、クロスバイク、ミニベロ、さらにはママチャリでも十分に楽しむことができます。服装にも決まったルールはなく、ガッツリとしたサイクルウェアからサンダルとクロスバイクといったカジュアルなスタイルまで、自分に合った装いで出かけられるのが「ゆるポタ」の魅力です。
近年、このポタリングとカフェ巡りを組み合わせた「カフェライド」が人気を集めています。美味しいコーヒーや食事を求めて各地のカフェを巡るスタイルで、サイクリングとコーヒーは相性が良く、適度な運動の後に味わうコーヒーは格別の美味しさです。カフェでの休憩には心身をリラックスさせる効果もあり、荒川サイクリングロードの北区・足立区エリアはこのカフェライドを楽しむのにぴったりのフィールドとなっています。行き先も自由、ペースも距離も思いのまま、カフェ巡りや自然の中を走る楽しさを満喫できるのが、ポタリングカフェ巡りの最大の魅力です。
荒川サイクリングロード北区エリアのおすすめカフェとスポット
北区エリアのポタリングカフェ巡りの拠点となるのは、赤羽岩淵エリアです。JR赤羽駅からのアクセスが良好で、荒川サイクリングロードのスタート地点として多くのサイクリストに利用されています。このエリアには個性豊かなカフェやサイクリスト向けの施設が集まっており、ポタリングの出発点として最適です。
バイシクルラン赤羽は、北区赤羽1丁目41番7号に位置するランナーやサイクリストのための拠点施設です。荒川サイクリングロードの拠点としての機能を備えており、貸しロッカーや更衣室、シャワーが完備されています。サイクリング前後の着替えや汗を流す場所として大変便利です。ロードバイクのレンタルサービスも行っており、完全予約制(前日までに電話予約)で1日5,000円から利用できます。鍵・ヘルメット・手袋などのオプションは100円で借りることができ、複数日数の貸し出しや遠方地への配送にも対応しています。自分の自転車を持っていない方でも、この施設を利用すれば手軽に荒川サイクリングロードでのポタリングを始められます。
岩淵水門は、荒川と隅田川の分岐点に位置する歴史的な水門施設で、荒川サイクリングロードを代表する人気の撮影スポットです。赤い色が印象的な旧水門と、その隣に建つ青い新水門の2つがあり、美しいコントラストが多くのサイクリストを惹きつけています。周辺は桜の名所としても知られており、春には桜並木の中を走る贅沢な体験ができます。水門付近には休憩に適した広場もあり、ポタリングの途中で立ち寄るのに最適なスポットです。
1110 CAFE/BAKERY(イチイチイチマルカフェベーカリー)は、岩淵水門からほど近い埼玉県川口市領家5丁目4番1号に位置するカフェです。荒川サイクリングロードからアクセスしやすく、北区エリアでのポタリングカフェ巡りの際にぜひ立ち寄りたい一軒です。約3,000坪の広大な庭園の中にあり、建物・料理ともにおしゃれな雰囲気が魅力となっています。外のウッドデッキは開放感があり、天気の良い日には特におすすめです。
このカフェの大きな特徴は、提供される食事がすべてプラントベース(植物由来)であることです。環境に配慮した食材を使用しており、店内で焼き上げるパンには動物性食品や乳製品を使用していません。花から抽出した酵母で発酵させることで、ふんわりとした食感を実現しています。特にシナモンロールが人気商品で、クラシック、スイーツ、食事系など13種類のロールパンを展開しています。営業時間は火曜日から金曜日が10時から17時、土曜・日曜・祝日は8時から17時で、月曜日が定休日です。
栗原コーヒーは、岩淵水門を過ぎた桜並木の先にある、コーヒーショップと自転車店が融合したユニークな店舗です。約10席程度の小さなお店で、ホットサンドやコーヒーを提供しています。2025年時点では店内での飲食スペースがなく、お店前のベンチでコーヒーを楽しむスタイルとなっていました。自転車関連の商品も扱っているため、サイクリストには特に馴染みやすい雰囲気のお店です。最新の営業状況については、訪問前に確認されることをおすすめします。
荒川サイクリングロード足立区エリアのおすすめカフェとスポット
足立区エリアには、荒川サイクリングロードを利用するサイクリストに人気のカフェや施設が数多く点在しています。北区エリアから荒川沿いを走るだけでアクセスできるため、ポタリングカフェ巡りのルートに組み込みやすいエリアです。
キッチンとれたては、足立区都市農業公園内にあるレストランで、荒川サイクリングロードを利用するサイクリストの定番休憩スポットです。足立区都市農業公園は「自然と遊ぶ、自然に学ぶ、自然と共に生きる」をテーマにした公園で、所在地は東京都足立区鹿浜2丁目44番1号です。園内には田んぼや畑があり、ここで収穫された無農薬・無化学肥料の農作物を使った料理を楽しめることが最大の魅力となっています。
メニューには豊富な定食類に加え、足立産の小松菜を練り込んだパスタ「あだち菜パスタ」や「野菜カレー」、「はっさくジャムのオーガニックティー」など、足立区ならではの料理が揃っています。1階ではテイクアウトの軽食を、2階のレストランではオーガニック野菜を使った本格的な食事を楽しむことができます。荒川沿いの門の中には広いサイクルポートも整備されており、荒川サイクリングロードから直接アクセスしやすい立地です。営業時間は11時から17時、定休日は水曜日・木曜日・年末年始となっています。
カフェシマナミは、鹿浜橋の北側右岸、足立区新田エリアにあるカフェです。特別養護老人ホーム「新田楽生苑」内に併設されており、工場の脇にあるため少し分かりづらい場所にありますが、人が少なく静かな雰囲気が大きな特徴です。店名の「シマナミ」は、「新田楽生苑」を経営する本部が広島県尾道市にあることに由来しています。しまなみ海道で知られる尾道とのつながりを感じさせる店名です。静かにコーヒーを楽しみたい方や、混雑を避けてゆっくり休憩したい方におすすめのスポットとなっています。
BRUCKE coffee(ブリュッケコーヒー)は、足立区小台2丁目17番11号に位置するスペシャルティコーヒーの専門店です。「BRUCKE」はドイツ語で「橋」を意味し、荒川と隅田川の2つの川に挟まれた立地と、コーヒーを通じて様々な文化や人々をつなぎたいというオーナーの想いが込められています。お店の目印は小台橋で、最寄り駅は都電荒川線の小台駅または日暮里・舎人ライナーの足立小台駅で、どちらからも徒歩約10分の距離にあります。
お店の前にはサイクルポートとベンチが設置されており、サイクリングやランニングの途中で立ち寄る休憩スポットとして人気があります。コーヒーはすべてシングルオリジンの豆を使用したハンドドリップで提供され、浅煎りから中煎りまで7種類から8種類程度を常時用意しています。価格はコーヒーが500円、手作りのプリンなどのデザートが400円です。営業時間は木曜・金曜が15時から19時、土曜が13時から19時で、日曜日が定休日です。営業日・時間が限られているため、訪問前の確認をおすすめします。
荒川ベース サイクリングステーションは、2022年8月に荒川沿いにオープンしたサイクリスト向けのサポート施設です。駐輪スペースやカフェ、メンテナンススペース、くつろげる個室などを備えており、自転車を預けることも可能です。特に人気なのが近隣の自転車店の協力による洗車サービスで、長距離を走った後の汚れた自転車をきれいにしてもらうことができます。くつろぎスペースの予約システムも整備されており、荒川でのポタリングをより快適にサポートしてくれる施設です。
荒川サイクリングロードから少し足を延ばして訪れたいポタリングスポット
北区・足立区エリアでのポタリングに慣れてきたら、さらに上流方向へ足を延ばしてみるのもおすすめです。荒川サイクリングロード沿いには、カフェ巡りだけでなく自然や牧場を楽しめるスポットも充実しています。
榎本牧場は、埼玉県上尾市畔吉736番地の1に位置する、荒川サイクリングロードの定番目的地です。多くのサイクリストに愛されているこのスポットは、都心から約50キロメートル、往復で約100キロメートルの距離にあります。初心者にはやや距離がありますが、北区・足立区エリアを起点に少しずつ距離を伸ばしていく目標として最適なスポットです。
榎本牧場の最大の魅力は、牧場内の乳牛から搾乳した新鮮な牛乳で作られるジェラートです。「fortuna」(フォルトゥーナ)という店舗で販売されており、季節限定のものを含めると約30種類のフレーバーがあります。毎日日替わりで7種類から11種類程度を製造しており、一番人気は新鮮な牛乳の風味を存分に味わえるミルク味です。価格はシングルが400円、ダブルが540円となっています。牧場の入り口にはずらりとサイクルラックが並び、店内にはイートインスペースがあるほかテラス席も複数完備されています。サイクルウェアでも気軽に立ち寄れる雰囲気が人気の理由で、牛やミニブタに会えることもこの牧場ならではの魅力です。
秋ヶ瀬公園から榎本牧場までのコースは全長約38キロメートル、約2時間程度で走破できるため、サイクリング初心者にもおすすめのルートとなっています。
彩湖・道満グリーンパークは、埼玉県戸田市にある荒川サイクリングロード沿いの人気スポットです。公園内には桜の木が多く植えられており、開花シーズンには各地から花見客が訪れて賑わいを見せます。サイクリストには彩湖を一周するコースが人気で、湖畔を走りながら美しい景色を楽しむことができます。
荒川サイクリングロードの季節ごとのポタリングの楽しみ方
荒川サイクリングロードは四季それぞれに異なる魅力を持ち、一年を通じてポタリングカフェ巡りを楽しむことができます。季節に応じた楽しみ方を知っておくことで、より充実したポタリング体験が実現します。
春(3月から5月)は、荒川サイクリングロードのベストシーズンの一つです。気温が上がり始め、サイクリングに最適な気候となります。特に桜の季節はコース沿いの各所で美しい桜並木を楽しめます。小松川千本桜は荒川沿い約2キロメートルにわたる桜並木で、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど10種の桜が約1,000本植えられた都内有数の桜の名所です。入間大橋付近では春の菜の花と桜の競演が見事で、多くのサイクリストが写真撮影のために立ち寄ります。吉見町の桜堤公園(コースの約65キロメートル付近)にも見事な桜並木があり、桜の見頃時期には自転車で走れないほどの人出となる人気スポットです。
夏(6月から8月)は気温が高くなるため、早朝や夕方のサイクリングがおすすめです。一部の区間では草が生い茂り砂利道になることもあるため注意が必要です。河川敷の緑が生い茂る時期でもあり、木陰での休憩を上手に取り入れながら走行することが大切です。熱中症対策として十分な水分補給と日焼け対策は必須で、カフェでしっかりと水分と栄養を補給しながら無理のないペースで楽しむことを心がけたい季節となっています。
秋(9月から11月)は、春に次ぐおすすめシーズンです。気温は快適ですが、北風が強くなる時期でもあります。南下時は追い風、北上時は向かい風となることを考慮してコースを計画するとよいでしょう。紅葉シーズンの10月中旬から11月上旬は絶景が楽しめる時期で、荒川沿いの木々が色づき、普段とは異なる風景の中でポタリングを楽しむことができます。
冬(12月から2月)は、路面凍結の可能性があるため上級者向けのシーズンです。防寒対策を万全にし、天候を十分確認してから出発することが大切です。北風が非常に強いため体力の消耗にも注意が必要ですが、空気が澄んで視界が良好な日には遠くの山々や都市の景観を一望できます。この季節は人も少なめで、静かにサイクリングを楽しめるという冬ならではの魅力もあります。
ポタリングに適した自転車の選び方と準備のポイント
荒川サイクリングロードでのポタリングは自転車の種類を問わず楽しめますが、用途や目的に応じて選ぶことでより快適な体験ができます。ここでは代表的な自転車の特徴とポタリングの準備について紹介します。
ロードバイクは舗装路を高速で走ることに特化した自転車で、細いタイヤと軽量なフレームが特徴です。ドロップハンドルにより上側や下側などいろいろな箇所を持つことができるため、適度に体勢を変えて長時間乗り続けることができ、長距離走行では最も楽に走れる自転車です。ただし前傾姿勢が強いため、のんびり景色を楽しむポタリングには不向きな面もあります。カフェに立ち寄る際には盗難防止対策としてしっかりした鍵も必要です。
クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間的な性能を持つ、ポタリングにぴったりのスポーツ自転車です。軽快車(ママチャリ)よりも漕ぎだしが軽やかで、30キロメートル以上の距離も問題なく走ることができます。フラットハンドルで操作しやすく、やや起きた姿勢で乗れるため、周囲の景色を楽しみながら走れることが魅力です。キックスタンドやキャリアの取り付けも可能で日常使いにも適しており、価格帯も比較的手頃なことから、初めてのスポーツバイクとして選ばれることが多い自転車です。
ミニベロ(小径車)は、タイヤの直径が20インチ以下の小さな自転車です。コンパクトな車体で小回りが利き、加速性能が高いため、ストップアンドゴーの多い街中での利用に向いています。カジュアルな服装にもマッチしやすいデザインが多く、折りたたみ式のモデルであれば電車での輪行(自転車を専用の袋に入れて電車に乗ること)もしやすいという利点があります。ただし長距離走行には向いていないため、カフェ巡り程度の距離に適した自転車です。
自転車選びでは、ポタリングの形態(カフェ巡りメインか長距離も走るか)、走行する道路の種類、走る距離、駐輪方法の4つの要素を考慮して、自分がイメージする楽しみ方に合った一台を選ぶことが最も重要です。
持ち物については、水分補給用のボトル、財布(現金・カード類)、スマートフォン、身分証明書が必須です。パンク修理キットや携帯ポンプもあると安心です。服装は短距離のポタリングであればストレッチ性のある動きやすいカジュアルウェアで十分ですが、風の抵抗が大きくならないようある程度タイトな服の方が疲れにくくなります。季節に応じてサングラスや帽子、日焼け止めなども準備しておくとよいでしょう。
荒川サイクリングロードのおすすめポタリングカフェ巡りコース
荒川サイクリングロードの北区・足立区エリアには、レベルに合わせた複数のポタリングコースがあります。自分の体力や目的に合ったコースを選ぶことで、より楽しいカフェ巡りが実現します。
初心者向けコース(約15キロメートル)は、赤羽岩淵をスタート地点として荒川サイクリングロードを北上し、足立区都市農業公園の「キッチンとれたて」でランチを楽しんだ後、同じルートで戻るコースです。片道約7キロメートルから8キロメートル、往復で約15キロメートルの距離で、信号もなく平坦な道が続くため、初めてのポタリングでも無理なく楽しめます。所要時間は休憩を含めて3時間から4時間程度が目安です。
カフェ巡りコース(約20キロメートルから25キロメートル)は、赤羽岩淵をスタートし、まず1110 CAFE/BAKERYで朝食やブランチを楽しみます。その後、荒川サイクリングロードを南下して足立区エリアへ向かい、BRUCKE coffeeでスペシャルティコーヒーを味わいます。さらに北上してキッチンとれたてで遅めのランチを取り、赤羽岩淵へ戻るコースです。複数のカフェを巡りながらゆったりとポタリングを楽しめるのが魅力で、休憩を多く取るため距離の割には時間がかかりますが、それこそがポタリングカフェ巡りの醍醐味です。
中級者向けコース(約40キロメートル)は、秋ヶ瀬公園をスタート地点として榎本牧場を目指すコースです。片道約19キロメートル、往復で約38キロメートルの距離となります。榎本牧場で名物のジェラートを味わい、帰路は途中のカフェに立ち寄りながら戻ります。初心者にも挑戦しやすい中級コースとして人気があり、所要時間は休憩を含めて4時間から5時間程度です。
荒川サイクリングロードのSNS映え撮影スポット
ポタリングカフェ巡りの思い出を写真に残すために、荒川サイクリングロード沿いのおすすめ撮影スポットも知っておくと便利です。
岩淵水門は荒川サイクリングロードを代表する撮影スポットです。赤い旧水門と青い新水門のコントラストが美しく、愛車と一緒に写真を撮るサイクリストが多い場所です。特に夕暮れ時には水門がオレンジ色の光に染まり、幻想的な雰囲気を醸し出します。桜の季節には水門と桜並木を一緒に撮影できる絶好のスポットとなります。
船堀タワー周辺は、河口から約6キロメートル地点にあり、対岸に荒川ロックゲートが見え、左岸には高さ115メートルの船堀タワーを望むことができます。東京の都市風景を背景にした写真を撮るのに適したスポットです。
上流方向の田園風景エリアでは、緑の季節には美しい田園風景が広がり、都心近くとは思えないのどかな景色を撮影できます。秋には黄金色に輝く稲穂を背景にした写真も楽しめます。春の桜の季節には、小松川千本桜や吉見町の桜堤公園など、コース沿いの各所で桜と愛車を一緒に撮影できるスポットが点在しています。
カフェでの撮影も人気で、荒川サイクリングロード沿いの「cafe dining 529」は地元で採れた野菜を使った料理が振る舞われ、窓際の席からは愛車が見える配置になっているなど、SNS映えするスポットとして知られています。キッチンとれたても四季折々の花や植物、芝生広場や水田などを背景にした写真撮影に適しています。
撮影時は他の利用者の迷惑にならないよう、道の真ん中で立ち止まったり長時間同じ場所を占有したりすることは避けましょう。カフェ内での撮影は店舗のルールに従い、事前に確認するかスタッフに許可を得てから撮影することが望ましいです。
荒川サイクリングロード北区・足立区エリアへのアクセス方法
荒川サイクリングロードの北区・足立区エリアへは、電車でのアクセスが便利です。
北区エリアへはJR赤羽駅が最寄りで、駅から荒川サイクリングロードまでは徒歩約15分程度です。駅周辺にはコインパーキングも多いため、自転車を車で運んでくることも可能です。足立区エリアへは、日暮里・舎人ライナーの足立小台駅や扇大橋駅が利用できるほか、都電荒川線の小台駅も最寄り駅の一つです。
自分の自転車を持っていない場合は、レンタサイクルの利用がおすすめです。前述のバイシクルラン赤羽ではロードバイクのレンタルを1日5,000円(前日までの電話予約制)で行っています。また、北区・足立区内にはHELLO CYCLINGなどのシェアサイクルサービスのステーションも設置されており、スマートフォンアプリで簡単に借りることができます。返却も任意のステーションに行えるため、片道だけポタリングを楽しみたい場合にも便利なサービスです。
荒川サイクリングロードの走行マナーと注意点
荒川サイクリングロードでのポタリングを安全に楽しむためには、走行マナーを守ることが大切です。
荒川下流河川事務所は「自転車はいつでも止まれるスピードで走行すること」と定めており、目安として時速20キロメートル以下での走行が求められています。歩行者やランナーがいる場合は間隔を保ち徐行するなど、歩行者優先の姿勢が重要です。特に下流側の東京区間は野球場などの運動場や公園を利用する人が多く通行するため、より一層の注意が必要となります。
追い越しをする際は声をかけるかベルを鳴らして存在を知らせ、並走はせず一列で走行することもマナーの一つです。上流の大芦橋から先は河川敷を離れて一般道の歩道に設置されたコースを走ることになるため、車や歩行者により一層の注意が必要です。歩行者も快適に過ごせる環境づくりへの配慮を忘れず、安全で楽しいポタリングを心がけましょう。
まとめ
荒川サイクリングロードの北区・足立区エリアは、都心からのアクセスが良好で、信号のない平坦な河川敷を走りながら魅力的なカフェを巡ることができる、ポタリングカフェ巡りに最適なエリアです。1110 CAFE/BAKERYの全品プラントベースの食事やシナモンロール、キッチンとれたてのオーガニック野菜を使った足立区ならではの料理、BRUCKE coffeeのシングルオリジンによるハンドドリップコーヒー、そして榎本牧場の新鮮な牛乳で作られたジェラートなど、個性豊かなカフェやスポットが荒川沿いに点在しています。
春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気と、四季折々の風景を楽しみながら自分のペースでゆったりと自転車を走らせる時間は、日常から離れたリフレッシュのひとときとなるでしょう。距離やスピードにこだわらず、美味しいコーヒーや食事を目的に気ままに走る自由さこそが、ポタリングカフェ巡りの最大の魅力です。週末の休日や平日の息抜きに、荒川サイクリングロードの北区・足立区エリアでポタリングカフェ巡りをぜひ楽しんでみてください。









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