宮ぽたで白糸の滝へ!Eバイクで巡る富士宮ポタリングコース完全ガイド

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宮ぽたとは、静岡県富士宮市でEバイク(電動アシスト付きスポーツ自転車)を活用して白糸の滝や朝霧高原などの観光スポットを巡る、新しいポタリング観光プロジェクトです。富士宮市とスルガ銀行株式会社が連携して展開するこの事業では、市内に設置されたレンタルEバイクを利用でき、坂道の多い富士山麓でも体力に自信がない方が気軽にサイクリングを楽しめます。「ポタリング」とは自転車で気ままに散歩することを意味し、「富士宮」と組み合わせた造語が「宮ぽた」という名前の由来となっています。

富士宮市には世界遺産に登録された白糸の滝をはじめ、富士山本宮浅間大社、朝霧高原、田貫湖など魅力的な観光スポットが広範囲に点在しています。しかし、これらのスポットは離れた場所にあり、車がなければ周遊しにくいという課題がありました。Eバイクの電動アシストを活用することでその課題が解消され、富士山の雄大な景色を楽しみながら自分のペースで各スポットを巡ることが可能になりました。この記事では、宮ぽたの概要からEバイクのレンタル情報、白糸の滝を含むおすすめポタリングコース、季節ごとの楽しみ方、周辺グルメまで、富士宮でのEバイクポタリングに必要な情報を網羅的にお届けします。

目次

宮ぽたの概要とEバイクで巡る富士宮の魅力

宮ぽたは、富士宮市がスルガ銀行株式会社と連携して実施しているサイクリング観光プロジェクトです。市内各所に設置されたレンタルEバイクを移動手段として活用し、毎月さまざまなコースの厳選スポットを巡るイベントやツアーが企画・実施されています。

このプロジェクトの大きな特徴は、単なるサイクリングイベントにとどまらず、富士宮市の知られざる魅力を発信するメディアとしての側面も持っている点です。スルガ銀行のサイクリングプロジェクトの一環として「SURUGA Cycle Journal」と題した連載がnoteプラットフォーム上で公開されており、各回のポタリングの様子が美しい写真とともにレポートされています。

これまでに公開されたエピソードは多岐にわたります。芝川エリアの秘境を冒険するコース、朝霧高原の秋を満喫するコース、富士山ヒルクライムに挑戦するコース、地元のガイドブック「みやめぐり~おやつとお茶、ときどきごはん~」をなぞって富士宮のまちなかを巡るコースなど、エリアごとに異なる魅力が紹介されています。

宮ぽたの活動エリアは「朝霧」「白糸」「芝川」「まちなか」「ロング」の5つに大きく分けられています。各エリアには独自の見どころがあり、参加者の要望に応じたオリジナルコースも設定されているため、何度訪れても新しい発見があるのが魅力です。

Eバイク(E-BIKE)とは?富士宮ポタリングに最適な理由

Eバイクとは、ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツサイクルにドライブユニット(電動モーター)を搭載した、スポーツ指向の電動アシスト自転車のことです。一般的な電動アシスト自転車とは異なり、スポーツ自転車としての走行性能を維持しながら、電動アシストによって登り坂や長距離走行の負担を大幅に軽減してくれます。

富士宮市で利用できるEバイクには大きく分けて3つのタイプがあります。オンロードタイプは舗装された道路を快適に走るために設計されており、市街地やサイクリングロードに最適です。白糸の滝や浅間大社を巡る一般的な観光コースにはこのタイプが適しています。オフロードタイプはマウンテンバイクベースのEバイクで、山道や未舗装の林道を走るために設計されています。朝霧高原の牧草地帯や森の中のトレイルを楽しみたい場合におすすめです。中間タイプは舗装路と未舗装路の両方に対応できるオールラウンドなモデルで、コースの途中で舗装路から外れることもある富士宮のポタリングでは使い勝手がよい場面もあります。

富士宮市内ではヤマハのYPJシリーズなどの高品質なEバイクがレンタルされており、あさぎりフードパークなどでYPJ-ECなどのモデルを借りることができます。1回の充電で100キロメートル以上の走行が可能なモデルが中心となっているため、白糸の滝往復コース(往復約24キロメートル)程度であればバッテリー切れの心配はほとんどありません。

Eバイクのモーターは「踏む力をアシストする」という仕組みで動くため、ペダルを漕いでいる時だけモーターが作動し、漕ぐのをやめればモーターも停止します。あくまで自分の脚力が基本であり、モーターはその補助をしてくれるという感覚です。年齢や体力の差をカバーしてくれるため、カップルや家族、友人グループなど体力差のあるメンバーでも一緒にポタリングを楽しめるのが大きな魅力となっています。

Eバイクのレンタル方法と料金情報

富士宮市内では、朝霧高原エリアを中心に約16カ所のEバイクレンタルスポットが設置されています。レンタル可能な施設は朝霧高原エリア、芝川エリア、まちなかエリアの観光施設に分布しており、走りたいコースの起点に近い施設を選ぶことができます。

レンタル料金と基本情報は以下の通りです。

項目内容
1日レンタル料金6,600円(税込)程度
短時間レンタル90分1,000円から(施設による)
料金に含まれるものヘルメット、グローブ、鍵、ライト
利用条件身長154cm以上
営業時間(平日)10時~17時
営業時間(土日祝)10時~18時
定休日(3月~11月)無休の施設が多い
定休日(12月~2月)水曜日が定休の施設あり

レンタルの予約や詳細な料金については「Ride On!ふじのみや」の公式ウェブサイトや富士宮市観光協会のサイトで確認することをおすすめします。ゴールデンウィークや秋の紅葉シーズンは特に人気が高いため、事前予約が望ましいです。

「Ride On!ふじのみや」公式コースマップの種類と特徴

富士宮市では「Ride On!ふじのみや」と題した公式のEバイクサイクリングガイドを展開しており、複数のモデルコースが設定されています。コースマップは色分けされており、それぞれ異なるテーマとエリアをカバーしています。

マップの色コース名特徴
赤色朝霧東コースまちなかエリアからまかいの牧場方面を巡るルート
黄色世界遺産と農村集落巡りコース浅間大社や世界遺産センターを起点に歴史ある農村集落を巡る
緑色白糸自然公園・田貫湖自然コース白糸の滝を含む自然豊かなルート
茶色富士山スカイライン五合目ヒルクライムコース上級者向け、富士山五合目を目指す本格コース

初めてポタリングに挑戦する方には、緑色マップの白糸自然公園・田貫湖コースか、黄色マップの世界遺産巡りコースがおすすめです。緑色マップは白糸の滝を含み、富士山の雄大な景色と滝の清涼感を同時に味わえる人気のコースとなっています。

世界遺産・白糸の滝の魅力と見どころ

白糸の滝は、富士宮市の北部に位置する日本屈指の名瀑です。2013年6月に「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。

白糸の滝の最大の特徴は、その独特な成り立ちにあります。富士山に降った雨や雪解け水が地下の溶岩層を長い年月をかけて浸透し、上部の水を通す新富士火山層と下部の水を通さない古富士火山層の境目にある絶壁から湧き出しています。高さ20メートル、幅約150メートルの湾曲した崖面から大小数百の滝が流れ落ちる様子は、まさに白い絹糸を何本もさらしたような繊細で優美な姿です。一般的な「川の水が崖から落ちる」滝とは異なり、崖の途中から水が湧き出して流れ落ちるという極めて珍しいタイプの滝です。

水量は毎秒約1.5トンともいわれ、その水はすべて富士山の伏流水です。年間を通じて水温は約12度前後と一定で、真夏でもひんやりとした清涼感を味わうことができます。

音止の滝と白糸の滝エリアの歴史

白糸の滝のすぐ近くには音止の滝(おとどめのたき)があります。白糸の滝が繊細で女性的な美しさを持つのに対し、音止の滝は落差25メートルの岩壁を轟音とともに一気に流れ落ちる力強く勇壮な滝です。二つの滝は隣り合いながらまったく対照的な表情を見せ、見比べるのも白糸の滝エリアを訪れる楽しみの一つとなっています。

音止の滝には有名な伝説が残されています。1193年(建久4年)、源頼朝が「富士の巻狩り」を行った際、曾我十郎祐成と五郎時致の兄弟が父の仇である工藤祐経を討つ計画を話し合っていました。しかし滝の轟音があまりにも激しく互いの声がかき消されてしまいます。兄弟が神に念じたところ、不思議なことに話し合いの間だけ滝の音がぴたりと止まったという伝説が「音止の滝」の名前の由来です。源頼朝自身も富士の巻狩りの折に白糸の滝を訪れ、その美しさに感嘆して和歌を詠んだと伝えられています。白糸の滝は古来より富士講の開祖とされる長谷川角行が修行を行った場所としても知られ、富士講信者を中心に巡礼・修行の聖地とされてきた歴史があります。

白糸の滝を訪れる際のベストシーズンと虹の条件

白糸の滝のベストシーズンは、紅葉と滝のコラボレーションが美しい10月下旬から11月下旬です。色づいた木々の間を白い水が流れ落ちる光景は、まさに日本画のような趣があります。虹が見られる条件としては、季節を問わず晴れた日の午前中がベストです。太陽の光が滝の水しぶきに反射して虹のアーチが現れることがあるため、写真撮影を目的とするなら午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。

白糸の滝へのアクセスは、JR富士宮駅からは路線バスで約30分、「白糸の滝」バス停で下車し徒歩約5分で到着します。車の場合は新東名高速道路の新富士インターチェンジから約40分です。駐車場は有料・無料含めて複数ありますが、Eバイクであれば駐車場の混雑を気にせずスムーズにアクセスできるというメリットがあります。

Eバイクで巡る白糸の滝おすすめポタリングコース

Eバイクで白糸の滝を巡るモデルコースをご紹介します。出発地点はまちなかエリアの富士宮駅周辺または富士山本宮浅間大社付近です。

まずは富士山本宮浅間大社を参拝し、隣接する静岡県富士山世界遺産センターで富士山の歴史と文化を学びます。ここで富士宮やきそばなどの名物グルメで腹ごしらえをしてからスタートするのがよいでしょう。浅間大社エリアから県道414号線を北上し、富士山麓の田園風景を楽しみながら白糸の滝を目指します。途中、狩宿の下馬桜(かりやどのげばざくら)に立ち寄るのもおすすめです。源頼朝が富士の巻狩りの際に馬をつないだと伝えられる国の特別天然記念物の桜で、春には見事な花を咲かせます。

富士宮市街地から白糸の滝までは片道約12キロメートルで、標高差があるため通常の自転車では大変ですが、Eバイクの電動アシストがあれば景色を楽しみながら快適に走ることができます。白糸の滝に到着したら、白糸の滝と音止の滝の両方をじっくりと鑑賞しましょう。滝壺の近くまで降りることができる遊歩道が整備されており、マイナスイオンをたっぷり浴びながら散策を楽しめます。所要時間は両方の滝を見て回って30分から1時間程度です。

白糸の滝からさらに北上して白糸自然公園へ向かいます。この公園は富士山の眺望が素晴らしく、Eバイクを停めてベンチで休憩しながら雄大な景色を楽しむことができます。さらに体力に余裕があれば田貫湖まで足を伸ばすのもよいでしょう。帰路はEバイクならブレーキコントロールしながら安全かつ快適に下り坂を走ることができます。

田貫湖の魅力とダイヤモンド富士の絶景

白糸の滝ポタリングコースの延長として訪れたい田貫湖は、朝霧高原の一角に位置する東西約1キロメートル、南北約0.5キロメートル、周囲約3.3キロメートルの美しい湖です。富士山の全景を真東に仰ぐ絶好のロケーションにあり、写真愛好家の間では「ダイヤモンド富士」の撮影スポットとして全国的に知られています。

ダイヤモンド富士とは、富士山の山頂と太陽が重なり山頂がダイヤモンドのように輝いて見える現象のことです。田貫湖では例年4月20日頃と8月20日頃の前後数日間にこの現象を観察できます。天候に恵まれれば湖面に映る「逆さ富士」と合わせて上下に日輪が輝く「ダブルダイヤモンド富士」が出現することもあり、シーズンになると全国から多くのカメラマンが集まります。

湖の最西端に位置する展望デッキは最も人気の高い鑑賞ポイントで、中央に富士山、左右に山並みが迫る構図で息をのむような絶景が広がります。展望デッキのそばには宿泊施設「休暇村 富士」があり、宿泊して早朝のダイヤモンド富士を狙う方も多くいます。湖畔には桜やツツジが植えられており、春には桜と富士山のコラボレーション、初夏にはツツジと新緑の風景を楽しめます。秋には北側に広がる広葉樹林の紅葉も見事で、四季を通じて雄大な富士山をバックにした風景画のような景色が広がっています。

田貫湖はヘラブナ釣りのメッカとしても全国的に有名で、湖畔でのボート遊びやハイキングなどサイクリング以外のアクティビティも充実しています。田貫湖キャンプ場は富士山が眼前にそびえるテントサイトを持つ人気のキャンプ場で、Eバイクポタリングとキャンプを組み合わせた一泊二日の旅行プランも魅力的です。初日にEバイクで白糸の滝や朝霧高原を巡り田貫湖キャンプ場で一泊し、翌朝は早起きして湖面の逆さ富士を眺めてからのんびりと帰路につく。そんな贅沢な週末の過ごし方も富士宮なら実現できます。

朝霧高原エリアのポタリングコースと立ち寄りスポット

白糸の滝コースと合わせて楽しみたいのが、朝霧高原エリアのポタリングコースです。朝霧高原は富士宮市の北部、標高700メートルから1,000メートルに広がる広大な高原地帯で、酪農が盛んなことで知られています。

朝霧高原サイクリングコースは道の駅「朝霧高原」を起点に距離約37キロメートル、獲得標高568メートルのルートです。通常の自転車ではかなりの健脚コースですが、Eバイクの電動アシストがあれば中級者や初心者同伴でも十分に楽しめます。晴れた日には遮るもののない開放的な高原から富士山の全容を間近に望むことができ、牧草地帯に牛が放牧されている牧歌的な風景は格別です。

まかいの牧場は「日本一富士山の絶景を望める牧場」をうたう体験型観光牧場です。牛の乳搾りや仔牛のミルクやり体験、バターやチーズ作りなどの食の体験プログラムが豊富に用意されています。入場料は3月から11月が大人1,200円・小人900円、12月から2月が大人1,000円・小人700円です。Eバイクポタリングの途中で立ち寄って新鮮なソフトクリームやジェラートを味わうのもよいでしょう。

あさぎりフードパークは富士山の恵みを活かした食のテーマパークです。パーク内には5つの食の工房があり、地元の食材を使った加工品の製造過程を見学したり試食・購入したりすることができます。地元食材をふんだんに使ったビュッフェレストランも人気で、パーク内にはオートキャンプ場も併設されています。Eバイクのレンタル拠点としても機能しているため、ここを起点にポタリングをスタートするのも便利です。

道の駅「朝霧高原」は国道139号線沿いにあり、地元の乳製品や農産物の販売やレストランでの食事が楽しめます。朝霧高原の牛乳を使ったソフトクリームは必食で、Eバイクポタリングの休憩地点としても最適です。

まちなかエリアの観光スポットと富士宮グルメ

白糸の滝や朝霧高原へのポタリングの起点となる富士宮市街地にも、見逃せない観光スポットが数多くあります。

富士山本宮浅間大社は全国に1,300余社ある浅間神社の総本宮であり、富士山を御神体として祀る格式の高い神社です。2013年に世界文化遺産「富士山」の構成資産として登録されました。境内には富士山の雪解け水が湧き出す「湧玉池(わくたまいけ)」があり、透明度の高い水面が美しいです。古来より富士山登拝の起点として多くの登山者・信仰者が訪れてきた歴史を持ちます。

静岡県富士山世界遺産センターは富士山の自然・歴史・文化を総合的に学べる施設で、富士山が雲に隠れて見えない日でも館内の展示を通じて富士山を体感できます。建物自体も富士山を逆さにしたような独特のデザインで話題となっています。

お宮横丁は富士山本宮浅間大社の門前に2004年にオープンした屋外型フードコートです。現在は9店舗が軒を並べ、富士宮やきそばをはじめとする地元のご当地グルメを気軽に楽しむことができます。

富士宮やきそばと地元の味覚

ポタリングの楽しみの一つは走った後のグルメです。富士宮やきそばは2006年・2007年と2年連続でB-1グランプリを制覇した、日本を代表するB級ご当地グルメです。一般的な焼きそばとの違いは、コシの強い蒸し麺を使うこと、肉かす(ラード搾りかす)を入れること、仕上げに削り粉(イワシの削り節の粉)をかけることの3点にあります。もちもちとした独特の食感と肉かすのコクが特徴的で、一度食べるとやみつきになる味わいです。富士宮市内にはやきそば専門店が数多くあり、お宮横丁をはじめ各所で本場の味を堪能できます。

富士宮は酪農が盛んな地域でもあり、朝霧高原産の新鮮な牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品も名物です。ポタリングの途中で立ち寄る牧場やフードパークで搾りたての牛乳を使ったスイーツを味わうのは格別の体験となるでしょう。富士山の豊富な伏流水を活かした地酒や地ビール、虹鱒(ニジマス)料理なども富士宮ならではの味覚として人気があります。

季節ごとのEバイクポタリングの楽しみ方

富士宮のEバイクポタリングは四季折々で異なる表情を見せてくれます。

春(3月から5月)は桜の季節です。富士山本宮浅間大社の境内には約500本の桜が植えられており、富士山を背景にした桜の絶景を楽しめます。狩宿の下馬桜も春が見頃で、気温も穏やかなためポタリングには最適な季節です。

夏(6月から8月)は新緑が美しい季節です。朝霧高原では一面の緑の牧草地と青い空のコントラストが素晴らしく、白糸の滝では水しぶきによるひんやりとした空気が天然のクーラーとなり暑さを忘れさせてくれます。標高が低いエリアは気温が高くなるため、早朝のスタートがおすすめです。

秋(9月から11月)は紅葉の季節です。白糸の滝周辺の紅葉は10月下旬から11月下旬が見頃で、色づいた木々と白い滝のコラボレーションは息をのむ美しさです。田貫湖周辺の紅葉も見事で、気温も涼しくサイクリングに最も適した季節ともいえます。

冬(12月から2月)は空気が澄んで富士山がもっとも美しく見える季節です。冬晴れの日には真っ白な雪化粧をした富士山の全容を望むことができます。朝霧高原エリアは気温がかなり低くなるため防寒対策は万全にする必要があり、一部のレンタル施設は冬季休業や営業時間短縮となるため事前確認が必要です。

Eバイクポタリングを安全に楽しむためのアドバイス

富士宮でのEバイクポタリングをより安全に楽しむための注意点をお伝えします。

服装については、山麓地域は市街地よりも気温が低いことが多く、特に朝霧高原エリアは標高が高いため夏でも朝夕は肌寒く感じることがあります。ウインドブレーカーなど脱ぎ着しやすい上着を持参し、速乾性のあるインナーを着用するのがおすすめです。水分補給のためのボトル、日焼け止め、サングラスなども忘れずに準備しましょう。

バッテリー管理も重要なポイントです。アシストレベルを最大にして走り続けると予想以上にバッテリーを消費するため、登り坂ではアシストを強めに、平坦な道では弱めにするなどこまめに調整することでバッテリーを長持ちさせることができます。

交通ルールについては、Eバイクも自転車であるため道路交通法の遵守が必要です。左側通行、一時停止の厳守、ヘルメットの着用など基本的なルールを守って安全なポタリングを楽しみましょう。天候については富士山麓は天候が変わりやすいため、出発前に天気予報を確認し雨具の準備もしておくと安心です。雷雨が予想される場合は無理をせずにコースを短縮するか出発を見合わせる判断も大切です。

初めて富士宮でポタリングをする場合は、半日程度の短いコースから始めるのがおすすめです。富士宮市街地の世界遺産巡りコースや白糸の滝往復コースなど距離が短めのコースで慣れてから、朝霧高原一周などの長距離コースにチャレンジするとよいでしょう。

富士宮へのアクセスとEバイク事業の今後

富士宮市への主なアクセスについてお伝えします。電車の場合は東海道新幹線の新富士駅または三島駅が最寄りで、新富士駅からは路線バスまたはタクシーで富士宮市街地まで約30分です。JR身延線の富士宮駅が市の中心駅で、駅周辺にはEバイクのレンタル施設もあります。車の場合は東名高速道路の富士インターチェンジまたは新東名高速道路の新富士インターチェンジが最寄りで、インターチェンジから富士宮市街地までは約20分から30分です。東京方面からは車で約2時間、名古屋方面からは約2時間30分と日帰りでも十分に楽しめる距離にあります。

富士宮市がEバイク事業に力を入れる背景には、地域の観光振興とともに環境にやさしい交通手段の普及という目的があります。「E-BIKEを活用した地域の新たな魅力発信事業」として市の施策の一環でこの取り組みが推進されています。富士山麓という恵まれた自然環境を活かしつつ自動車に頼らない観光スタイルを提案することで、交通渋滞の緩和や排気ガスの削減にもつながります。

Eバイクによるポタリングは、これまで車で素通りしていた小さな集落や知る人ぞ知る絶景ポイント、地元の人しか行かないような食堂や直売所などより深い地域の魅力に触れるきっかけにもなります。富士宮市では今後もレンタル施設の拡充やコースの整備を進めていく方針であり、Eバイクを軸にした観光まちづくりの先進事例として全国からの注目を集めています。

富士山の麓でEバイクに乗り、風を感じながら白糸の滝を目指す。宮ぽたを通じたそんな贅沢なポタリング体験が、富士宮で待っています。初めての方はまず「Ride On!ふじのみや」の公式サイトでコース情報を確認し、気になるレンタルスポットに問い合わせてみてください。

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