見沼田んぼをポタリングで巡る、さいたまに残る奇跡の田園風景

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さいたま市に広がる見沼田んぼは、都心から30キロ圏内とは思えないほど豊かな田園風景を残す緑地帯です。総面積は約1,260ヘクタールに及び、田んぼや畑、雑木林の間を見沼代用水が流れる景観が今も守られています。起伏の少ない地形と車の少ない専用道路が整っているため、自転車でゆっくり走るポタリングの行き先として近年注目を集めています。大宮駅やさいたま新都心駅から2〜3キロという近さも、日帰りで気軽に走りに行ける理由のひとつです。この記事では、見沼田んぼが今の姿になった歴史的な背景から、季節ごとに変わる景色、実際に走るときのコース選びやアクセス方法まで、ポタリングの計画に役立つ情報をまとめます。

目次

見沼代用水は1728年に井沢弥惣兵衛為永が完成させた灌漑用水

見沼代用水とは、江戸時代に整備された大規模な灌漑用水路のことです。見沼田んぼの田園風景は、この用水路を軸にした干拓事業によって生まれました。事業を主導したのは、紀州藩出身の役人だった井沢弥惣兵衛為永です。1654年、あるいは1663年に紀伊国溝ノ口村、現在の和歌山県海南市野上新で生まれたとされ、紀州藩で用水関係の事業に携わった経験を買われて、江戸幕府第8代将軍の徳川吉宗に江戸へ呼び寄せられました。

1727年、享保の改革のもとで新田開発を進めていた吉宗は、井沢を勘定吟味役に登用し、見沼溜井の干拓に着手させます。当時の見沼には広大な溜池が広がり、周辺の農業用水として使われていましたが、これを新田に変える計画が動き出しました。井沢は現在の行田市付近を流れる利根川から約60キロメートルの水路を切り開き、見沼代用水として整備します。同時に水をせき止めていた八丁堤を切り崩し、溜井の低い部分に排水路を新たに掘って芝川とつなぎ、荒川へ放水する工事も行いました。これほどの規模の土木工事を、井沢はわずか1年で終わらせたと伝えられています。

干拓後は地元の農民に加えて加田屋新田などの商業資本も加わり、新田開発が一気に進みました。最終的な開発面積は1,228ヘクタール、うち新田面積は1,172ヘクタールにのぼり、これが現在の見沼田んぼの土台になっています。見沼代用水は現在、葛西用水路、明治用水と並ぶ日本三大農業用水のひとつに数えられ、農林水産省の疏水百選にも選ばれました。300年近く前に造られた水路が、今もポタリングで走る足元を現役の農業用水として流れているというのは、なかなか実感しにくいことかもしれません。

緑のヘルシーロードと水と緑のふれあいロードが車の少ない専用コースをつくる

見沼田んぼがポタリングの舞台として支持される一番の理由は、自転車と歩行者、農耕車のための専用道路が整備されていることです。代表的なのが見沼代用水路の改修で生まれた用地を活用した緑のヘルシーロードと、水と緑のふれあいロードです。

緑のヘルシーロードは見沼田んぼをぐるりと囲むように延びる用水路沿いのコースで、土手や桜並木の間を走れます。水と緑のふれあいロードも同様に、用水路やその支線の改修用地を専用道路として整備したものです。どちらも自動車の通行がほとんどなく、路面もほぼフラットなので、本格的なロードバイクだけでなく折りたたみ自転車やママチャリでも問題なく走れます。実際、折りたたみ自転車で見沼田んぼを走った記録がブログや旅行サイトで数多く紹介されており、芝川自転車道と組み合わせるコースや、見沼代用水沿いを一周するコースなど走り方は人それぞれです。

見沼田んぼ全体は水路が円環状に巡っているため、時計回りでも反時計回りでも一周できます。体力や時間に応じて一部だけ走ることも、全周を走りきることもできる自由度の高さが、初めての人にもリピーターにも合う理由になっているのでしょう。

桜回廊は総延長20キロを超え、ヒマワリ迷路とサルビア畑が夏から秋を彩る

見沼田んぼは季節ごとに景色ががらりと変わるので、訪れる時期によって印象が大きく違います。主な見どころの時期をまとめると、次のようになります。

見どころ見頃の時期場所
桜回廊3月下旬〜4月上旬見沼代用水東西の水路沿い
ヒマワリ迷路8月下旬〜9月上旬見沼田んぼ地域内の畑
サルビア花畑7月〜10月大宮花の丘農林公苑
稲刈り10月見沼田んぼ各所の水田

例年3月下旬から4月上旬にかけて、見沼代用水の東西の水路沿いに桜が咲き並びます。その総延長は20キロメートルを超え、日本一の桜回廊とも呼ばれる規模です。2025年には見沼田んぼの桜回廊ライトアップ2025が3月17日から3月30日まで、17時から21時の時間帯で開催され、夜桜のもとを歩く人や自転車で巡る人でにぎわいました。桜のトンネルの下を土手沿いに走るルートは、見沼田んぼポタリングのハイライトのひとつです。

夏の終わりから秋のはじめには、見沼田んぼの一角にヒマワリ迷路畑が登場します。2025年は取り組み4年目にあたり、8月下旬から9月上旬の開花を見込んで植栽が行われ、無料で公開されました。8月23日の時点でつぼみができ始め、8月30日には開花が確認されて、31日には案内板付きの迷路が完成しました。歩いて3〜10分ほどの規模で、花を持ち帰れるエリアも設けられ、開花期間中は日中いつでも自由に立ち寄れます。ポタリングの休憩がてら立ち寄るのにちょうどいい距離感です。

見沼田んぼの一角にある大宮花の丘農林公苑も、花を目当てにしたポタリングの目的地として外せません。約10.9ヘクタールの敷地は4つのブロックに分かれ、武蔵野の平地林に囲まれています。春には桜やチューリップ、ポピー、3月下旬から4月中旬にかけてはネモフィラも楽しめます。夏から秋にかけては約33,000株のサルビアが咲き誇り、一面が赤く染まります。見頃は7月から10月までと長く、シーズンを問わず訪れやすい花畑です。園内には研修室を借りられる緑のふるさとセンター、地元の農産物や花を売る花の食品館があり、夏は子ども向けの水遊び場も開かれるので、家族連れのポタリングにも向いています。

稲刈りとフナノ、さいたま新都心のビル群が重なる秋の田園風景

秋になると見沼田んぼは稲刈りの時期を迎え、実った稲穂が黄金色に広がります。10月には稲刈り体験のイベントが複数回開かれており、生育状況によって日程が調整されることもありますが、実際に農作業を体験しながら見沼田んぼの農業を身近に感じられる機会になっています。

さらに見沼地域では、稲刈り後の藁を円錐状に積み上げるフナノと呼ばれる風景が、約50年ぶりに復活しました。稲穂とフナノが並ぶ光景は、見沼田んぼの秋らしい農村風景として地域の農業景観を後世に伝える取り組みのひとつになっています。

見沼田んぼならではの光景として、都市と自然が同じ画角に収まる景色も見逃せません。見沼区上山口新田周辺からは、手前に広がる稲穂の向こうにさいたま新都心の高層ビル群を望むことができ、田園と都市のコントラストが際立つ撮影スポットとして知られています。芝川に架かる大道西橋からは芝川の流れとさいたま新都心のビル群が一望でき、夕暮れ時には空の色と川面が呼応する景色が広がるため、写真好きの間でも名所として知られています。

さいたま新都心合同庁舎の最上階にある喫茶室からは、桜に縁取られた見沼田んぼを見渡すことができ、休憩がてら景色を楽しめるスポットとして知られています。国昌寺周辺や見沼大橋など見沼田んぼの各所からは、天気が良ければ富士山を望むこともできます。開けた田園地帯ならではの抜けの良い眺めは、都心近郊ではなかなか出会えない景色ではないでしょうか。

見沼自然公園と氷川女体神社は水と信仰にまつわる散策スポット

見沼田んぼには、花や田園風景以外にも立ち寄りたいスポットが点在しています。

見沼自然公園は、江戸時代に開拓された見沼田んぼの一角にある公園で、修景地や自然観察園が整備されています。開発で失われがちな見沼本来の自然環境をできる限り残す造りになっており、水辺の生態系をゆっくり観察できます。大宮駅東口からバスで浦和学院高校行きかさいたま東営業所行きに乗り、締切橋で下車するとすぐです。

見沼氷川公園の高台には氷川女体神社が鎮座しています。参拝と公園散策の両方を楽しめる立地で、見沼田んぼが古くから見沼という巨大な沼として神聖視されてきた歴史を感じられるスポットです。周辺には水にまつわる神社仏閣がいくつも点在しています。

見沼通船堀はパナマ運河より183年早い1731年完成の閘門式運河

見沼通船堀とは、代用水路と芝川を結ぶ閘門式運河のことです。1731年に完成したこの運河は国内最古とされる閘門式運河で、パナマ運河が完成する183年も前に造られています。見沼田んぼポタリングで歴史好きなら見逃せない史跡のひとつです。

見沼通船堀が造られた背景には、井沢弥惣兵衛為永による新田開発の完成があります。見沼の干拓で新田開発が進み米が収穫できるようになった一方、その年貢米を江戸まで運ぶ手段が必要になったことから整備されました。代用水路と芝川の間にある約3メートルの水位差を木製の堰で調節し、水位を人工的に上げ下げして舟を通す仕組みで、当時の土木技術の高さがうかがえます。徳川吉宗の命を受けた井沢弥惣兵衛の仕事は、新田開発だけでなく舟運インフラの整備にまで及んでいたということです。

現在は国指定史跡として保護され、見沼通船堀公園として整備されています。閘門や舟が復元されているほか、イベント開催時には堰板を積んで水位を上下させ、舟を行き来させる閘門開閉実演も行われます。ポタリングの途中でここに立ち寄れば、江戸時代の物流インフラの精巧さを目にすることができます。

芝川沿いの護岸にはコイやドジョウ、サギ類が生息する

見沼田んぼは芝川と加田屋川をはじめとする複数の河川に囲まれ、鹿の角のように複雑に枝分かれした形をしています。もともとは見沼と呼ばれる沼地でしたが、江戸時代の干拓で新田として生まれ変わりました。

芝川や加田屋川沿いには多自然型の護岸が整備されている区間もあり、ヨシなどの水生植物が茂ることで多様な生きものの生息環境になっています。コイやボラ、ドジョウ、ザリガニ、アマガエルといった水辺の生きものが確認できるほか、サギ類やカルガモといった鳥も飛来します。見沼自然公園は特に野鳥観察のスポットとして知られ、探鳥会も開かれています。キジが撮影された記録もあり、都市近郊でも本格的なバードウォッチングが楽しめる環境が保たれています。ポタリングの途中で双眼鏡を持って水辺を眺めてみるのもおもしろいはずです。

見沼三原則は1965年の台風被害をきっかけに生まれた開発規制

これほど広い緑地が首都圏近郊に残っている背景には、行政による長年の保全の取り組みがあります。その原点が、1965年に埼玉県が策定した見沼田圃農地転用方針、通称見沼三原則です。

この規制が生まれるきっかけになったのは、1958年に関東地方を襲った狩野川台風でした。台風で大きな被害を受けた埼玉県でしたが、見沼田んぼの保水機能が想定以上に優れていたため、下流域への被害拡大を防ぐことができました。この経験から、農地転用を抑え、保水機能の低下を防ぐための規制として見沼三原則が定められています。もともとは治水や防災の観点から生まれた規制でしたが、結果として首都圏近郊で最大規模の緑地空間を守ることにつながりました。1965年から1995年までの30年間運用された見沼三原則は、農家からの土地転用の要望が高まったことを受けて1995年に廃止され、新たに見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針に引き継がれています。

埼玉県は1995年4月、治水機能を保ちながら農地や公園、緑地として土地利用を図るこの基本方針を策定しました。農地法や農業振興地域の整備に関する法律、都市計画法、建築基準法、文化財保護法といった各種法令に適合する形での土地利用が求められています。2018年4月には基本方針が改正され、線引き前宅地の建築物について、自己用に加えて自己用以外の建築も可能になるなど、時代に合わせた運用が続けられています。こうした行政の取り組みがあるからこそ、今もポタリングで見沼田んぼの田園風景を楽しめるというわけです。

国昌寺の開かずの門には左甚五郎作と伝わる龍の彫刻が残る

見沼田んぼの周辺には、見沼にまつわる龍神伝説を伝える史跡もあります。戦国期に心巌宗智が開き、能書家として知られた大雲文龍が再興した曹洞宗の寺、国昌寺です。この寺の山門は開かずの門として知られています。

伝説によれば、この門を棺が通ると軽くなる、つまり龍が食うとされたため、門は固く閉ざされ開かずの門と呼ばれるようになったといいます。別の言い伝えでは、山門の欄間に施された龍の彫刻は、日光東照宮の眠り猫で名高い名工、左甚五郎の作とされ、見沼に棲んでいた龍が田畑を荒らして困っていたところ、日光からの帰り道にあった左甚五郎に龍を彫ってもらい、それを門に釘づけにして封じ込めたと伝えられています。

見沼田んぼには国昌寺のほかにも愛宕社など、龍にまつわる伝承が残るスポットが点在しています。ポタリングの道中でこうした龍神伝説の舞台をたどる竜伝説コースを意識してルートを組むのも、このエリアならではの楽しみ方です。江戸時代の大規模な土木事業の裏側に、こうした民間信仰が息づいている点も見沼田んぼの奥行きを感じさせます。

大宮駅から2〜3キロ、HELLO CYCLINGで手ぶらでも走れるアクセス

見沼田んぼの強みのひとつがアクセスの良さです。京浜東北線や高崎線、宇都宮線などが乗り入れるさいたま新都心駅や大宮駅から、わずか2〜3キロという近さにあるため、都内や近郊からの日帰りポタリングにも十分対応できます。

自転車を持って行かなくても楽しめるのもポイントです。さいたま市はシェアサイクリングサービスHELLO CYCLINGを導入しており、市内には公民合わせて335箇所もの電動アシスト自転車のポートが設置されています。大宮駅西口には最大駐輪台数150台、精算機も備えたポートがあり、大宮駅東口にも最大駐輪台数20台のポートがあります。大宮周辺だけで合計49箇所のポートがあり、見沼区内にも複数設置されています。

電車で大宮駅やさいたま新都心駅まで行き、駅前でシェアサイクルを借りて見沼田んぼへ向かう、という組み立てがしやすいのは、都市部からアクセスするポタリング先として大きな強みでしょう。電動アシストなら坂道がほとんどない見沼田んぼでは負担も少なく、初心者や体力に自信がない人でも安心して走れます。

周回コースと見どころ巡りコースを軸に、休憩スポットを挟んで走る

見沼田んぼは水路と道路が円環状に巡っているため、コースの組み立て方にはいくつかパターンがあります。緑のヘルシーロードを軸に東西の用水路沿いを走破する周回コースは、桜のシーズンなら20キロを超える桜回廊をほぼ全線体験できる本格派向けです。大宮駅やさいたま新都心駅を起点に、見沼自然公園や大宮花の丘農林公苑、開催時期のヒマワリ迷路などのスポットを結ぶ見どころ巡りコースは、距離を短めに設定しやすく、休憩や写真撮影を挟みながらゆっくり回れるので初めて訪れる人やファミリー層に向いています。芝川自転車道と緑のヘルシーロードを組み合わせる川沿いコースも、折りたたみ自転車を使ったポタリングブログで定番として紹介されており、川沿いの開けた景色と用水路沿いの田園風景の両方を楽しめます。

どのコースを選んでも、道中には自動販売機やベンチ、公園が点在しているので、水分補給や休憩を挟みながらマイペースで走れます。見沼田んぼエリアには来訪者が無償でトイレや休憩施設を使える直売所や農家も点在しており、地元の野菜や果物を買いながら小休止できます。大宮花の丘農林公苑内の花の食品館も、地域で採れた農産物や季節の花を買える休憩スポットです。見沼通船堀の周辺には一軒家のカフェもあり、入口にサイクルラックが設置されているので、自転車を停めてお茶を楽しめます。桜並木を眺めながらのポタリングに、こうした休憩スポットを組み合わせれば、より快適な一日になるはずです。飲食店やカフェをつないだグルメライドとして計画するのも、見沼田んぼポタリングの楽しみ方のひとつです。

NPO法人見沼ファーム21が無農薬で守る加田屋たんぼ

見沼田んぼの田園風景は、行政の保全方針だけでなく、地域住民の活動によっても支えられています。その代表例がNPO法人見沼ファーム21です。減少が続く見沼田んぼの水田を市民の手で守りたいという思いから発足し、多くの市民、特に子どもたちに米作りを体験してもらうことを通じて、見沼田んぼや農業の大切さを伝える活動を続けています。

活動の中心は加田屋たんぼと呼ばれる体験水田です。毎年、県のホームページなどを通じて公募された参加者が、田植えから稲刈り、収穫祭までの米作り体験に参加できます。会員による年間を通じた水田管理があってこそ成り立つ活動で、ファミリー層を中心に多くの参加者を受け入れています。

この体験水田では除草剤を使わない無農薬での米作りが実践されており、ホウネンエビやカブトエビといった、農薬を使う水田では見られなくなった生きものを観察できる環境が保たれています。ポタリングで見沼田んぼを訪れたとき、こうした市民主体の農業体験の現場に出会うことがあれば、この田園風景がただ残っているのではなく、多くの人の手で守られていることが実感できるはずです。

都心から2〜3キロで江戸時代の水利遺産と田園風景に出会える

見沼田んぼは、都心近郊にありながら約1,260ヘクタールの田園風景を今に残す、全国的にも珍しいエリアです。その成り立ちは江戸時代の井沢弥惣兵衛為永による干拓と水利事業にさかのぼり、見沼代用水という日本三大農業用水のひとつが今も現役で使われています。

自転車と歩行者の専用道路として整備された緑のヘルシーロードと水と緑のふれあいロードは、車の往来をほとんど気にせずに走れる貴重なコースです。春には20キロを超える桜回廊、夏から秋にかけてはヒマワリ迷路やサルビア畑と、季節ごとに違う見どころが用意されています。見沼自然公園や氷川女体神社、大宮花の丘農林公苑といった立ち寄りスポットも充実しており、大宮駅やさいたま新都心駅からのアクセスの良さとシェアサイクルの充実で、電車一本でも気軽に訪れられます。

都市の喧騒からわずかな距離で、江戸時代から続く田園風景と歴史に触れられるのが見沼田んぼです。次の休日に、自転車でこの田園地帯をゆっくり走ってみるのもいいかもしれません。

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