ゆにポタリングで由仁町の農園カフェ巡り!自転車で楽しむ北海道グルメ旅

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ゆにポタリングとは、北海道由仁町を自転車でのんびり巡りながら農園カフェやビュースポットを楽しむ観光イベントです。由仁町観光協会が主催するこのイベントは、これまでに第8弾まで開催され、サイクリストやグルメ好き、自然愛好家の間で人気が高まっています。由仁町には自家栽培の新鮮な野菜や果物を使った農園カフェが数多く点在しており、自転車で巡りながら北海道ならではの田園グルメを堪能できるのが最大の魅力です。

この記事では、ゆにポタリングの概要や参加方法から、由仁町の農園カフェ5店の詳細情報、ゴール地点となるゆにガーデン、ポタリング後に立ち寄りたいユンニの湯、さらにはモデルコースの提案まで、由仁町を自転車で巡る旅に必要な情報をお届けします。北海道の大自然の中を自転車で走りながら農園カフェを巡る、贅沢な一日を計画してみてはいかがでしょうか。

目次

由仁町とはどんな町か ── ゆにポタリングの舞台となる北海道の田園タウン

由仁町は、北海道空知総合振興局管内の夕張郡に属する町で、札幌市の東約42キロメートルに位置しています。新千歳空港から車でわずか約30分、札幌からも約1時間というアクセスの良さでありながら、どこまでも広がる田園風景と丘陵地帯の絶景が楽しめる「都会に近いちょうどいい田舎」として注目されている町です。

町名の由来はアイヌ語の「ユウンニ」で、「温泉のある所」という意味があります。その名の通り、町内にはコーヒー色の名湯として知られる「ユンニの湯」が湧いています。町の形は南北に細長い「ひょうたん型」をしており、東西約8キロメートル、南北約32キロメートル、総面積は133.74平方キロメートルです。南北に夕張川が流れ、南東部の森林地帯は夕張山地に属し、西部から南部にかけては馬追丘陵が広がっています。人口はおよそ4,500人ほどの、北海道らしいのどかな風景が広がる静かな田舎町です。

由仁町の基幹産業は農業で、米、原木しいたけ、マンモスイカ、イチゴなどが特産品として知られています。マンモスイカという名称は、平成2年に由仁町で日本最古のマンモスの臼歯とオオツノシカの角の化石が発見されたことにちなんで名付けられました。歴史的には、1892年(明治25年)に由仁村が設村され、川端地区に広島県人の一家が入植したのが始まりとされています。1950年(昭和25年)に町制を施行し、現在の由仁町となりました。

夏は湿度が低く爽やかで、冬は北海道内では比較的降雪量が少ないため、年間を通じて過ごしやすい気候に恵まれています。この気候条件が豊かな農作物を育て、観光シーズンの長さにもつながっています。馬追丘陵の適度なアップダウン、交通量の少ない町道や農道、どこまでも続く田園風景と夕張連峰の山並みは、まさに自転車で走るために用意されたかのようなロケーションです。

ポタリングとは ── 自転車散歩の楽しみ方とサイクリングとの違い

ポタリングとは、目的地を厳密に決めずに、気の向くままにぶらぶらと自転車で散歩するように走るスタイルのことです。英語の「potter」(ぶらぶらする)に由来するとされ、日本では「自転車散歩」とも呼ばれています。「ゆるポタ」という愛称でも親しまれており、速さや距離を競うのではなく、走ることそのものを楽しむスタイルが特徴です。

サイクリングが目的地に向かって走ることを主眼に置くのに対し、ポタリングは道中の景色や立ち寄りスポットを楽しむことに重きを置いています。比較的短い距離から中距離をゆったりと走り、途中で気になったお店やスポットに気軽に立ち寄れるのがポタリングの最大の魅力です。由仁町はこのポタリングに非常に適した環境を持っています。馬追丘陵から平坦地へと広がる地形は適度なアップダウンに富み、町道や農道は比較的交通量が少なく、田園風景を眺めながら安全にサイクリングを楽しむことができます。広大な北海道の景色を肌で感じながら、のんびりとペダルを漕ぐ体験は格別です。

ゆにポタリングの参加方法と特典 ── 初心者も安心の少人数制イベント

ゆにポタリングは、由仁町観光協会が主催する少人数制のイベントで、「見る」「食べる」「体験する」の3つをテーマに掲げています。ロングライドやスピードを求めるサイクリングイベントとは異なり、あくまでも観光をしながら楽しくのんびりと町内を巡ることがコンセプトです。ビギナーや初参加の方も大歓迎という間口の広さが魅力で、応募者多数の場合は初参加の方が優先される仕組みとなっています。

定員は10名程度で、最少催行人員は6名です。申し込みは由仁町観光協会のホームページにある専用フォームから行います。参加費にはランチ、スイーツ、収穫体験料(さくらんぼ狩りやぶどう狩りなど季節の果物)、ガイド料、イベント傷害保険料などが含まれています。収穫した果実はサポートカーがゴールまで運んでくれるため、自転車での走行中に荷物が増える心配もありません。別途お土産を購入する場合も、保冷剤を持参すればスタッフが車で預かり、ゴールのゆにガーデンで渡してくれるという細やかなサービスが用意されています。

リピーターが初参加の友人を紹介すると、それぞれの参加費から300円が割引される「お友達紹介割引特典」も魅力的です。コースは由仁町を中心に栗山町や長沼町の一部も含む周遊ルートで、全般的に適度なアップダウンがありながらも見晴らしがよく、非常に走りやすい設計となっています。ゴール地点はゆにガーデンに設定されていることが多く、ゆにガーデンへの入園とソフトクリームが参加特典に含まれています。ゴール後は自由解散となるため、ゆにガーデンでゆっくりと花を楽しんだり、併設のカフェで休憩したりすることもできます。

持ち物としては、自転車、ヘルメット、サイクルグローブ、雨具、飲料、補給食(必要に応じて)が必要です。自転車のレンタルは基本的に各自で用意する形となるため、事前の準備が大切です。

冬季には「ゆにSNOWポタリング」として、雪景色の中をファットバイクなどで巡る特別版も開催されています。2026年2月7日に開催されたこのイベントでは、冬のアクティビティ体験も盛り込まれ、夏とはまた異なる由仁町の魅力を楽しむことができました。

由仁町の農園カフェ巡り ── ポタリングで立ち寄りたいおすすめ5店

由仁町には、農家が自ら経営する農園カフェやレストランが数多く点在しています。自家栽培の新鮮な野菜や果物を使った料理を、北海道の広大な田園風景を眺めながら味わえるのが最大の特徴です。ゆにポタリングの途中で立ち寄るのにぴったりのお店を紹介します。

kitchen FARM YARD(キッチン ファームヤード)── 畑の中の農園レストラン

kitchen FARM YARD(キッチン ファームヤード)は、由仁町を代表する農園レストランです。野菜栽培農家が直営する店舗で、畑のど真ん中にポツンと建つトタン張りの建物が目印となっています。「偶然では絶対にたどり着けないような畑のど真ん中にあるお店」と評されるほどの立地ですが、それだけに到着したときの感動もひとしおです。長沼町の「ハーベスト」と並び、北海道を代表する農園レストランとも評されています。

項目詳細
住所北海道夕張郡由仁町西三川913
営業時間(平日)11時〜18時(ラストオーダー17時)
営業時間(土日祝)11時〜19時(ラストオーダー18時)
定休日火曜・水曜
予約不可(受付順番制)

2階がレストランスペースになっており、開放的なテラス席からは一面に広がる田園風景が見渡せます。カウンター席の大きな窓からは夕張の山々が望め、食事をしながら贅沢な景色を楽しめるのも魅力です。1階はカフェスペースで、庭に面した窓から四季折々の草花を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

看板メニューは「スープスパイス」と呼ばれるオリジナルのスープカレーです。野菜をたくさん食べることをコンセプトにしており、スープの中にはジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーなど、直営農場で収穫された色とりどりの野菜がふんだんに入っています。「スープスパイスロールキャベツ」は、自農場で収穫した寒玉キャベツを使用した季節限定メニューです。

スイーツもすべて手作りで、収穫時にしか食べることのできない「季節のタルト」は絶品として知られています。「りんごのタルト」は由仁町三木田果樹園のあかねリンゴを使用するなど、地元の食材へのこだわりが随所に感じられます。お子様向けのスープカレーも用意されており、家族連れでも安心して訪れることができます。

初夏のイチゴ狩りに始まり、ラズベリー、ブルーベリー、アロニアなど、さまざまなベリー狩りも楽しめます。冷凍ベリーや手作りジャム(イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、アロニア、ルバーブの5種類)もお土産として購入できるため、自宅でも由仁町の味を楽しむことができます。

Cafe KALAMA(カフェ カラマ)── 由仁町の田園に佇むハワイアンカフェ

Cafe KALAMA(カフェ カラマ)は、水田や麦畑に囲まれた景色の中にポツンと現れる、ハワイをコンセプトとした多国籍料理と珈琲・紅茶のお店です。自社農園「ヨコイファーム」で採れたお米やお野菜を使った料理が楽しめます。

項目詳細
住所北海道夕張郡由仁町古山589番地
営業時間(4〜10月)11時〜17時(LO 16時)/定休日:水曜・木曜
営業時間(11〜3月)11時30分〜17時(LO 16時)/土日祝のみ営業
決済PayPay等電子決済・交通系ICカード対応

店内は広くて開放的で、ソファ席もゆったりとしています。西の窓に映るマオイの丘を眺めながら、ゆったりとした田舎時間を過ごせるのが魅力です。ハワイに関する雑誌や小物が店内に飾られ、北海道にいながらにしてハワイアンな雰囲気を味わえる空間となっています。

人気メニューはハワイ料理の定番「ガーリックシュリンプ」で、すべての料理にライスと季節のサラダが付きます。ライスはもちろん自家栽培の北海道由仁町産米を使用しています。ジャークチキンや多国籍プレートランチも好評です。ドリンクはハワイアンジンジャーレモネードやコーラ、ジンジャーエールのほか、赤白ワインを使ったカクテルなども提供しています。ワンプレートでおしゃれな提供スタイルながら、リーズナブルな価格設定も人気の理由となっています。

カフェ 幹(もと)── 築約100年の古民家で味わうグルテンフリーケーキ

カフェ 幹(もと)は、由仁町光栄298に位置する築約100年の古民家を利用したカフェです。大正時代に建てられた建物には、今では目にすることが珍しい骨董品が所狭しと並び、まるで博物館のような趣があります。

手作りのグルテンフリーケーキとネルドリップコーヒーが看板メニューです。ケーキはすべてグルテンフリーで作られており、当園の畑で採れた野菜や果物を使ったケーキは季節によって種類が変わるため、訪れるたびに新しい味に出会えます。食事の提供はなく、ワンドリンク制(幼児を含む)となっています。

カフェの外には一面の畑が広がり、広大な北海道の風景を感じることができます。レトロ感あふれる空間で、静かにコーヒーとケーキを楽しむ贅沢な時間は格別です。営業は金曜、土曜、日曜の11時から16時で不定期営業となっているため、訪問前にSNS等で営業日を確認することをおすすめします。

畑のレストラン ひら里 ── 地産地消にこだわる一軒家レストラン

畑のレストラン ひら里は、北海道由仁町西三川806番地にある一軒家レストランです。有機野菜をふんだんに使った食事とともに、くつろぎのひとときを過ごせるお店として知られています。食材は地産地消を第一に、道内産の安心安全なものを使用しています。

項目詳細
住所北海道由仁町西三川806番地
ランチ11時30分〜14時30分
カフェタイム14時30分〜17時
ディナー17時以降(要予約・要相談)
定休日月曜・木曜・土曜(不定休あり)

見晴らしの良い店内からは見渡す限りの田園風景が広がり、由仁町の自然を満喫しながら食事を楽しむことができます。敷地内には「Be nut’s(び〜なっつ)」というピーナッツペーストを使った濃厚なソフトクリームのお店も併設されています。メニューは「ぴ〜なっつ」(380円)、「濃ぴ〜なっつ」(400円)、「追いナッツ」(プラス30円)などがあり、サイクリングの合間に立ち寄るおやつスポットとして人気があります。

PazarBazar(パザルバザール)── 古民家で味わう独創的な諸国料理

PazarBazar(パザルバザール)は、「市場」を意味する言葉を連ねた造語を店名に持つ、どこにも括ることのできない「諸国料理」のお店です。住所は北海道夕張郡由仁町光栄104-1です。

築100年の古民家を改装した趣のある空間で、独特のスパイスで作られた炭火焼きのマトンケバブやカレーなどを楽しめます。トルコ料理でもインド料理でもない、独自の世界観を持つ料理は、由仁産のみずみずしい野菜が色彩豊かに盛り付けられ、味覚だけでなく視覚でも楽しませてくれます。居心地の良い温かな雰囲気の中、窓の外に広がる田園風景を眺めながらゆったりと食事ができる、由仁町ならではの個性的なお店です。

ゆにガーデンとは ── ポタリングのゴール地点を彩る日本最大級の英国式庭園

ゆにガーデンは、総面積14ヘクタールを誇る日本最大級の英国式庭園で、ゆにポタリングのゴール地点として設定されることが多い施設です。2025年度は5月23日から11月3日まで営業し、営業時間は10時から16時(最終入園15時30分)でした。定休日は5月から9月が水曜日、10月は無休となっていました。アクセスは札幌から車で約50分、新千歳空港から約35分です。

園内は15のテーマ別に分かれており、白い花を楽しむホワイトガーデンや花の香りを楽しむフレグランスガーデンなど、多彩な花の世界が広がっています。春から咲き始める花々が開花リレーを繰り広げ、色鮮やかな主役が毎週のように替わるため、いつ訪れても異なる花風景に出会えるのが特徴です。

特に見どころとなっているのが、北海道最大級の32,000株を誇る「コキアの丘」です。コキアは季節によって見どころが大きく変わり、夏は新緑のコキア、秋口は緑から赤へのグラデーション、そして10月には真っ赤に紅葉したコキアの絨毯が目の前に広がります。8月下旬頃から緑色のコキアが見頃となり、秋の紅葉シーズンが最大の見どころです。

園内のカフェテリアバジルでは、由仁町と栗山町で作られた熟成さつまいも「由栗(ゆっくり)いも」のソフトクリームが人気を集めています。地元食材を使ったピザや野菜カレーなど、リーズナブルながらクオリティの高い料理も楽しめます。なお、2025年度よりバイキングレストラン「チャイブ」は営業を終了しています。

2025年にはガーデンシアターフェスティバル「花咲く演劇祭」(10月11日〜13日)や、ハンドメイド作品の展示販売が行われる「イコロル手作り雑貨フェスタ」(9月27日、28日)が開催されました。季節ごとにさまざまなイベントが企画されるため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。

ユンニの湯とは ── ポタリング後に立ち寄りたいコーヒー色の天然温泉

由仁町でポタリングを楽しんだ後にぜひ立ち寄りたいのが、温泉施設「ユンニの湯」です。地下1,300メートルから湧き出る天然温泉は、コーヒー色をした珍しい湯が特徴です。この色は、由仁町が泥炭地帯に位置しているため、地下水が数千年前に堆積した石炭層に浸透して生まれるものです。

泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(アルカリ性低張性冷鉱泉)で、炭酸水素イオンが多く含まれるためぬめりがあり、入浴後は肌がすべすべになるとされています。腐植質を豊富に含んだ「モール泉」タイプのお湯は、体が芯から温まると評判です。

項目詳細
住所北海道夕張郡由仁町伏見122
営業時間5時30分〜8時、10時〜21時
定休日基本無休(春・秋に施設点検休業あり)
日帰り入浴料(大人)800円(中学生以上)
日帰り入浴料(子供)400円(小学生)/幼児無料
駐車場200台

浴場は大きめの浴槽が設置されており、のびのびと入浴できます。男湯・女湯ともに立派な露天風呂があり、特に女性浴場には開放感あふれる露天風呂が2つ設けられています。月替わりのハーブ湯や、女湯限定のハーブ露天風呂も楽しめます。サウナ・水風呂も完備されています。

宿泊も可能で、カナダ産ホワイトパイン材を使用したログ建築の洋室や、露天風呂付きの個室(4室)が用意されています。施設内のレストラン「ゆにごこち」では由仁産の食材を使った料理が味わえます。札幌から車で約1時間の立地は、日帰り温泉としても宿泊施設としても利用しやすい距離です。ポタリングで心地よい疲労感に包まれた体を、コーヒー色の天然温泉で癒やす時間は格別なひとときとなるでしょう。

由仁町ポタリングのモデルコース ── 農園カフェ巡り一日プラン

由仁町を自転車で巡る一日プランを紹介します。ゆにポタリングのイベントに参加しなくても、個人で農園カフェ巡りを楽しみたい方の参考にしていただければと思います。

午前の部(9時〜12時頃)は、由仁駅周辺をスタート地点に設定するのがおすすめです。JRで由仁駅まで輪行してくるか、車で由仁町まで来てから自転車に乗り換えるスタイルが便利です。田園地帯を抜けて西三川方面に向かうと、畑の中に佇むkitchen FARM YARDが見えてきます。11時の開店に合わせて到着すれば、混雑を避けて名物のスープスパイスを堪能できます。同じエリアにある畑のレストラン ひら里やBe nut’sも近くにあるため、デザートにピーナッツソフトクリームを楽しむのもおすすめです。

午後の部(13時〜16時頃)は、古山方面に向かいCafe KALAMAでハワイアンな雰囲気の中、食後のコーヒータイムを過ごしましょう。マオイの丘を望む窓辺の席で、ハワイアンジンジャーレモネードを味わいながら一息つくのが至福の時間です。その後、光栄方面に足を延ばせば、築100年の古民家カフェ幹(もと)やPazarBazarにも立ち寄ることができます。古民家の趣あふれる空間でグルテンフリーケーキとネルドリップコーヒーを楽しめば、心も体もリフレッシュできるでしょう。

夕方の部(16時以降)は、ゆにガーデンとユンニの湯で締めくくるのが理想的です。ゆにガーデンでは季節の花々を眺めながら散策し、名物の「由栗いも」ソフトクリームで自分にご褒美を。その後、すぐ近くのユンニの湯でコーヒー色の天然温泉に浸かれば、ポタリングの疲れも一気に吹き飛ぶでしょう。

このモデルコースの総走行距離はおよそ20〜30キロメートル程度で、ポタリングの速度(時速10〜15キロメートル程度)で走っても、各スポットでの滞在時間を含めて一日で十分に回れる距離です。

ゆにポタリングを楽しむためのコツと注意点

由仁町でのポタリングを最大限に楽しむための情報をお伝えします。

服装と装備については、北海道の天候は変わりやすいため、防風・防水性のある軽量なウインドブレーカーを持参することをおすすめします。夏でも朝晩は涼しくなることがあるため、重ね着できる服装が理想的です。ヘルメットの着用は安全のために必須で、サイクルグローブは長時間のライドで手の負担を軽減してくれます。

最適なシーズンは5月から10月です。特に6月から9月は気温も穏やかで、農園カフェの多くが営業しており、果物狩りなどの体験もできる時期です。ゆにガーデンのコキアを楽しみたいなら、8月下旬から10月上旬がベストシーズンとなります。冬にはSNOWポタリングという選択肢もあり、夏とは異なる雪景色の由仁町を楽しめます。

食事のタイミングについては注意が必要です。農園カフェは席数が限られているお店が多く、特に土日祝日のランチタイムは混雑が予想されます。kitchen FARM YARDのように予約不可・受付順番制の店舗もあるため、開店時間に合わせて到着するのがコツです。Cafe KALAMAのように冬季は土日祝のみ営業となる店舗や、カフェ幹のように不定期営業の店舗もあるため、営業日の事前確認は欠かせません。

写真撮影スポットとしては、馬追丘陵から見下ろす田園風景、ゆにガーデンのコキアの丘、夕張連峰を背景にした麦畑や水田が、SNS映えする人気のポイントです。自転車を風景の中に停めて撮影すれば、ポタリングならではの一枚が撮れるでしょう。

由仁町のその他の観光スポット ── ポタリング前後に立ち寄りたい場所

由仁町にはカフェやレストラン以外にも、ポタリングの前後に立ち寄りたい観光スポットがあります。

古山貯水池自然公園オートキャンプ場は、北海道で初めて作られた大型貯水池に隣接した林間地にある人気のキャンプ場です。美しい雑木林に囲まれた抜群のロケーションで、トレッキングやバードウォッチング、森林浴が楽しめます。名物の無料薪割り体験コーナーでは、自分で割った薪で焚き火をすることもできます。営業期間は4月下旬から10月末までです。ポタリングとキャンプを組み合わせた一泊二日のプランも魅力的ですが、週末は人気が高いため事前の電話予約が必要です。

伏見台公園は、北海道百景にも選ばれた絶景スポットです。春は桜やつつじが咲き誇り、秋には紅葉が美しく彩ります。古くから由仁町民の憩いの場として親しまれてきた公園で、ポタリングの途中に丘の上から広がるパノラマを眺めれば、由仁町の自然の豊かさを改めて実感できるでしょう。

ゆめっく館は、由仁町で発見されたマンモスとオオツノシカの実物大レプリカが展示されている施設です。図書室や郷土資料コーナーも併設されており、由仁町の歴史や自然について学ぶことができます。子供から大人まで楽しめるスポットです。

さらに由仁町には「ヤリキレナイ川」というユニークな名前の川も流れています。アイヌ語に由来するこの川は、珍しい地名として全国的にも知られており、川沿いを自転車で走りながら話のネタにもなる面白いスポットです。

由仁町のサイクルツーリズム ── 自転車観光の最新情報

由仁町観光協会は、サイクルツーリズム(自転車観光)の推進に力を入れています。ゆにポタリングをはじめとするイベントの開催だけでなく、外部の団体や組織が主催するサイクルイベントも積極的にサポートし、サイクリングを通じた観光客の誘致に取り組んでいます。

北海道空知総合振興局の「そらちdeサイクリング」ポータルサイトでは、由仁町内のサイクリング立ち寄りスポット、サイクルラック設置先、自転車ショップ(修理・レンタル対応)、サイクリスト向け宿泊施設の場所を地図上で確認することができます。事前にこのサイトをチェックしておけば、コース計画を立てる際にも役立つでしょう。

4月から10月頃は町外から多くのサイクリストが由仁町を訪れます。由仁町だけでなく、隣接する栗山町や長沼町を含めた広域ルートの設定も可能で、一日かけてたっぷりとサイクリングを楽しむこともできます。由仁町観光協会のホームページでは、サイクルツーリズムに関する最新のイベント情報やコース案内を確認できるため、自転車で由仁町を訪れる際にはぜひ事前にチェックしてみてください。

なお、本記事の情報は2026年2月21日時点のものです。営業時間や料金、イベント情報などは変更される場合がありますので、お出かけ前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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