福山市 鞆の浦 しおまち海道 ポタリングツアー 11/29開催!瀬戸内の風を感じる自転車旅

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瀬戸内海の穏やかな波音と、潮風が頬を撫でる心地よさを感じながら、歴史と自然が調和する港町を自転車で巡る贅沢な時間。2025年11月29日に福山市で開催される「しおまち海道ポタリングツアー」は、競争ではなく、景色を楽しみ、地域の文化に触れることを目的とした特別なサイクリングイベントです。初心者から中級者まで気軽に参加でき、鞆の浦という日本遺産に指定された歴史的な港町を訪れる魅力的なツアーとして、多くのサイクリング愛好家や観光客から注目を集めています。本記事では、しおまち海道の魅力から鞆の浦の見どころ、ポタリングの楽しみ方、11月末の気候に合わせた服装選び、さらには地元グルメまで、このツアーを最大限に楽しむための情報を詳しくお伝えします。自転車に乗って瀬戸内の風を感じながら、時間がゆっくりと流れる特別な一日を過ごしてみませんか。

目次

しおまち海道ポタリングツアーの魅力とは

しおまち海道ポタリングツアーは、福山市が誇る「ふくやまサイクリングロード・しおまち海道」を舞台とした初心者向けのサイクリングイベントです。ポタリングという言葉に馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、これはスピードを競わず、景色を楽しみながら町や自然をゆっくり探索するサイクリングスタイルのことを指します。1950年代には既に使われていた言葉で、「ぶらつく」という意味を持つ英単語「Potter」が語源とされています。まさに「自転車散歩」という表現がぴったりの、お気楽で心地よいサイクリング体験です。

このツアーでは、途中で立ち止まって写真を撮ったり、気になる場所に寄り道したり、地元のカフェで休憩したりと、自由度の高い楽しみ方ができます。潮待ちの港町として知られる鞆の浦を中心に、瀬戸内海の美しい海岸線を眺めながら走ることができるルートは、サイクリング初心者でも安心して参加できる設計になっています。

参加には事前予約が必要で、主催者に直接連絡して日程の確認と空き状況を確認することが推奨されています。鞆の浦エリアは年間を通じて約200万人の観光客が訪れる人気の観光地ですが、自転車という最適な移動手段で巡ることで、徒歩や車では味わえない特別な体験ができます。風を感じながら、自分のペースで景色を楽しむことができる点が、このツアーの最大の魅力といえるでしょう。

ふくやまサイクリングロード しおまち海道の全貌

しおまち海道は、JR福山駅から尾道市の戸崎港までをつなぐ全長33.7キロメートルのサイクリングロードです。所要時間は約2時間弱で、初級者から中級者におすすめのコースとなっています。このルートの最大の特徴は、川、海、山という三つの自然の表情を一度に楽しめることです。

スタート地点は福山城内のJR福山駅前です。まず、芦田川沿いの道を走ります。この区間は約8キロメートルで、川沿いのサイクリングロードはアップダウンがほとんどなく、野鳥や魚と出会える自然豊かな環境が広がっています。走りやすい平坦な道が続くため、サイクリング初心者でも安心してスタートを切ることができます。川の流れを横目に、のんびりとペダルを漕ぐ時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる穏やかなひとときです。

川を離れて丘を越えると、目の前に突如として現れるのが雄大な瀬戸内海の景色です。海岸線に沿って走るルートでは、潮風を感じながら走る爽快感を味わえます。福山駅から約15キロメートル地点で、今回のツアーの目玉である鞆の浦に到着します。ここまでの道のりで既に、川と海という異なる水辺の景色を楽しむことができるのです。

ルート全体としては平坦な道が多く、初級者から中級者に最適ですが、サイクリングに欠かせないスパイスとして「急坂」も用意されています。さらにヒルクライムを楽しみたい方は、鞆の浦からグリーンラインへと足を伸ばすことができます。このルートは鞆の浦や瀬戸内の絶景を見下ろせる道で、ハードですが非常に爽快な体験ができます。

また、このルートはそのまま足を伸ばせば「しまなみ海道」にもつながっており、本格的なサイクリングへと発展させることも可能です。しまなみ海道は、CNNが選ぶ「世界で最も素晴らしいサイクリングルート7選」に選ばれた、日本初の海峡を自転車で横断できるルートです。緑の島々と青い海、そして巨大な橋が織りなす景観は、まさに瀬戸内海の美しさを象徴する風景です。しおまち海道は、この世界的に評価されているサイクリングエリアへの入り口としても機能しています。

瀬戸内海エリアには、しおまち海道のほかにも、浜風海道、瀬戸風海道、ゆめしま海道といった複数のサイクリングコースがあり、それぞれが異なる海の表情を楽しめます。瀬戸内海は穏やかな海と多島美が特徴で、自然景観、アート、歴史的な町並みなど多彩な魅力を持っています。また、瀬戸内海の温暖な気候により、一年を通じてサイクリングを楽しむことができます。レンタサイクル、サイクリスト宿、サイクルオアシスなどの設備が充実しており、初心者でも安心して楽しめる環境が整っているのです。

福山市では、メインルートに加えてサブルートも整備されており、より多様なサイクリング体験を提供しています。詳細な地図やサイクリングマップは、福山市の公式サイトや福山観光コンベンション協会から入手することができます。

鞆の浦 日本遺産に指定された潮待ちの港町

鞆の浦は、広島県福山市に位置する歴史ある港町です。万葉集の時代から室町時代、江戸時代に至るまで、日本の歴史舞台に繰り返し登場してきた重要な海上交通の要衝であり、潮待ちの港として栄えました。瀬戸内海のほぼ中央に位置する鞆の浦は、潮の流れが変わる場所として、古くから船乗りたちに重宝されてきたのです。

江戸時代には北前船の寄港地として繁栄し、朝鮮通信使も頻繁に立ち寄りました。福禅寺は朝鮮通信使の接待場所として使用され、使節の李邦彦はこの地を「日東第一形勝」(日本で最も美しい景勝地)と称賛しました。この言葉は、鞆の浦の景観がいかに素晴らしいかを物語っています。また、江戸時代末期には坂本龍馬も滞在した歴史があり、幕末の激動の時代にもこの港町が重要な役割を果たしていたことがわかります。

2018年5月には、鞆の浦の港町文化をテーマとした物語が日本遺産に指定されました。これにより、鞆の浦は重要伝統的建造物群保存地区、ユネスコ世界の記憶、日本遺産という三つの指定を受けた日本で唯一の地域となりました。この事実だけでも、鞆の浦がいかに貴重な文化遺産を保持しているかがわかります。

鞆の浦は、スタジオジブリ作品「崖の上のポニョ」の舞台のモデルになったともいわれており、宮崎駿監督もこの地の風景に魅了された一人です。江戸時代から残る懐かしい町並みと瀬戸内の波のささやきが、訪れる人々を癒し続けています。この港町は、自転車を降りてゆっくりと散策することで、その真の魅力を感じることができます。狭い路地や古い建物が立ち並ぶ町並みは、まるで時間が止まったかのような錯覚を覚えさせます。

鞆の浦に息づく伝統行事と文化

鞆の浦では、今も伝統的な祭りや行事が受け継がれています。毎年5月には、約380年続く伝統的な漁法を用いた「観光鯛網」の行事が開催されます。これは江戸時代から続く伝統的な漁法で、大きな網で鯛を追い込んで捕獲する様子を見学できる貴重な機会です。春の瀬戸内海で繰り広げられる伝統漁法は、まさに鞆の浦の文化を象徴する光景といえます。

また、沼名前神社では「お手火神事」という火祭りが行われます。これは松明の火によって神輿が行く場所を浄める行為で、祭神「須佐之男命」の神輿渡御に先立つ祓いの神事として行なわれる伝統的な火祭りです。夜空を焦がす松明の炎は、幻想的で荘厳な雰囲気を醸し出します。

2017年10月には、鞆の浦がユネスコの「世界の記憶(記憶遺産)」に認定され、同年11月には鞆町内の約8.6ヘクタールが国の重要伝統的建造物群保存地区として指定されています。これらの指定は、鞆の浦が持つ歴史的・文化的価値の高さを示すものです。単なる観光地ではなく、日本の歴史を今に伝える生きた博物館としての価値を持っているのです。

鞆の浦で巡りたい主要観光スポット

鞆の浦には、数多くの見どころがあります。ポタリングツアーでは自転車を降りて、これらのスポットをゆっくりと巡ることができます。

常夜燈は、1859年に建てられた鞆港のシンボルです。灯台としての高さは5.5メートルですが、海中の基礎の上から宝珠まで含めると11メートルの高さがあり、現在では日本一の大きさを誇る常夜燈として知られています。港の風景に溶け込む常夜燈は、鞆の浦を訪れたら必ず写真に収めたいランドマークです。夕暮れ時には、常夜燈のシルエットが瀬戸内海に映え、ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。

仙酔島は、鞆の浦沖の瀬戸内海に浮かぶ周囲約6キロメートルの小さな島です。福山市営渡船場から渡船「平成いろは丸」に乗り約5分でアクセスできます。島の名前は「仙人も酔うほど美しい島」という意味で、その名の通り美しい自然景観が広がっています。仙酔島の見どころの一つが五色岩です。これは青、赤、黄、白、黒という五色の岩が200メートル以上にわたって続くユニークな地質現象で、自然が作り出した芸術作品のような景観です。

太田家住宅は、国の重要文化財に指定されている歴史的建造物です。江戸時代に保命酒の醸造で繁栄した商家で、江戸時代後期から明治時代初期の商家建築を保存しています。建物内部を見学することで、当時の商人の暮らしぶりや建築様式を知ることができます。

医王寺は、本堂に広島県の重要文化財に指定されている木造薬師如来坐像を安置している寺院です。境内からは鞆の浦の町並みと海を一望でき、高台からの眺望も素晴らしいスポットです。

福禅寺は、前述の通り朝鮮通信使の接待場所として使用された歴史ある寺院です。対潮楼からの眺めは「日東第一形勝」と称賛されたほどで、瀬戸内海の島々を望む絶景を楽しむことができます。

これらのスポットは徒歩での散策に適しており、半日から一日かけてゆっくりと巡ることができます。ポタリングツアーでは、自転車で鞆の浦まで来て、到着後は徒歩で町並みを散策するという二段階の楽しみ方ができるのが魅力です。

ポタリングという新しいサイクリングスタイル

ポタリングはサイクリングの一種ですが、特に目的を定めず、自転車でのんびりと走ることを指します。通常のサイクリングが距離やスピードを重視するのに対し、ポタリングは過程そのものを楽しむことに重点を置いています。

ポタリングの最大の魅力は、自分だけの特別な時間を過ごせることです。美味しいカフェに寄ったり、風景を撮影したり、気になる場所で立ち止まったりと、自由度の高さが特徴です。しおまち海道ポタリングツアーでも、この自由な雰囲気を大切にしており、参加者それぞれが自分のペースで楽しむことができます。

ポタリングでは、必ずしも自転車用のジャージを着る必要はありません。「動きやすくて、こまめに体温調節ができる服装」を心がければ十分です。ただし、安全のための装備は必要です。ヘルメットと、できればグローブも身に着けましょう。これらは転倒時のケガを防ぐだけでなく、長時間のライディングでの疲労軽減にも役立ちます。

服装については、吸湿速乾性の高い素材がおすすめです。11月の福山は比較的温暖ですが、朝晩は冷え込むこともあるため、体温調節しやすい重ね着スタイルが適しています。

使用する自転車についても、短距離で街を中心に走るなら、ママチャリ(シティサイクル)やミニベロでも十分楽しめます。もちろん、ロードバイクやクロスバイクがあればより快適ですが、持っていなくても問題ありません。福山市内にはレンタサイクルサービスもあるので、手ぶらで参加することも可能です。

ポタリングのペースは、時速15キロメートル前後が目安です。これは会話しながら走れるスピードで、周囲の景色をじっくり楽しむのに最適なペースです。急ぐ必要はなく、自分の体力や興味に合わせて自由に調整できます。

ポタリングがもたらす健康効果とメリット

ポタリングを含むサイクリングには、心身に様々な健康効果があります。身体面では、筋線維に供給される毛細血管数を増加させ、筋肉を疲れにくくする効果があります。サイクリングは足腰に大きな負担をかけずに、同じエネルギー消費でランニングの3倍もの距離を走ることができる優れた有酸素運動です。特に太ももの筋力アップに効果があり、加齢による筋肉減少(サルコペニア)の予防にも役立ちます。

有酸素能力の向上は、慢性疾患のリスク軽減や有害健康転帰のリスク軽減につながることが研究で示されています。また、サイクリングは外的な思考を鎮め、リズムやスピード、傾きに集中することで、ストレスや不安を和らげることが証明されています。

ポタリングは特に、気軽に始められる点が魅力です。特別な装備が不要で、普段使用の自転車でも楽しめるため、初心者でもすぐ始められます。有酸素運動として、ダイエットやストレス解消に効果的で、無理なく続けられるので習慣化しやすいという利点があります。このような健康面のメリットを享受しながら、美しい景色や歴史的な町並みを楽しめるのが、しおまち海道ポタリングツアーの大きな魅力です。

11月29日の気候と最適な服装選び

2025年11月29日のポタリングツアーに参加する際、気候への対策は重要です。福山市は瀬戸内海式気候に属し、比較的温暖な気候が特徴です。年平均気温は15.4度、年降水量は1117.2ミリメートルとなっています。

11月の福山市における平均日中最高気温は、月初めの20度から月末には14度まで下降します。2025年11月の天気予報によると、最高気温は18度から22度程度、最低気温は8度から11度程度となっています。約30パーセントの割合で本曇りかほぼ曇りの日が見られます。

11月下旬の鞆の浦は、秋の終わりから初冬への移行期にあたります。日中は比較的過ごしやすい気温ですが、朝晩は冷え込むことがあります。また、海沿いを走るため、風の影響を受けやすいことも考慮する必要があります。

服装としては、重ね着スタイルがおすすめです。ベースレイヤーは、吸湿速乾性の高い長袖シャツが適しています。汗をかいても体を冷やさないよう、綿素材は避け、ポリエステルなどの化学繊維やメリノウールなどの機能性素材を選びましょう。

ミドルレイヤーには、薄手のフリースやジャケットを用意します。走行中は体温が上がるため、脱ぎ着しやすいものが便利です。ジップアップタイプなら、暑くなったときに前を開けて体温調節ができます。

アウターレイヤーは、風を防げるウィンドブレーカーがあると安心です。特に海沿いを走る区間では、風が冷たく感じられることがあります。コンパクトに畳めるタイプなら、暖かくなったときにバッグに収納できて便利です。

下半身は、動きやすいパンツやレギンスが適しています。自転車用のパッド付きパンツがあれば快適ですが、通常のストレッチパンツでも問題ありません。女性の場合、スカートやワンピースは避け、ペダリングの邪魔にならないパンツスタイルを選びましょう。

足元は、スニーカーなど動きやすい靴を選びます。ビンディングシューズでなくても構いませんが、靴紐がチェーンに巻き込まれないよう注意が必要です。また、厚手の靴下を履くことで、足元の冷えを防ぐことができます。

手元は、サイクリンググローブがあると手のひらの痛みを軽減できます。11月下旬は指先が冷えることもあるので、フルフィンガータイプのグローブがおすすめです。

頭部は、ヘルメットの着用が基本ですが、その下にインナーキャップをかぶると保温効果が高まります。また、サングラスがあると、風や日差しから目を守ることができます。

首元は、ネックウォーマーやバンダナがあると便利です。首を温めることで体全体の冷えを防ぐことができます。

鞆の浦のグルメと休憩スポット

ポタリングの楽しみの一つが、途中での飲食です。鞆の浦には、地元の食材を使った美味しいグルメや休憩にぴったりのカフェが数多くあります。

鞆の浦の名物の一つが保命酒です。これは1659年(万治二年)に大阪の漢方医の子息である中村吉兵衛によって製造販売が始まった、日本最古級の和製リキュールとも言われる歴史ある薬味酒です。当時鞆で醸されていた「吉備の旨酒」に生薬を漬け込んだのが始まりとされ、「十六味地黄保命酒」として醸造が開始されました。

保命酒は、十三種類の漢方薬と麹米、もち米、焼酎を合わせた十六味を漬け込んだ独特の製法で作られています。アルコール度数は比較的低く、甘口で飲みやすいのが特徴です。福山藩を代表する幕府への高級献上品として全国的に有名になり、黒船ペリー来航の際には、福山藩主の阿部正弘公がペリー提督や初代領事ハリスらに幕府接待酒として保命酒を使用したという歴史的なエピソードもあります。

現在、保命酒は鞆の浦にある4つの会社で製造販売されています。太田家住宅をはじめとする保命酒の蔵元では、試飲や購入ができます。それぞれの蔵元で微妙に味わいが異なるので、飲み比べてみるのも楽しみの一つです。江戸時代の鞆の特産品として栄えた保命酒は、今も鞆の浦の文化を象徴する存在として親しまれています。

海産物も鞆の浦の魅力です。瀬戸内海で獲れた新鮮な魚介類を使った料理は絶品です。特に鯛料理は有名で、鯛めしや鯛の刺身など、様々な調理法で楽しむことができます。

町並みに溶け込むレトロなカフェも点在しています。古民家を改装したカフェでは、歴史ある建物の雰囲気を楽しみながら、コーヒーやスイーツでひと休みできます。港を眺めながらのんびり過ごせるテラス席を持つカフェもあり、サイクリングの疲れを癒すのに最適です。

また、鞆の浦名物の「鯛ちくわ」も見逃せません。鯛の身を練り込んだちくわで、普通のちくわとは一味違う上品な味わいが特徴です。食べ歩きグルメとしても人気があります。

ポタリングツアーでは、これらのグルメスポットに立ち寄る時間も設けられています。地元の味を楽しむことで、鞆の浦の文化をより深く体験することができます。

ツアー参加のための準備と持ち物

しおまち海道ポタリングツアーに参加するためには、いくつかの準備が必要です。

まず、事前予約を行いましょう。ツアーの詳細情報や予約方法については、イベント主催者や福山観光コンベンション協会に問い合わせることができます。人気のイベントのため、早めの予約がおすすめです。

自転車を持参する場合は、事前に点検を行いましょう。タイヤの空気圧、ブレーキの効き具合、チェーンの注油状態などをチェックします。特に長期間使用していなかった自転車は、専門店で整備してもらうことをおすすめします。

レンタサイクルを利用する場合は、事前に予約が必要な場合があります。福山駅周辺にはレンタサイクルサービスがあるので、利用方法や料金を確認しておきましょう。

当日の持ち物としては、水分補給のための飲料水、エネルギー補給のための軽食やエネルギーバー、タオルやティッシュなどの衛生用品、携帯電話や財布などの貴重品を入れる小型のバッグやリュックサック、雨具(天気予報を確認し、必要に応じて)、そして日焼け止めやサングラスなどの日よけグッズです。

バッグは、背負えるリュックサックやメッセンジャーバッグが便利です。自転車のハンドルにぶら下げるタイプのバッグは、走行の邪魔になることがあるので避けましょう。

また、万が一のトラブルに備えて、簡単な修理工具セットがあると安心です。パンク修理キット、タイヤレバー、携帯ポンプなどがセットになったものが市販されています。

健康保険証のコピーも持参しておくと、万が一のケガや体調不良の際に役立ちます。

福山駅へのアクセスと周辺情報

しおまち海道ポタリングツアーのスタート地点であるJR福山駅へのアクセス方法をご紹介します。

新幹線を利用する場合、東京からは約3時間30分、新大阪からは約1時間、博多からは約1時間30分で福山駅に到着します。福山駅は山陽新幹線の停車駅なので、遠方からのアクセスも便利です。

在来線を利用する場合、山陽本線が通っています。広島方面、岡山方面の両方向からアクセス可能です。

自動車を利用する場合、山陽自動車道の福山東インターチェンジまたは福山西インターチェンジが最寄りです。福山駅周辺には駐車場がありますが、ツアー中は車を駐車場に置いておくことになるので、駐車料金や時間制限を確認しておきましょう。

飛行機を利用する場合、最寄りの空港は広島空港です。広島空港から福山駅まではリムジンバスで約1時間です。

福山駅に到着したら、駅前には福山城があります。復元された天守閣を眺めながら、これから始まるポタリングツアーへの期待を高めることができます。

ツアー後の楽しみ方と周辺観光

ポタリングツアーが終了した後も、福山や鞆の浦の楽しみ方はたくさんあります。

時間に余裕がある方は、鞆の浦で一泊するのもおすすめです。鞆の浦には温泉宿もあり、サイクリングで疲れた体を温泉で癒すことができます。夕暮れ時の港の風景は特に美しく、日中とは違った表情を見せてくれます。

福山市内には、福山城をはじめとする観光スポットもあります。福山城は新幹線のホームからも見える立地で、天守閣の内部は博物館になっています。福山の歴史を学ぶことができる貴重な施設です。

また、福山市は「ばらのまち」としても知られています。ばら公園は2024年4月にリニューアルオープンし、670種類、7000本のバラが植えられた市民の憩いの場となっています。春と秋にはばら祭りが開催され、多くの人々で賑わいます。バラの秋の見ごろは10月下旬から11月中旬で、11月29日のツアー時期は秋バラのシーズンの終わりごろですが、まだ美しいバラを見ることができる可能性があります。

福山駅とばら公園を結ぶ「ローズロード」を歩けば、駅から徒歩でばらの散策を楽しむことができます。ばら公園の近くからは、バラ越しに福山城を眺めることもでき、福山ならではの風景を楽しめます。みどりまち公園や花園公園でも追加のバラ鑑賞体験ができ、福山の「ばらのまち」としての魅力を存分に味わうことができます。

鞆の浦から少し足を伸ばせば、尾道市もあります。坂の町として知られる尾道は、猫の細道や千光寺など、独特の魅力を持つ観光地です。尾道から鞆の浦への航路もあり、海から両方の町を眺めるクルーズも楽しめます。

グルメ面では、福山市は広島お好み焼きの発祥地の一つでもあります。鞆の浦での海鮮料理とは違った、広島の名物料理を楽しむこともできます。

お土産としては、前述の保命酒や鯛ちくわのほか、鞆の浦の塩や海産物の加工品などがあります。地元の特産品を購入することで、旅の思い出を持ち帰ることができます。

安全に楽しむための注意点

ポタリングツアーを安全に楽しむために、いくつかの注意点があります。

交通ルールを守ることは最も重要です。自転車は軽車両なので、基本的に車道を走ります。歩道を走る場合は歩行者優先で、徐行する必要があります。信号や一時停止の標識も必ず守りましょう。

グループで走る場合は、横に広がらず、縦一列になって走ります。前の人との車間距離を適切に保ち、急な停止や進路変更を避けます。

手信号を使ってコミュニケーションを取ることも大切です。曲がるときや停止するときは、手で合図を出して後続の人に知らせます。

こまめな水分補給を心がけましょう。11月とはいえ、運動すれば汗をかきます。脱水症状を防ぐため、喉が渇く前に少しずつ水分を取ります。

体調管理も重要です。無理をせず、疲れたら休憩を取りましょう。ポタリングは競技ではないので、自分のペースで楽しむことが大切です。

天候の変化にも注意が必要です。瀬戸内海沿いは比較的天候が安定していますが、急な雨に備えて雨具を携帯しておくと安心です。

鞆の浦の町並みを散策する際は、狭い路地や階段も多いので、足元に注意しましょう。また、歴史的建造物や住宅が多いエリアなので、住民の方々への配慮も忘れずに。

日没時間も考慮に入れましょう。11月下旬の日没は17時ごろです。暗くなる前にツアーを終えられるよう、時間配分を考えて行動します。

瀬戸内の美しい景色と歴史を体感する特別な一日

2025年11月29日に開催される「福山市 鞆の浦 しおまち海道 ポタリングツアー」は、歴史、自然、文化、グルメの全てを楽しめる魅力的なイベントです。

瀬戸内海の穏やかな海を眺めながら走るしおまち海道は、初心者でも安心して楽しめるサイクリングロードです。川沿い、海沿い、丘越えと変化に富んだルートは、飽きることなく景色を楽しめます。

目的地の鞆の浦は、江戸時代の町並みが残る歴史ある港町で、常夜燈や仙酔島など見どころが満載です。日本遺産に指定された文化的価値の高いエリアを、自転車という最適な移動手段で巡ることができます。

ポタリングというスタイルは、スピードを競わず、自分のペースで楽しめるのが魅力です。美味しいものを食べたり、写真を撮ったり、気になる場所でゆっくり過ごしたりと、それぞれの楽しみ方ができます。

11月下旬の気候は、サイクリングに適した過ごしやすい季節です。適切な服装と準備をすれば、快適にツアーを楽しむことができます。

初心者から経験者まで、幅広い層が楽しめるこのツアー。瀬戸内海の美しい景色と歴史ある港町の風情を、自転車でゆっくりと味わう特別な一日を過ごしてみませんか。潮風に吹かれながら、時間がゆっくりと流れる鞆の浦の魅力を、ぜひ体感してください。11月29日、福山市で皆様をお待ちしています。

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