広島県竹原市にある町並み保存地区は、自転車で回るポタリングに向いた歴史的なエリアです。江戸時代の商家や酒蔵が今も残るこの一帯は、京文化の影響を受けた景観から安芸の小京都と呼ばれています。瀬戸内海に面したコンパクトな町並みは、徒歩よりも自転車のほうが効率よく、かつゆったりとした速度でめぐれるのが特徴です。この記事では、竹原の歴史的な背景から見どころ、ポタリングのコース、レンタサイクル情報、アクセス、グルメまでを順にまとめていきます。

竹原が安芸の小京都と呼ばれる理由は平安時代の荘園と江戸期の酒造にある
竹原が安芸の小京都と呼ばれる理由は、平安時代に京都の下鴨神社の荘園として開かれた歴史と、江戸時代の豪商たちが京文化を取り入れた家屋敷を構えたことにあります。この二つの経緯が重なり、瀬戸内海沿岸の港町でありながら京風の意匠を持つ独特な景観が形づくられました。
竹原は瀬戸内海式気候の影響で日照時間が長く降雨量が少ない土地です。稲作にはあまり向かない気候ですが、塩田による製塩業には理想的な条件でした。江戸時代、竹原の浜辺には広大な塩田が広がり、そこで作られた塩は竹原塩として全国に流通しました。製塩業で財を成した商人たちはやがて酒造業にも進出し、最盛期には26軒もの造り酒屋が軒を連ねていたと伝わります。現在も3つの蔵元が酒造りを続けており、竹原の酒文化は途切れることなく受け継がれています。
このように経済的な繁栄を背景に、竹原の商人たちは自らの邸宅に京風の意匠を積極的に取り入れました。これが安芸の小京都という呼び名の由来になっています。
竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区は1982年に選定された5ヘクタールのエリア
竹原市竹原地区伝統的建造物群保存地区は、昭和57年(1982年)12月16日に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。所在地は本町一丁目、三丁目、四丁目の一部にあたり、面積はおよそ5.0ヘクタールというコンパクトな広がりです。この規模の小ささが、自転車での周遊にちょうどよい条件をつくっています。2000年には都市景観100選にも選ばれ、格子戸となまこ壁、漆喰の白壁、瓦屋根が連なる風景はNHKの連続テレビ小説『マッサン』のロケ地としても使われました。
保存地区の中は、大きく三つの通りで捉えられます。地区の中心を貫き町全体を見渡せる本町通り、江戸時代の道幅の狭さがそのまま残る大小路、ゆるやかに湾曲しながら町家が立ち並ぶ板屋小路です。この三本をつないでペダルを漕げば、江戸期の道幅感覚や町割りの妙を体で感じ取れます。
本町通り沿いに並ぶ建物の多くは、二階建て・切妻造・本瓦葺・大壁造という様式で建てられており、江戸時代中期から明治時代にかけての建築が大半を占めています。統一感のある町家群が連続する景観は、全国の伝統的建造物群保存地区のなかでも評価が高く、カメラを構える観光客の姿も目立ちます。保存地区内は電柱や電線を地中化した区画も多く、歴史的な景観を損なわない工夫がなされています。
竹原の竹鶴酒造は日本のウイスキーの父である竹鶴政孝の生家
竹鶴酒造は竹原を代表する見どころのひとつで、屋号「小笹屋」ののれんが目印です。江戸中期の1660年頃に製塩業を営んでいた竹鶴家が、1773年頃から酒造業を始めたとされる老舗の造り酒屋にあたります。この竹鶴家こそ、日本にウイスキー造りをもたらしたニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝の生家です。政孝はNHK連続テレビ小説『マッサン』の主人公・亀山政春のモデルとなった人物としても知られ、放送当時は多くのファンがこの地を訪れました。竹鶴酒造は現役の酒蔵として今も日本酒を醸しており、瀬戸内の自然を生かした酒造りが続けられています。
竹鶴政孝は1894年に竹原の造り酒屋の三男として生まれ、1918年に社命でウイスキーの本場スコットランドへ留学しました。留学中にスコットランド出身の女性リタと出会って結婚し、1920年に夫婦で日本へ帰国しています。1934年には独立して北海道の余市に拠点を移し、1940年にニッカウヰスキーを完成させました。酒問屋との会合で「品質のいいウイスキーが分からんような方々に売っていただく必要はありません」と言い放ったという逸話も伝わっています。竹原の生家を眺めながら、こうした日本ウイスキーの歩みに思いを馳せられるのが、このポタリングならではの時間です。
竹原の藤井酒造「龍勢」は品評会で最優秀第一位を獲得した銘柄
藤井酒造は1863年(文久3年)創業の、竹原を代表するもうひとつの蔵元です。代表銘柄「龍勢」は品評会で最優秀第一位を獲得し「日本一」の栄誉に輝いた実績を持ち、国内外のコンクールで受賞を重ねています。藤井酒造酒蔵交流館では蔵の歴史や酒造りの工程に触れられ、試飲も楽しめます。ポタリングの休憩スポットとしても人気が高い場所です。
竹原にある西方寺の普明閣は清水寺を模した舞台造りの展望スポット
西方寺は浄土宗の寺院で、本堂、鐘楼、山門などの伽藍で構成されています。山門へと続く石畳の参道は風情があり、映画やドラマのロケ地としても使われてきました。境内の高台に建つ観音堂「普明閣」は、宝暦8年(1758年)に京都の清水寺を模して建てられたと伝わる舞台造りの建物です。舞台の上からは竹原の町並みと瀬戸内海を一望でき、自転車を降りて石段を上る価値のある展望スポットになっています。
竹原の春風館と旧松阪家住宅は製塩業で栄えた豪商の暮らしを伝える
春風館は、江戸時代の漢詩人として知られる頼山陽の叔父にあたる頼春風の邸宅です。武家屋敷風の重厚な長屋門と門構えが特徴で、安政元年(1854年)の火災で一度焼失したものの、翌安政2年(1855年)に再建されました。現在は国の重要文化財に指定されており、隣接する復古館とあわせて竹原の商家建築の粋を伝えています。
唐破風の流れるような曲線を描く屋根が印象的な旧松阪家住宅も、保存地区を代表する町家建築のひとつです。製塩業で栄えた豪商の暮らしぶりを今に伝えています。浜だんな、つまり塩田経営者の家であった旧笠井邸は、明治5年に建てられたものと伝わり、製塩業で栄えた竹原の経済的な背景をよく伝える建物です。これらの建物が軒を連ねる通りは道幅も自転車での移動に適しており、格子戸越しに見える暮らしの気配やなまこ壁の意匠を眺めながらゆっくりとペダルを漕げます。
竹原観光案内処のレンタサイクルは500円で3時間利用できる
竹原でポタリングを楽しむなら、竹原観光案内処のレンタサイクルを利用するのが便利です。台数は最大10台までで、内訳は普通自転車(シティサイクル)5台、電動アシスト自転車3台、子供用自転車2台となっています。坂道の多いルートを検討している場合や体力に自信がない場合は、電動アシスト自転車を選ぶと快適です。
料金はシティバイクの場合、500円で3時間まで利用でき、それ以降は1時間ごとに100円が加算される仕組みです。半日程度のポタリングであれば、比較的リーズナブルに楽しめる料金設定といえます。竹原観光案内処は町並み保存地区へのアクセスも良く、ここを起点にポタリングをスタートするのが定番のスタイルです。事前予約の要否や最新の料金、貸出時間などは、訪問前に公式情報で確認しておくと安心でしょう。
保存地区周遊コースは2〜3時間で回れる初心者向けルート
竹原観光案内処からスタートする周遊コースは、初心者にもおすすめのルートです。竹原観光案内処を出発し、竹原市重要伝統的建築物群保存地区へ向かいます。町並みのメインストリートをゆっくりと走りながら、なまこ壁の商家や格子戸の町家を眺めて進みます。
途中、藤井酒造酒蔵交流館に立ち寄り、蔵の歴史や日本酒造りの工程に触れます。試飲ができるタイミングであれば、竹原の銘酒「龍勢」を味わうのもよいでしょう。次に西方寺へ向かい、石畳の参道を自転車を押しながら進みます。境内で自転車を停め、石段を上って普明閣を目指します。舞台の上から見下ろす竹原の町並みと、その向こうに広がる瀬戸内海の景色は、この旅のハイライトのひとつになるはずです。
その後、古民家をリノベーションしたカフェ「カフェ青」などに立ち寄ってひと休みします。竹原ならではの落ち着いた空間で、コーヒーや甘味を楽しみながら疲れを癒やせます。最後は再び竹原観光案内処へ戻る、というのが基本的な周遊ルートです。距離は短く坂道も少ないため、自転車初心者や家族連れ、観光でサクッと立ち寄りたい人にも向いています。所要時間は2〜3時間程度を見ておくとよいでしょう。
瀬戸内海の大芝島サイクリングコースは往復30キロの本格ルート
もう少し本格的に走りたい、瀬戸内海の景色を存分に楽しみたいという場合には、竹原から大芝島へ向かうサイクリングコースがおすすめです。往復でおよそ30キロメートルのコースとなっています。
竹原の町並み保存地区から南へおよそ800メートル進み、JR呉線の踏切を越えたあたりから、広島県道464号・竹原吉名線がスタートします。この県道を約9キロメートル走った後、国道185号線に入り、西へおよそ10キロメートル進むと大芝大橋に到着します。大芝大橋は本州と大芝島を結ぶ橋で、全長470メートルです。大型車は通行できない橋のため、比較的静かで自転車での通行がしやすくなっています。
橋を渡った先にある大芝島は、周囲約7キロメートルの小さな島で、島内にはおよそ150人が暮らしています。島を一周するミニサイクリングも楽しめ、瀬戸内海ならではの穏やかな多島美の景色を間近に感じられます。このコースはロードバイクだけでなく、スポーツタイプのミニベロやクロスバイクでも十分に楽しめる難易度とされています。竹原の歴史的な町並みからスタートし、瀬戸内海の島へと至るこのルートは、歴史と自然の両方を一度に味わえる竹原ならではのサイクリング体験です。
瀬戸内海沿岸のさざなみ海道は尾道市から呉市を結ぶロングライドコース
より走り応えのあるロングライドを求めるサイクリストには、尾道市から呉市までを結ぶ「さざなみ海道」も選択肢に入ってきます。このルートは起伏のある道のりを含むため、ある程度自転車に乗り慣れた人向けとされていますが、走りながら瀬戸内海の多島美をパノラマで楽しめるのが魅力です。竹原はこの広域ルートの途中に位置しているため、竹原の町並みを起点や中継地点として組み込み、数日にわたる瀬戸内サイクリング旅の一部として計画することもできます。
竹原へのアクセスはJR呉線竹原駅と山陽自動車道河内ICが軸
竹原市へのアクセスは、電車・車のいずれからも比較的スムーズです。電車で訪れる場合は、JR呉線の竹原駅が最寄り駅となります。竹原駅から町並み保存地区までは徒歩でもアクセスできる距離にあり、駅を出てすぐにレンタサイクルを借りてポタリングをスタートすることも可能です。広島市内から竹原駅へ向かうルートも複数あり、日帰り旅行のプランとして組みやすくなっています。
車で訪れる場合は、山陽自動車道の河内インターチェンジから約20分というアクセスの良さも魅力です。広島空港からも車で約25分の距離にあり、飛行機で広島入りした後にレンタカーで竹原へ向かうプランも現実的な選択肢になります。
車でのアクセスを考える場合、駐車場の情報も押さえておきたいところです。道の駅たけはらには、大型車4台分、普通車50台分(うち身障者用3台)、二輪車12台分の駐車スペースが用意されています。町並み保存地区にも近く、ポタリングの拠点として利用しやすい駐車場のひとつです。また、JR竹原駅から徒歩1分という好立地にあるグリーンスカイホテル竹原では、80台分の駐車場を備えています。宿泊を伴う旅程であれば、こうした駅近のホテルを拠点にするのも便利でしょう。
| アクセス手段 | 目安時間・距離 |
|---|---|
| JR呉線 竹原駅から保存地区 | 徒歩圏内 |
| 山陽自動車道 河内ICから | 車で約20分 |
| 広島空港から | 車で約25分 |
| 忠海港から大久野島 | フェリーで約15分 |
竹原グルメは酒蔵めぐりと築130年の古民家カフェが軸
ポタリングの合間に立ち寄りたい、竹原ならではのグルメも紹介します。竹原は江戸時代から続く酒どころで、最盛期には26軒あった造り酒屋のうち現在も3つの蔵が酒造りを続けています。竹鶴酒造や藤井酒造といった老舗が、瀬戸内の風土を生かした日本酒を醸し続けています。町並み保存地区を歩けば、こうした蔵元をめぐりながらそれぞれの銘酒を味わう楽しみ方もできます。
町並み保存地区内には、築130年を超える古民家をリノベーションした和風カフェもあります。趣のある空間で、ひと息つきながら旅の疲れを癒やすのに適したスポットです。さらに、製塩町のエリアには「NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町」という分散型ホテルもあります。かつての蔵や料亭、酒屋、銀行建物などを当時の趣を残したままリノベーションした宿泊施設で、館内のレストランでは日本酒と竹原の美食のマリアージュを楽しめます。日帰りのポタリングだけでなく、一泊してじっくりと竹原の夜の雰囲気を味わうプランを組むのもおすすめです。夜の町並み保存地区は、昼間とは違うしっとりとした風情があり、ライトアップされた町並みを静かに散策する時間は格別だという声も聞かれます。
瀬戸内海の大久野島のうさぎは午後の日程に組み込める定番プラン
竹原市を訪れた際、町並みポタリングとあわせて検討したいのが、忠海港からフェリーで約15分の場所にある大久野島、通称「うさぎ島」です。周囲約4キロメートルのこの小さな島には、約500〜600羽ものうさぎが生息しており、国内外から多くの観光客が訪れています。
大久野島はかつて毒ガス製造工場が置かれていたことから「地図から消された島」とも呼ばれた歴史を持ちますが、現在は瀬戸内海国立公園の一部に指定され、平和学習の場としても知られています。島内は起伏があるものの一周でき、歩きでも自転車でも島内散策を楽しめます。竹原の町並み保存地区でのポタリングを午前中に済ませ、午後は忠海港からフェリーでうさぎ島へ渡る「うさぎ&町並みの定番コース」は、竹原観光の日帰りモデルコースとして紹介されている定番プランです。歴史的な町並みと癒しの島の自然という対照的な二つの魅力を一日で味わえるのが、竹原観光の強みといえます。
たけはら憧憬の路は例年10月に約5000個の灯りが並ぶ夜のイベント
竹原の町並み保存地区は昼間のポタリングはもちろん、年に一度開催される夜のイベントでも賑わいを見せます。それが「たけはら憧憬の路〜町並み竹灯り〜」です。このイベントは例年10月に開催されており、竹原市の町並み保存地区周辺一帯に、竹筒に立てた約5000個ものろうそくの灯りが並び、路地や広場を幻想的な光で照らします。
開催は20回を超える歴史を持ち、竹を使ったアート作品の展示など、竹原ならではの竹細工文化とも結びついた催しになっています。イベント開催時には竹原小学校のグラウンドに臨時駐車場(約300台、有料)が設けられるなど、多くの来訪者を見込んだ体制が整えられます。ポタリングで日中の町並みを楽しんだ後、日を改めてこのライトアップイベントに合わせて訪れれば、昼と夜それぞれ異なる表情の竹原の町並みを堪能できます。旅行時期を検討する際には、こうした季節のイベント情報もあわせてチェックしておきたいところです。
道の駅たけはらでは竹原キャンベルぶどうのゼリーなどが買える
ポタリングの拠点にも、旅の最後の立ち寄りスポットにもおすすめなのが「道の駅たけはら」です。歴史的景観を残す町並み保存地区の玄関口にあたる市の中心部に位置し、竹原の特産品や地酒、竹細工などを取り扱っているほか、道路情報・観光情報コーナーや地域の交流スペースも備えています。
お土産としては、竹原産のたけのこを使ったチョコレートディップ「たけのこの里」や、瀬戸内のレモンを使ったレモンケーキ、竹原キャンベルぶどうを使ったゼリー、広島県産の牡蠣を使ったオイスターカレーなど、瀬戸内らしい食材を生かした商品が並びます。竹原に現存する3つの酒蔵が手がける地酒も購入可能で、蔵元めぐりで気に入った一本を持ち帰る楽しみ方もできます。竹細工や陶器といった工芸品も扱われており、竹原ならではの手仕事に触れられる場所です。
ポタリングのベストシーズンは気温が穏やかな春と秋
竹原市は瀬戸内海式気候に属し、年間を通じて温暖で晴天率が高いのが特徴です。気温はおおむね年間2℃から31℃程度の範囲で推移し、夏は短いながらも高温多湿で蒸し暑く、冬は風が強く冷え込みが厳しいものの晴天が多い傾向があります。
こうした気候特性を踏まえると、ポタリングに適したベストシーズンは、気温が穏やかで風も心地よい春(4月〜5月頃)と秋(10月〜11月頃)です。特に10月には前述の「たけはら憧憬の路〜町並み竹灯り〜」も開催されるため、昼間のポタリングと夜のライトアップイベントをあわせて楽しむ旅程を組むのにも適した時期です。夏場に訪れる場合は、日中の強い日差しと高い湿度を考慮し、早朝や夕方の涼しい時間帯を中心に走行計画を立てるとよいでしょう。
竹原の町並み保存地区は住民の生活の場でもあります。狭い路地や生活道路も多いため、自転車で走る際にはスピードを控えめにし、歩行者や地域の方々への配慮を忘れないようにしたいところです。歴史的建造物のなかには内部を公開していないものや、写真撮影に配慮が必要な場所もあるため、案内表示やマナーには注意を払いましょう。季節によっては瀬戸内海特有の強い日差しや夏場の高い気温にも注意が必要になります。飲料水を携帯し、こまめな休憩を挟みながらのんびりとしたペースで走ることが、竹原でのポタリングを心地よく楽しむコツです。
竹原の町並みポタリングは日帰りでも一泊二日でも楽しめる
竹原の町並み保存地区は、平安時代からの荘園としての歴史、江戸時代の製塩業と酒造業による繁栄、そしてそれらが育んだ京風の町家建築が織りなす景観を今に伝えています。竹鶴酒造や藤井酒造といった老舗蔵元、清水寺を模した普明閣を擁する西方寺、国の重要文化財である春風館など、見どころは尽きません。
そしてこの町並みは、徒歩だけでなく自転車でのポタリングによって、より効率的に、より風を感じながら楽しめます。竹原観光案内処のレンタサイクルを利用すれば、初心者でも気軽に町並み周遊コースに挑戦でき、さらに脚力に自信がある人は大芝島までの約30キロのサイクリングコースや、その先に広がる「さざなみ海道」まで足を延ばすこともできます。
歴史的な町並みと瀬戸内海の穏やかな景色、そして受け継がれてきた酒造りの文化。これらすべてを自転車という乗り物を通じて体感できるのが、竹原という町の魅力です。日帰りでも一泊二日でも、それぞれのペースでゆっくりとペダルを漕ぎながら、瀬戸内の小さな港町がたたえる静かな豊かさを味わってみてはいかがでしょうか。









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