山中温泉を自転車で巡る、鶴仙渓の約1.3kmの遊歩道と3つの橋

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石川県加賀市の山中温泉で自転車を楽しむなら、温泉街のまわりは自転車で移動し、鶴仙渓(かくせんけい)の遊歩道は自転車を止めて歩くのが基本です。鶴仙渓の遊歩道は大聖寺川に沿って約1.3km続き、黒谷橋、あやとり橋、こおろぎ橋という形の違う3つの橋を結んでいます。散策は無料で、歩くだけなら片道約30分で抜けられます。

ポタリングとは、スピードを競うスポーツ走行ではなく、自転車でのんびり景色や街並みを眺めながら走る「ぶらぶら走り」のことです。山中温泉は、渓谷と温泉街と工芸のギャラリーが狭い範囲にまとまっているので、この走り方と相性がよい土地です。ただ、遊歩道そのものは歩行者のための道なので、自転車に乗ったまま渓谷へ入ることはできません。

ここでは、鶴仙渓の3つの橋の違い、川床の料金と営業期間、紅葉の見ごろ、自転車を借りられる場所、ゆげ街道の食べ歩き、松尾芭蕉ゆかりの見どころまで、1日の計画を立てるのに必要な情報をまとめました。2026年10月時点で川床は営業期間中で、11月には紅葉の時期が控えています。秋の山中温泉へ出かける前の下調べに使ってください。

目次

鶴仙渓の遊歩道は約1.3km、歩くだけなら片道約30分

鶴仙渓は、山中温泉の温泉街に沿って流れる大聖寺川の渓谷です。奇岩と深い緑、澄んだ水の流れが続く景勝地で、山中温泉を代表する景色として知られています。遊歩道は温泉街のすぐ裏手にあり、街歩きの途中で気軽に渓谷へ入れます。

黒谷橋からこおろぎ橋まで3つの橋を結ぶルート

遊歩道は、下流側の黒谷橋から上流側のこおろぎ橋までの約1.3kmです。S字型のあやとり橋が、ほぼ中間地点にあります。下流から歩けば石橋、S字の橋、総ひのき造りの木橋の順に現れるので、橋の素材と形の違いを順番に味わえます。

どちらから歩き始めてもかまいません。バスで来た人は、山中温泉バスターミナルから徒歩約3分の黒谷橋側から入るのが便利です。温泉街の中心から入るなら、上流側のこおろぎ橋から歩き始める形になります。

散策は無料、撮影や川床込みなら1〜2時間を確保

鶴仙渓の散策に料金はかかりません。片道約30分という目安は、立ち止まらずに歩いた場合の時間です。橋の上で写真を撮ったり、川床でお茶を飲んだりすると、30分ではまず終わりません。

余裕をもって1時間から2時間を見ておけば、慌てずに渓谷を楽しめます。自転車を途中に止めて往復する場合は、自転車を置いた場所まで戻る時間も計画に入れておいてください。

項目内容
遊歩道の長さ約1.3km(黒谷橋からこおろぎ橋まで)
歩く時間の目安片道約30分
寄り道込みの目安1時間から2時間
料金無料
自転車乗り入れ不可(橋のたもとなどで止めて歩く)

山中温泉のポタリングは自転車を止めて遊歩道を歩くのが基本

山中温泉で自転車を使うなら、役割を分けて考えるとうまくいきます。温泉街と周辺の移動は自転車に任せ、渓谷の中は自分の足で歩きます。この組み合わせが、山中温泉で現実的に楽しめるポタリングの形です。

遊歩道へは自転車で乗り入れない

鶴仙渓の遊歩道は歩行者のための道です。自転車は橋のたもとなどに止めて、そこから歩いてください。止める場所は、通行の邪魔にならず、周囲の迷惑にならない場所を選ぶのが前提です。

どこを走ってどこで降りるかは、自分でルートを組み立てるスタイルになります。黒谷橋側とこおろぎ橋側のどちらに自転車を置くかを先に決めておくと、往復の計画が立てやすくなります。

レンタサイクルは山代温泉で4時間500円

自転車を借りるなら、同じ加賀温泉郷の山代温泉にあるサイクルショップが候補になります。JR加賀温泉駅から北鉄加賀バスに乗り、「山代西口」バス停で降りて徒歩3分の場所です。

料金は4時間で500円、その後は1時間ごとに100円が加算されます。電動アシスト自転車は4台あります。料金や台数は変わることがあるため、利用前に店舗へ確認してください。山中温泉側で自転車を借りられるかどうかは、事前に加賀市観光協会などへ問い合わせておくと安心です。

山代温泉で借りて山中温泉まで走るルートは、加賀温泉郷の2つの温泉地をつなぐ走り方になります。加賀温泉郷とは、山代、山中、粟津、片山津の4つの温泉地をまとめた呼び名で、加賀四湯とも呼ばれます。

電動アシスト自転車なら栢野大杉茶屋まで足を延ばせる

電動アシスト付きの自転車を選ぶと、行動範囲が広がります。たとえば、ゆげ街道から車で5分ほどの栢野大杉茶屋です。この茶屋の名物は、地元の山で採れたヨモギを使った草だんごです。

普通の自転車でも行けない距離ではありませんが、少し離れているので、電動アシストがあるとずいぶん楽になります。遊歩道を歩いた後の脚を休めながら移動できるのも、電動を選ぶ利点です。

石川県では、いしかわ里山里海サイクリングルート利用促進協議会が、加賀から能登までの観光地を巡る県内7ルートを設定しています。山中温泉のポタリングを入り口に、県内の別のルートへ広げていく楽しみ方もあります。

鶴仙渓の3つの橋は石橋とS字橋と総ひのき造りで個性が違う

鶴仙渓の遊歩道を歩く楽しみの中心は、3つの橋です。素材も形も年代もそれぞれ違い、同じ渓谷の上に架かっているとは思えないほど表情が変わります。

橋の名前位置特徴
黒谷橋下流側の端1935年(昭和10年)に架けられた石橋。近くに芭蕉堂
あやとり橋ほぼ中間S字型の歩行者専用橋。全長約94.7m
こおろぎ橋上流側総ひのき造りの複方杖橋。長さ20.8m、幅4.0m

黒谷橋は1935年架橋の石橋で芭蕉堂がすぐそば

黒谷橋は、遊歩道の下流側の端にある石造りの橋で、1935年(昭和10年)に架けられました。すぐ近くには、松尾芭蕉を祀る芭蕉堂があります。

芭蕉は『奥の細道』の旅の途中、元禄2年8月1日(1689年9月14日)に黒谷橋を訪れています。黒谷橋の周辺は、芭蕉ゆかりの空気を感じられる場所です。バスターミナルから歩いてすぐなので、渓谷散策の起点にしやすい橋でもあります。

あやとり橋は全長約94.7mのS字型歩道橋

あやとり橋は、遊歩道のほぼ中間にあるS字型の歩行者専用橋です。全長は約94.7mあります。橋の曲線が、あやとりの糸のように見えることから、この名前が付いたとされています。

あやとり橋の魅力は、渓谷を高い位置から見下ろせることです。遊歩道の上から見る川と、橋の上から見る川では、まるで印象が違います。写真を撮る人がよく立ち止まるのもこの橋です。川床からの眺めと組み合わせると、同じ渓谷を高さの違う2つの視点から楽しめます。

こおろぎ橋は長さ20.8mの総檜造りで車も渡れる

こおろぎ橋は、遊歩道の上流側に架かる総ひのき造りの橋で、山中温泉のシンボルとして親しまれています。構造は複方杖橋と呼ばれる形式で、現在では珍しい造りです。温泉街の中心から近く、ここから鶴仙渓の散策を始める人も多い橋です。

橋の長さは20.8m、幅は4.0mで、車も渡れます。元禄年間の頃にはすでに橋があったと伝わり、昭和16年に総檜造りとなりました。その後も架け替えを重ねながら、いまの姿が守られています。

名前の由来には二つの説が残っています。ひとつは、行路が険しかったことから「行路危(こおろぎ)」と呼ばれたという説です。もうひとつは、秋の夜に鳴く虫のコオロギにちなむという説です。秋の夜に橋のたもとで虫の声を聞くと、後者の説にもうなずけます。

鶴仙渓の川床は2026年11月30日まで営業、席料は大人700円

鶴仙渓の川床は、渓流の上に設けられた席でお茶を楽しめる場所です。2026年の営業期間は4月1日から11月30日までで、10月のいまは営業期間の後半にあたります。12月1日から3月31日までは休業です。

営業時間は10月まで9時30分から、11月は10時から

4月1日から10月31日までは、9時30分から16時まで営業しています。11月1日から11月30日までは、10時から15時までと短くなります。ラストオーダーは、どちらも終了の15分前です。11月は不定休もあります。

紅葉の時期に川床を目当てに行くなら、11月は営業時間が1時間以上短いことを覚えておいてください。午後遅くに着くと間に合わないことがあります。出かける前に、最新の営業日と時間を確認しておくと確実です。

料金は席料とセットの2種類、組合加盟旅館の宿泊者は割引

料金は次のとおりです。席料には加賀棒茶が付いていて、渓流の上で一杯のお茶を飲みながら休めます。

メニュー大人小学生
席料(加賀棒茶付き)700円600円
川床セット1000円900円
組合加盟旅館の宿泊者の割引200円引き100円引き

山中温泉旅館組合に加盟する旅館に泊まっている人は、大人200円、小学生100円の割引を受けられます。山中温泉に泊まる予定があるなら、宿が組合に加盟しているかを確認しておくとよいでしょう。

席の予約は不可、雨天や増水時は中止

川床は予約なしで利用でき、席の予約は受け付けていません。当日そのまま訪ねる形になります。川床弁当だけは電話での受付です。

雨の日や、川が増水したときは中止になります。渓流の真上に席を設けているので、天候には左右されます。雨の多い日に計画している場合は、川床に頼らない予定も一緒に組んでおくと安心です。

鶴仙渓の紅葉は例年11月中旬から下旬が見ごろ

鶴仙渓の紅葉は、例年11月中旬から下旬に見ごろを迎えます。2026年は、11月15日から11月30日まで紅葉に合わせたイベントが開かれる予定で、料金は無料です。

この時期の遊歩道では、赤や黄色に染まった木々が渓谷を覆います。あやとり橋の上から見下ろすと、遊歩道とは違う高さから紅葉を眺められます。

紅葉の時期は川床の営業時間が10時から15時に短くなる時期と重なります。紅葉を見ながら川床でお茶を飲みたいなら、午前中から昼過ぎにかけて渓谷へ入る計画がおすすめです。自転車で回る場合も、日が短くなる季節なので、午後の早い時間に遊歩道を歩き終えるくらいがちょうどよいでしょう。

温泉街の見どころは菊の湯を中心に徒歩圏へ集まる

山中温泉の温泉街は、総湯の菊の湯を中心に広がっています。菊の湯を中心に温泉街ができたと伝わっていて、いまも主な見どころはこの周辺にまとまっています。

施設内容
菊の湯(総湯)芭蕉の句から名付けられた共同湯。入浴料は大人500円
山中座菊の湯に併設する演劇ホール。館内見学は無料
芭蕉の館芭蕉ゆかりの資料や山中漆器を展示。入館料は大人200円
足湯「笠の露」菊の湯と山中座の間の広場にある足湯
山中うるし座山中漆器の展示と販売、実演がある施設

菊の湯は入浴料大人500円の総湯

菊の湯は、温泉街の中心にある共同湯で、地元の人にも親しまれています。入浴料は大人500円です。

名前は芭蕉の句から来ています。芭蕉は山中温泉で「山中や 菊はたおらじ 湯のにほい」と詠みました。この句にちなんで、総湯が菊の湯と名付けられました。自転車で温泉街を回った後に、汗を流す場所としても使えます。

山中温泉の始まりは、約1300年前の奈良時代に、僧の行基が見つけたという伝説として語り継がれています。

菊の湯のほかに、日帰り入浴施設としては「お花見久兵衛」があります。加賀市山中温泉下谷町にあり、サウナも備えています。

山中座では土日祝の15時30分から山中節四季の舞

山中座は、平成14年11月に、菊の湯の女湯に併設するかたちでできた演劇ホールです。館内の見学は無料です。漆塗りの柱や、蒔絵をほどこした格天井があり、山中漆器の技術を建物そのもので見られます。

毎週土曜、日曜、祝日には、芸妓による「山中節四季の舞」が上演されます。時間は15時30分から16時30分までです。週末に訪れるなら、遊歩道散策と食べ歩きを午後の早い時間に終え、この時間に山中座へ戻ってくる計画が立てやすいでしょう。

芭蕉の館は入館料大人200円

芭蕉の館は、芭蕉が滞在中に交流した人々の資料や古い俳書、山中漆器などを展示する施設です。芭蕉直筆とされる掛軸も収蔵していて、普段はそのレプリカを見られます。

建物は、芭蕉が泊まった泉屋の隣にあった「扇屋」の別荘を再整備したものです。明治38年(1905年)の建築で、山中温泉で最も古い宿屋建築とされています。館内では、門弟の曽良との別れを惜しんだ芭蕉の足跡も紹介されています。入館料は大人200円、営業時間は9時から16時30分(閉館は17時)です。

足湯の笠の露と山中うるし座で休憩と工芸

足湯「笠の露」は、菊の湯と山中座の間の広場の一角にあります。芭蕉と曽良の別れにちなんだ足湯です。自転車で温泉街を回る途中、脚を休める場所にちょうどよい位置です。

山中うるし座は、山中漆器の展示と販売、実演を見られる施設です。山中温泉は山中漆器の産地で、九谷焼発祥の地としても知られています。旅の最後にお土産を選ぶならここが候補になります。

ゆげ街道の約600mで食べ歩きと工芸品めぐり

ゆげ街道は、温泉街の中心に延びる約600mの目抜き通りです。電柱がなく、幅の広い歩道が整っているので、のんびり歩きながら店をのぞけます。

通り沿いには、山中漆器や九谷焼のギャラリー、甘味処、工芸品を扱う土産物屋、造り酒屋、和菓子の老舗が並びます。地元の作家の作品に出会えるのも、この通りの楽しみです。周辺には山中塗や九谷焼の体験施設も集まっています。カフェやパティスリーもあり、散策の合間に一息つく場所には困りません。

肉のいづみやの揚げたてコロッケ

ゆげ街道の食べ歩きで人気なのが、精肉店の「肉のいづみや」です。手作りの揚げたてコロッケが人気で、週末には行列ができることもあるそうです。

営業時間は9時から18時で、日曜は17時までです。日曜の午後遅くに行くと閉店に近い時間になるので、日曜に訪れるなら早めに寄っておくと安心です。

東山ボヌールとお魚食堂 蟹場で食事

座って食事をしたいなら、黒谷橋の近くにある「東山ボヌール」が便利です。芭蕉堂のすぐそばにある隠れ家のようなカフェで、営業時間は10時から16時です。ビーフシチューライスセットなどのメニューがあります。遊歩道を歩く前後に立ち寄りやすい場所です。

日本海の魚介を食べたいなら「お魚食堂 蟹場」があります。昭和初期の古民家を改装した店で、新鮮な魚介料理が話題になっています。

松尾芭蕉は1689年に山中温泉で8泊した

山中温泉の見どころの多くは、松尾芭蕉とつながっています。芭蕉は元禄2年(1689年)、門弟の曽良を連れて山中温泉を訪れました。『奥の細道』の旅の途中で、約9日間(8泊)滞在しています。

泊まった宿は泉屋と伝わっています。滞在中には、景勝地の道明ヶ淵を2度訪れました。黒谷橋を訪れたのは、元禄2年8月1日(1689年9月14日)のことです。

芭蕉がこの地で詠んだ「山中や 菊はたおらじ 湯のにほい」は、総湯の名前になりました。芭蕉堂、芭蕉の館、足湯「笠の露」と、温泉街を回るとあちこちで芭蕉の名前に出会います。旅の長い道のりの中で、芭蕉が8泊もした温泉地だと知ってから歩くと、黒谷橋や菊の湯の見え方が少し変わってきます。

加賀温泉駅から山中温泉へはバスで約25分

公共交通で行く場合、JR加賀温泉駅から北鉄加賀バスに乗り、約25分で山中温泉バスターミナルに着きます。車なら約20分です。

バスターミナルから鶴仙渓の下流側にある黒谷橋までは、徒歩約3分です。バスを降りてすぐ渓谷に入れるのは、旅行者にとってありがたい点です。

目的地に合わせてバス停を選ぶ

北鉄加賀バスの路線には、温泉街の各施設の最寄りになるバス停があります。行きたい場所に合わせて降りる場所を選ぶと、歩く距離を減らせます。

バス停使い方
山中温泉バスターミナル黒谷橋まで徒歩約3分。遊歩道を下流側から歩く起点
菊の湯前菊の湯、山中座、足湯「笠の露」の最寄り
こおろぎ橋遊歩道を上流側から歩く起点
西桂木町温泉街の施設の最寄りとして利用

菊の湯は、山中温泉で降りてから徒歩約5分の場所にあります。宿によっては送迎バスがありますが、要予約の場合があるので、宿泊先に確認しておいてください。

鶴仙渓と温泉街を1日で回るモデルプラン

山中温泉は、渓谷と温泉街が近い距離にあるので、1日あれば主な見どころを回れます。バスで到着する場合のモデルプランを紹介します。

時間帯行程
午前山中温泉バスターミナルに到着。黒谷橋と芭蕉堂を見て遊歩道へ。あやとり橋、こおろぎ橋の順に歩き、途中で川床に寄って加賀棒茶で一息
昼ゆげ街道へ移動。コロッケなどの食べ歩きや、甘味処での休憩
午後菊の湯、山中座、芭蕉の館を見学。足湯「笠の露」で足を休め、時間があれば山中うるし座で山中漆器とお土産選び

午前中に渓谷を歩くのは、川床の営業時間に余裕をもって間に合わせるためです。特に11月は川床が15時に終わるので、渓谷は午前のうちに歩いておくほうが確実です。

自転車を組み合わせるなら、温泉街の移動や栢野大杉茶屋への往復に自転車を使い、渓谷に入る前に橋のたもとなどで止めて歩く流れになります。週末なら、15時30分からの「山中節四季の舞」に合わせて午後の予定を組むと、1日の流れがきれいにまとまります。

自転車で遊歩道は走れず、所要時間は1〜2時間が目安

山中温泉のポタリングを考える人から出やすい疑問に、順に答えていきます。

自転車で鶴仙渓の遊歩道を走れるかという疑問には、走れないと答えます。遊歩道は歩行者のための道なので、自転車は橋のたもとなどに止めて歩いてください。

遊歩道を歩くのにどのくらい時間がかかるかについては、歩くだけなら片道約30分です。写真撮影や川床での休憩を入れるなら、1時間から2時間を見ておくと余裕があります。

自転車はどこで借りられるかという疑問には、山代温泉のサイクルショップが答えになります。「山代西口」バス停から徒歩3分で、料金は4時間500円、その後は1時間ごとに100円です。電動アシスト自転車は4台です。

川床はいつまで営業しているかについては、2026年は11月30日までです。11月は10時から15時と時間が短くなり、不定休もあります。12月から3月までは休業です。

紅葉はいつ見られるかという疑問には、例年11月中旬から下旬と答えます。2026年は11月15日から11月30日まで、無料のイベントが開かれる予定です。

山中温泉は自転車で温泉街を回り、鶴仙渓の遊歩道を歩いて楽しむ

山中温泉は、渓谷の自然と温泉街の文化が近い距離にまとまった温泉地です。自転車は温泉街と周辺の移動に使い、鶴仙渓の遊歩道は歩いて楽しみます。この分担が、山中温泉でのポタリングをいちばん気持ちよく楽しめる形です。

約1.3kmの遊歩道には、1935年架橋の黒谷橋、全長約94.7mのあやとり橋、総ひのき造りのこおろぎ橋が並びます。川床は2026年11月30日まで営業していて、紅葉は例年11月中旬から下旬に見ごろを迎えます。歩き疲れたら、菊の湯や足湯「笠の露」で脚を休め、ゆげ街道で揚げたてのコロッケを食べられます。そんな1日を過ごせるのが、この温泉地のよさです。

営業時間や料金は変わることがあります。訪れる前に、加賀市の観光案内などで最新の情報を確認してから出かけてください。

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