栃木市の蔵の街をレンタサイクルで巡る、巴波川沿いのポタリング

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栃木市の蔵の街は、巴波川(うずまがわ)の両岸に蔵造りの建物が並ぶ町並みで、主な見どころはおよそ1.5kmの範囲にまとまっています。自転車でゆっくり巡るポタリングなら、移動にかかる時間はごくわずかで、そのぶん遊覧船や記念館、食べ歩きに時間を回せます。自転車はJR栃木駅から徒歩約5分の自転車店で借りられ、料金は1時間まで200円、以降は1時間ごとに100円増しです。

栃木の町は、江戸時代に巴波川の舟で江戸と荷物をやりとりし、日光例幣使街道の宿場町としても栄えました。北関東一の商都として発展した時代の土蔵造りの建物が今も残り、その景観が「蔵の街」と呼ばれています。川沿いの散策路には、舟を岸から綱で引いた名残の「綱手道(つなてみち)」という名前が付いています。

いまの巴波川には約10万匹の鯉が泳いでいて、栃木市は「鯉のいる街」とも呼ばれます。自転車の速さは、この川沿いの景色を眺めるのにちょうどいいと私は考えています。徒歩で1時間18分かかる5.2kmのコースも短い時間で回れて、車のように駐車場所に悩むこともありません。ただし川沿いの道は歩行者が多いので、走る区間と押して歩く区間を分けることが前提になります。

目次

蔵の街の見どころは約1.5km圏内、自転車なら移動時間はごくわずか

蔵の街の中心部は自転車で走る距離がとても短く、体力に自信がない人でも無理なく回れます。栃木市が紹介している徒歩向けの散策コースを見ると、その距離感がよく分かります。

公式の散策コース2本から走行距離をつかむ

栃木市の公式の散策コースには、初心者向けのコースと、栃木駅を起点とするウォーキングコースの2本があります。

コース名距離徒歩の所要時間主な経由地
蔵の街魅力たっぷり散策コース約1.5km約22分とちぎ山車会館、旧とちぎ蔵の街美術館、横山郷土館、県庁堀、蔵の街遊覧船、塚田歴史伝説館
栃木駅起点のウォーキングコース約5.2km約1時間18分蔵の街遊覧船、塚田歴史伝説館、横山郷土館、岡田記念館、油伝味噌、栃木市役所、山本有三ふるさと記念館、とちぎ蔵の街観光館、とちぎ山車会館

初心者向けのコースは、とちぎ山車会館を出発して同じ山車会館に戻る周回型です。1.5kmを徒歩22分で回れる範囲に、美術館跡、郷土館、堀、遊覧船の乗り場、伝説館が収まっています。

栃木駅起点のコースは5.2kmで、駅から蔵の街へ向かい、油伝味噌や山本有三ふるさと記念館まで回って駅へ戻ります。起伏がなく歩きやすいコースとされていて、自転車でもペダルが重くなる坂はほとんどありません。

この2本を自転車に置き換えると、走っている時間そのものはかなり短くなります。5.2kmのコースでも、徒歩の1時間18分よりずっと早く一周できるでしょう。つまり蔵の街のポタリングで時間を使うのは、施設や店への立ち寄りです。どの施設に入り、どこで食べるかを先に決めておくと、レンタサイクルの時間を無駄にしません。

綱手道と蔵の街大通りは押して歩く区間と決めておく

川沿いの綱手道や蔵の街大通りは、観光で歩く人が多い場所です。自転車に乗ったまま人のあいだを抜けるのは危ないので、混んでいる時間帯は自転車を降りて押して歩き、歩行者を優先してください。

私のおすすめは、乗る区間と押す区間を最初から分けておくやり方です。駅から蔵の街までの移動や、嘉右衛門町へ足を延ばす区間は自転車に乗り、綱手道に入ったら押して歩く。この切り替えを決めておくと、混雑に出くわしてから慌てずに済みます。押して歩く時間も、川の鯉や蔵の壁を眺める時間になるので、損をした気分にはなりません。

レンタサイクルはJR栃木駅から徒歩約5分の自転車店で1時間200円から

蔵の街を自転車で回るなら、JR栃木駅の近くにある自転車店「ザ・ちゃりんこや」(栃木市河合町)で借りるのが手軽です。栃木駅から徒歩約5分の場所にあり、電車で着いてすぐに借りられます。

料金は1時間まで200円、以降1時間ごとに100円増し

料金の仕組みは、最初の1時間までが200円で、そこから1時間ごとに100円ずつ加わる形です。利用時間ごとの合計額を計算すると、次のようになります。

利用時間料金の合計
1時間まで200円
2時間まで300円
3時間まで400円
4時間まで500円

蔵の街の見学を一通り楽しむなら、3時間から4時間ほど借りておくと余裕があります。遊覧船の乗船に約30分、塚田歴史伝説館や岡田記念館の見学、田楽やいもフライの食べ歩きを入れると、2時間では少し慌ただしくなるからです。4時間借りても500円なので、時間を短く切り詰めるより、長めに借りて気持ちに余裕をもたせるほうが楽しめます。

貸出の条件や台数、予約が必要かどうか、返却の時刻は店舗ごとに異なる場合があります。出かける前に、店舗や栃木市観光協会で最新の情報を確かめておくと安心です。

サイクルパークの貸出自転車は蔵の街の周遊には使えない

栃木市には、サイクルパーク内で借りられる貸出自転車もあります。料金は市内の方が1時間200円、市外の方が1時間300円で、原則として事前予約が必要です。

ただ、こちらは走れる範囲がサイクルパークの中に限られます。巴波川沿いや蔵の街を巡る目的では借りられないので、ポタリングには駅近くの自転車店を選んでください。料金表だけを見て同じものだと思い込むと、当日に予定が狂います。

自分のロードバイクで来るなら「蔵なび」の駐輪場

自分の自転車で栃木市を訪れる人には、観光情報発信施設の「蔵なび」が目印になります。栃木市の公式サイトでは、蔵なびが「自転車の駅」に指定され、ロードバイク用の駐輪場があると案内されています。

ロードバイク用のラックに停めるときの盗難対策は、利用者が自分で行う必要があります。鍵を持参し、見学で自転車から離れる時間が長くなる場合は特に気をつけてください。

蔵の街遊覧船は約300mを約30分で往復し、大人1,000円で乗れる

巴波川を自転車で走るだけでなく、川の上からも眺めたい人には「蔵の街遊覧船」があります。船頭さんの案内を聞きながら、普段は見られない川面からの景色を楽しめる舟です。

料金と運航時間の目安

航路は幸来橋から瀬戸河原公園までの約300mを往復するもので、所要時間は約30分です。料金と運航時間は次のとおりです。

項目内容
料金(ワンデーフリーパス)大人1,000円、子供700円
小学生未満大人1人につき1人無料
犬300円
鯉や鴨の餌1袋100円
3月から11月の運航時間10時から16時(最終受付15時50分)
12月から2月の運航時間10時から15時(最終受付14時50分)
休み年末年始と荒天時

2024年の案内では、遊覧船は毎日運航していました。運航時間や料金は変わることがあるため、乗船前に公式サイトや電話で確かめてください。

乗船券がワンデーフリーパスになっている点は、ポタリングと組み合わせるときに便利です。午前中に一度乗って、自転車で町を回ったあとにもう一度乗るといった使い方も考えられます。12月から2月は最終受付が14時50分と早まるので、冬に訪れる人は遊覧船を午前中に回すと安心です。

船頭さんの舟歌と、10万匹の鯉への餌やり

遊覧船では、船頭さんによる舟歌も聞けます。巴波川では錦鯉が放流されていて、街中でおよそ10万匹の鯉が群れになって泳いでいるそうです。

鯉や鴨への餌やりは1袋100円で、子供連れなら舟の上で一番盛り上がる場面になるでしょう。河川の浄化が進んだことで、巴波川はこれだけの鯉が泳ぐ川になりました。

巴波川の舟運は1617年、家康の霊柩を運んだ御用荷物の陸揚げから始まった

巴波川の舟運は、元和3年(1617年)に徳川家康の霊柩を久能山から日光山へ改葬した際、御用荷物を栃木河岸で陸揚げしたことに始まると伝わります。綱手道や蔵の並ぶ景観は、この舟運の歴史と切り離せません。

江戸時代、巴波川は栃木と江戸を結ぶ交通路として使われました。川をさかのぼるために両岸に綱手道を作り、舟を綱で引いて上流へ運んだと伝わります。いま自転車を押して歩く綱手道は、かつて人が舟を引いて歩いた道です。そう思うと、同じ道の見え方が少し変わってきます。

川沿いには舟積問屋や豪商が並び、「入舟町」「湊町」といった地名が今も残っています。地名に「舟」や「湊」が入っていることからも、このあたりが川の港として機能していた様子がうかがえます。

栃木は舟運に加えて、日光例幣使街道の宿場町としても栄えました。街道の宿場町として、また巴波川の舟による江戸との交易の拠点として、江戸時代から北関東一の商都として発展してきた歴史があります。江戸時代末期から近代にかけての建物、とくに土蔵造りの建物を多く残す景観が、現在「蔵の街」と呼ばれているものです。

塚田歴史伝説館と岡田記念館は16時30分までに入館する

蔵の街の主な施設は、16時30分前後で受付や入館を締め切るところが多くなっています。ポタリングの計画では、見学したい施設を午後の早い時間までに回る順番で組むのが基本です。

塚田歴史伝説館は巴波川沿いに並ぶ8つの蔵

塚田歴史伝説館は、巴波川沿いに並ぶ8つの蔵で、塚田家の美術品を展示している施設です。映画やドラマのロケ地としても知られていて、館内には食堂もあります。

入館料は大人700円、小人350円です。10名以上の団体は大人600円、30名以上の団体は大人500円・小人300円となり、障がい者手帳を提示すると300円引きになります。開館は9時30分から16時30分まで(閉館17時)で、年間を通して営業しています。

遊覧船の乗り場と同じく川沿いにあるため、遊覧船とあわせて回ると移動がほとんどありません。

岡田記念館は翁島別邸との共通券が大人800円

岡田記念館には、代官屋敷と、国の登録有形文化財である翁島別邸があります。風情ある中庭を見られる施設で、翁島別邸との共通券は大人800円、小人400円です。開館は9時30分から16時30分まで(閉館17時)です。

横山郷土館は左右対称の建物と綱手道に面した立地

横山郷土館は、左右対称の建物が特徴で、国の有形文化財に指定されています。巴波川沿いの散策路に面していて、建物の前の道には「綱手道」の名が付いています。自転車で通りかかったときに、建物の正面を少し離れた位置から眺めると、左右対称のつくりがよく分かります。

とちぎ山車会館と山本有三ふるさと記念館は共通入館券550円

とちぎ山車会館は、2年に一度開催される「とちぎ秋まつり」の再現展示を紹介している施設です。入館料は大人500円で、20名以上の団体は400円、中学生以下は無料です。営業は9時から17時(入館は16時30分まで)で、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始などです。

山本有三ふるさと記念館は、江戸末期に建てられた見世蔵を改修した建物です。入館料は大人200円で、中学生以下は無料です。開館は9時から17時、入館は16時30分までで、定休日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始です。

どちらの館も、身体障害者手帳などの手帳を提示すると、本人と介護者1名が無料になります。2館の共通入館券は550円です。大人が別々に入ると500円と200円で700円なので、両方に入るなら共通券のほうが150円安く済みます。

施設大人の入館料開館時間の目安
塚田歴史伝説館700円9時30分から16時30分(閉館17時)
岡田記念館(翁島別邸との共通券)800円9時30分から16時30分(閉館17時)
とちぎ山車会館500円9時から17時(入館16時30分まで)
山本有三ふるさと記念館200円9時から17時(入館16時30分まで)
山車会館と山本有三ふるさと記念館の共通入館券550円各館に準じる

月曜日に訪れる場合は、とちぎ山車会館と山本有三ふるさと記念館が休館日にあたる点に気をつけてください。祝日の月曜日は開館し、翌日が休館になります。

食べ歩きは油伝味噌の田楽盛合せ550円と、2種類のソースを選べるいもフライ

蔵の街の食べ歩きで外せないのは、味噌田楽といもフライです。自転車なら店と店のあいだの移動が楽なので、何軒かはしごしても疲れにくいのが利点です。

油伝味噌は天明元年(1781年)創業の老舗

油伝味噌は、天明元年(1781年)に油屋として創業し、幕末から味噌の醸造を始めた老舗です。厳選した原料を使い、無添加の味噌を作っています。

店では味噌田楽を楽しめて、田楽盛合せは550円です。栃木駅起点のウォーキングコースでも経由地になっている店なので、自転車で回る道順にも組み込みやすい一軒です。

いもフライは甘めと甘酸っぱい2種類のソースから選ぶ

いもフライは、じゃがいもを使った揚げ物で、蔵の街散策の定番の食べ歩きです。ソースは、甘めの「フルーツソース」と甘酸っぱい「蔵の街ソース」の2種類から選べる店があります。

迷ったら両方を試してみるのも手です。散策の後半には、じゃがいも入りの焼きそばと合わせてひと休みするのもおすすめです。ペダルをこいだあとの空腹に、ソースの味がよく合います。

嘉右衛門町は新栃木駅から約800m、自転車で足を延ばすのにちょうどいい距離

蔵の街の中心から少し離れた嘉右衛門町(かえもんちょう)は、国の重要伝統的建造物群保存地区です。栃木駅からは2kmほど離れているため、徒歩だと少し遠く感じますが、自転車なら気軽に向かえる距離です。東武日光線の新栃木駅からなら約800mです。

2012年7月9日に重要伝統的建造物群保存地区に選定

嘉右衛門町は、旧日光例幣使街道沿いにある町並みで、2012年7月9日に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

町の起源は、天正期(1573年から1592年)に足利から移り住んだ岡田嘉右衛門が開発したと伝わる嘉右衛門新田村とされています。畠山藩の陣屋も置かれました。

商家が進出したのは江戸中期以降で、麻を扱う店が多く見られました。江戸末期から明治期にかけて、この町の商家は栃木を北関東有数の商業都市へ導く基盤になりました。

見世蔵と木造真壁の店舗が40棟余り残る

嘉右衛門町の伝統的建造物には、店舗建築、木造住宅、土蔵、石蔵、洋風建築、神社、門、塀などが特定されています。店舗は、土蔵造りの「見世蔵」と、木造真壁の店舗の2種類が主です。見世蔵とは、土蔵造りで建てた店舗のことで、山本有三ふるさと記念館の建物もこの見世蔵を改修したものです。

40棟余りの建物が群として残り、巴波川沿いにも見世蔵や木造店舗が点在しています。地区内には拠点施設の「ガイダンスセンター」があり、地区の紹介、観光案内、パンフレットの配布、イベントの開催を行っています。初めて訪れるなら、まずガイダンスセンターで地区の全体像をつかんでから町並みを回ると、見るべき建物を見落としません。

蔵の街の中心部だけで帰るのはもったいないと私は思います。自転車を借りているなら、嘉右衛門町まで足を延ばして、中心部とは少し違う町並みを見比べてみてください。

栃木駅から蔵の街へは徒歩約15分、車なら有料駐車場が基本

蔵の街へは、JR両毛線と東武日光線が乗り入れる栃木駅から徒歩で約15分です。駅構内には観光案内所があり、駅周辺には有料駐車場やレンタサイクルがあります。観光拠点のとちぎ蔵の街観光館は、JR両毛線栃木駅から徒歩約13分から15分の位置にあり、観光案内と土産物の販売を行っています。営業時間は9時から18時です。

電車で来る人にとっては、駅から歩いて15分の距離を自転車で短縮できるのが、レンタサイクルを使う一番の利点です。駅から徒歩約5分の自転車店で借りれば、そのまま蔵の街へ向かえます。

車で訪れる場合、蔵の街に専用の無料駐車場はありません。近隣の有料駐車場か、警察署跡地の無料駐車場(徒歩約8分)を使うことになります。蔵の街第1駐車場は、普通車30分100円との案内があります。

レンタサイクルの店舗は栃木駅の近くにあるので、自転車で回る計画なら電車で栃木駅に降りるのが素直だと私は考えています。車で来た場合は、駐車場から徒歩で回る計画を立ててください。

半日のポタリングは午前10時に動き出し、午後の早い時間に見学を終える

蔵の街の施設は16時30分前後に締め切るところが多く、遊覧船も12月から2月は最終受付が14時50分です。午前中から昼にかけて回り始めると、見学も食事も余裕をもって楽しめます。

具体的な流れの一例を挙げます。午前中に栃木駅近くで自転車を借り、まず巴波川沿いへ向かいます。遊覧船は10時から運航しているので、午前のうちに乗っておくと、その後の予定を組みやすくなります。

遊覧船を降りたら、同じ川沿いにある塚田歴史伝説館へ。館内に食堂があるので、ここで昼食をとる選択肢もあります。午後は横山郷土館の前の綱手道を自転車を押して歩き、岡田記念館で代官屋敷と翁島別邸を見学します。

そのあと油伝味噌で田楽盛合せを味わい、とちぎ山車会館と山本有三ふるさと記念館を共通入館券でまとめて回ります。余力があれば嘉右衛門町へ足を延ばし、いもフライで締めくくってから駅へ戻って自転車を返します。

この流れで費用を合計すると、レンタサイクルを4時間借りて500円、遊覧船が1,000円、塚田歴史伝説館が700円、岡田記念館の共通券が800円、山車会館と山本有三ふるさと記念館の共通入館券が550円、田楽盛合せが550円です。大人1人で4,100円となり、ここにいもフライなどの食べ歩き代が加わります。

全部の施設に入る必要はありません。見学する施設を2つか3つに絞れば、そのぶん川沿いを走る時間や食べ歩きの時間が増えます。蔵の街のポタリングは、移動が短いぶん、どこに長く居るかを自分で選べるのがいいところです。

自転車で蔵の街を巡る前に多い疑問は、借りる時間と停める場所

蔵の街のポタリングについて、出発前によく出る疑問をまとめます。

何時間借りればよいかという疑問には、3時間から4時間が目安と答えます。見どころは1.5kmほどの範囲に集まっていて走行時間は短いものの、遊覧船の約30分、施設見学、食べ歩きの時間を足すと、2時間ではやや足りません。料金は4時間でも500円です。

自転車をどこに停めればよいかという疑問もよく出ます。駐輪の場所は事前に確認し、施設の入口や狭い通りをふさがないようにしてください。自分のロードバイクで来る場合は、「自転車の駅」に指定されている蔵なびの駐輪場が使えます。盗難対策は自分で行う必要があるので、鍵は必ず持参してください。

川沿いの道を自転車で走ってよいのかという疑問には、混雑する時間帯は押して歩くのが前提と答えます。綱手道や蔵の街大通りは歩行者が多く、歩く人を優先するのがこの町を自転車で回るときの基本的な作法です。

冬でも楽しめるかという疑問については、2024年の案内では、遊覧船は12月から2月も10時から15時まで運航していました。最終受付が14時50分と早まるため、冬は遊覧船を午前中に回す計画にしてください。

子供連れや犬連れで遊覧船に乗れるかという疑問には、乗れると答えられます。子供の料金は700円、小学生未満は大人1人につき1人無料、犬は300円です。

蔵の街は午前に自転車を借り、16時30分までに見学を終えるのが基本

栃木市の蔵の街は、巴波川沿いの見どころが約1.5kmの範囲に集まった、自転車で回るのにちょうどいい町です。JR栃木駅から徒歩約5分の自転車店で、1時間まで200円、以降1時間ごとに100円増しの料金で自転車を借りられます。サイクルパークの貸出自転車は蔵の街の周遊には使えないので、借りる場所を間違えないようにしてください。

巴波川には約10万匹の鯉が泳ぎ、蔵の街遊覧船に乗れば約300mの航路を約30分かけて往復できます。舟運の始まりは元和3年(1617年)にさかのぼり、綱手道や入舟町、湊町といった地名に、川の港として栄えた時代の名残が残っています。

塚田歴史伝説館や岡田記念館などの施設は16時30分前後に締め切るため、午前中に動き出すのが基本です。油伝味噌の田楽やいもフライを食べ歩き、余裕があれば嘉右衛門町まで足を延ばしてみてください。川沿いの混雑した区間では自転車を降りて押して歩き、歩く人を優先することが、この町を気持ちよく走るための条件です。

運航時間や入館料、レンタサイクルの条件は変わることがあります。出発前に各施設や栃木市観光協会で最新の情報を確かめてから出かけてください。

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